2005年07月31日

●英国同時テロとナウル

ロンドンで起きたテロの影響が
ナウル共和国にも届いているようです。
(「ナウルって何?」という方は
 このBLOGの「ナウル共和国カテゴリー」の過去記事
 または拙著「アホウドリの糞でできた国」をご参照下さい)

ナウル共和国は
かつて資金難を補うために
数百に及ぶオフショア銀行を開設したことがありました。

当然のごとく、
これらの銀行は世界中の
怪しげな資金の逃げ道になってしまい、
アメリカで起こった9・11テロのあとに
国際的非難を浴びて閉鎖されたのです。

現在、ナウルには
国内取引を行うナショナルバンクが1つあるのみ。

ところが、実際には
かつて作られた口座や金融免許を保持する会社や組織が
まだ存在しているor活動できる状況になっているみたい。
少なくとも先進国はそう考えているので、
OECDのブラックリストにはいまだに載ったままなのです。

てなわけで、
今回のロンドンのテロのあと、
ナイジェリア、ミャンマー、ナウルの3カ国は
「とっとと金融システムをなんとかせんかい」
と突っつかれているようです。
世界銀行やIMFもこの問題を議題にする見通し。

「テロ資金の温床」というレッテルを早く剥がさないと
経済支援もままならない感じですね。

参考記事
 →「Nauru Faces Crackdown On Terror Finances
 (ヤフーオーストラリアのニュース記事。英文)など

Posted by tekigi1969 at 2005年07月31日 17:16
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コメント

ナウルと言えば、8月3日の午前に、来日中のスコッティ・ナウル大統領と、小泉首相が首脳会談をやったようです。
11時4分から42分間も会っていたらしいので、結構いろいろ話してたんじゃないかと。

そして、今日(8/4)、ナウルへの無償資金協力が決まったようです。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/17/rls_0804b.html

これでナウルも少しは楽になるかなあ??

Posted by k-1 at 2005年08月04日 19:25

>k-1さん
 はじめまして。コメントありがとうございます。
 ホントですね。
 教えてもらうまで、気づいていませんでした。
 1億ですぐに楽になるのは難しそうですが
 頑張って欲しいと思います。
 援助が多ければ良い、
 というわけでもなさそうな状況ですしね。

 

Posted by 適宜更新 at 2005年08月06日 14:29
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