2005年05月21日

●ナウルが台湾と国交回復(追加)

ナウル共和国が
再び台湾と国交を結んだニュース(→前回の記事)についての補足。
(「ナウルって何?」という方は「ナウル共和国カテゴリー
 または拙著「アホウドリの糞でできた国」をご参照下さい)

色々なニュース記事を総合すると、
2002年にナウルが台湾から中国へ乗り換えたのは、
アメリカGE社への借金返済のためだったようです。
この時中国政府は6000万米ドルの支援を申し出た。
当時の大統領レネ・ハリスはこれに乗ったようです。

中国としては「1つの中国」という大方針があるので、
台湾を「国家」だと認める国が少ない方がうれしい。
両者の利害が一致していたんですね。

ところが今回は
「1億3700万米ドルの経済支援をする」とも報じられていた中国を蹴って、
再び台湾と国交を回復しました。
金額は明らかではありませんが、
台湾はナウルに対し「教育、農業、漁業、観光、医療」等の分野で
支援をすることを明言しています。
たぶん、中国よりも良い条件なんでしょうね。
やるなぁ、スコッティ-大統領。

ちなみに台湾側のメリットなのですが、
これは国際機関への復帰のためだと思われます。
台湾は国連加盟を悲願にしています。

台湾は先日、WHO(世界保健機構)にオブザーバー加盟を申請しました。
これまで何度も拒否されているので、
今回はまず、
胡錦涛・中国国家主席と台湾の連戦・国民党主席が会談。
WHO加入を容認する発言を引き出したうえで、
ナウルやサントメ・プリンシペなどの国交のある国連加盟国を通じて
推薦してもらったのです。

結果は→こちら(朝日新聞の記事)

16日の一般委員会で
議事日程に入れることすら拒否されちゃいました。

加盟申請に協力したことで一応の約束は果たしたのだと思うけど、
援助のほうは大丈夫なのかなぁ。ちょっと心配です。

Posted by tekigi1969 at 2005年05月21日 10:49
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コメント

初メールです。初めてナウル共和国の事を知りました。凄いですね~アホウドリのフンで出来た国があるなんて!でもいろんな問題が山積み状態で・・・ただぼ~っと暮らすというのは長くは続かないものなんですね・・・
今、アホウドリはフンをしないのでしょうか?
おもしろかったのでブログに書いてしまいました、5年に1度しか年を取らない国についても少し書かせてもらいました~すいません・・・

Posted by horico at 2005年07月03日 20:22

>horicoさん
 はじめまして。コメントありがとうございます。
 今、アホウドリは絶滅危惧種なので
 数がとても減っているはずです。
 それに糞をしてもすぐにリン鉱石になるわけではないですしね。
 horicoさんの書かれた記事も拝見したいので、
 もしご迷惑でなければBLOGのurl教えて下さいませ。

Posted by 適宜更新 at 2005年07月04日 10:34

今日は~^^またブログ覗かせていただきました。よろしくお願いします。

Posted by ルイヴィトン 公式 at 2013年07月04日 17:51
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