2005年01月24日

●普通の生活

1、絶対に気のせいなんだけど、
  カラスの鳴き声が「ミー、カラース」と聞こえたのです。
  それを聞いて逃げ出したスズメの「チュンチュン」までもが
  「ユー、カラース」に聞こえたというのはウソです。

2、「あなたはウソをつくのが上手いから小説を書いたらいい」
  と生前の景山民夫さんに勧めたのは、小説家・野坂昭如さんだそうです。
  名言だと思います。
  でも僕としては、
  景山さんはウソかホントか分からないようなエッセイを書いていた頃が一番好きでした。
  今読み返すとちょっと古くさいかもしれないけど、
  20代前半の頃の僕にはまさに「これ!」という感じだったのです。

3、晩年の景山さんは宗教とか色々あったのだけど、
  若い頃のエッセイに、環境やらエコとかについて、
   自分の周囲にゴミにあったら片付けるけど、少し離れたら無視しちゃう。
   だから「汚かったらイヤだと思う範囲」を広く考えるような自分であればいい。
  というようなことを書いていて、僕はこの考え方が好きでした。
  環境論うんぬん以前に、こういう立場ってカッコいいなと思ったのです。

4、亡くなった時のニュースを観ていたら、ご近所の人が
  「地域のゴミ掃除の時にはいつも夫婦揃って参加するような方でした」
  と言っていた。
  ある頃から景山さんの本はほとんど読まなくなっていたのだけど、
  これを聞いて何だか知らないけど泣きそうになった。

5、横浜市は4月からゴミ分別が厳しくなるみたいです。
  きっちり分けてやろうじゃねえか、と今から腕まくりして待ちかまえてます。
  カラスになんか負けないわ。

普通の生活 景山民夫 角川文庫

 
Posted by tekigi1969 at 2005年01月24日 21:18
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コメント

>絶対に気のせいなんだけど
それはきっと、カラスではなくジャニーさんだったのでしょう。

Posted by 多摩のいずみ at 2005年01月24日 22:38

昨日走行中の車に小石を落として遊んでいるカラスを見ました。
ヤツラは 夜、暗闇とともに巣に戻って にやっとしているはずだ。
靴を忘れた私は より一層、暗い気分になったのでした。

Posted by 車ノリ野郎 at 2005年01月24日 23:30

景山民夫さんといえば、『食わせろ!!』とか懐かしいですね。
詳しい描写は忘れましたけど、
「俺たちの世代は石油バンバン使ってボロボロになって死んで行くから、後はその後の世代に任せた」
みたいなコト書いてましたね。
後年の活動を見ると、やはり本心ではなかったのでしょうが、子供心には一種のダンディズムを感じました。

Posted by べろりべら at 2005年01月25日 06:00

>いずみさん
 ジャニさん用語って
 ようするにピジン英語なのだなぁ
 と今さらながら思った次第です。

>車ノリっち
 カラスの悪さよりも
 何故靴なんぞを忘れたのか
 そっちの方が気になる。
 カラスに持って行かれたのかなぁ。

>べろりべらっち
 乱暴な物言いって、気持ちいいもんね。
 学級委員みたいなことを考えつつも、
 それをどうやって言葉にするかってことかなぁ。
 でも、それが伝わるかどうかは、
 わりあい「その人の信用」の問題なのかもしれない。

Posted by 適宜更新 at 2005年01月25日 10:13
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