2005年05月19日

●ナウルの失業率

台湾との国交回復のニュース記事を読んでいて
「あれ?」と思ったことがあります。
(「ナウルって何?」という方は「ナウル共和国カテゴリー
 または拙著「アホウドリの糞でできた国」をご参照下さい)

ナウル共和国は公表されているデータが少なく
しかも発表している機関によって数値のバラツキが大きい。
例えば最新の人口についても
8000~13000ぐらいまでの幅があります。

そんななかで、
わりあい充実していて、報道などでも引用される頻度が高いのが
アメリカCIAが毎年発表する「THE WORLD FACTBOOK」。

05年度のナウルのデータも、4月に更新されたようです。
その数値に、異変が。
昨年発表されたナウルの失業率は0%(02年の調査らしい)でした。

ところが今年の数字は
「90%」!!(04年の調査と書いてあります)

わお。
2年間で0→90。
ウソみたいですが、ホントにそう書いてあります。

御存知のように、失業率というのは
「働きたいのに働くことができない」という割合のはずなのですが、
もともと働くことがほとんどなかったナウルの場合は
ちょっと事情が違うのではないか、と予想されます。
いきなり「仕事がない」と嘆いている彼らはちょっと想像しづらいですよね。

もしかすると
「国民は働くべきだ」という政府の意志を表明するために
無職の人を、みんな失業者に入れてしまったのかもしれません。
だとしたら、これはある意味「前進」だと考えることもできそうです。
それにしても、いきなりだなぁ。

なお、
CIAの統計では、
失業率が公表されている196カ国中、ナウルは最悪となっています。
(195位はリベリア、194位ジンバブエ、193位キリバス)


Posted by tekigi1969 at 2005年05月19日 09:51
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