2004年03月26日
●アホウドリの糞でできた国その4

「その3」の続き。
誰も働いたことのない国、ナウル。
その国家存亡のピンチに助け舟を出したのは豪州でした。
2001年暮れ、アメリカは「対テロ戦争」を開始。
その影響で「テロ資金の温床になる」と名指しされた
ナウルの銀行は事実上閉鎖されたのですが、
それと同時に、
アフガニスタンからは大量の難民がオーストラリアに流れこんできていました。
テロリストが混ざっているかもしれない難民達を恐れた豪政府は、亡命受入れを拒否。
ナウルに難民を送り込みました。
オーストラリアが出した資金援助の条件とは、
「難民1100人を受け入れる」ことでした。
ナウルの人口は1万人程度。
しかも軍隊はもともと存在しません。警察官も少しだけ。
不安を感じつつも、ナウルはこれを承諾します。
当初は2002年5月までの暫定措置として始めたこの難民受入れでしたが、
結果的に、そのまま継続することになります。
一度入れてしまった難民をわざわざ引き受けてくれる国など、
どこにもなかったのです。
ナウルは孤立します。
2002年夏には観光ビザの発給停止。
ナウル航空も活動をとめてしまいました。
その後、ナウルは、なし崩し的に
イラク難民1000人も受け入れることになります。
つまり国民の2割近くが「難民」です。
2003年2月。
オーストラリア政府が、「ナウルとの連絡が全くつかなくなった」と発表しました。
<まだ続きます>
Posted by tekigi1969 at 2004年03月26日 09:55
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