2005年08月16日

●第2のナウル?

ニウエという太平洋に浮かぶ島があります。
場所はオーストラリアの東側。トンガのすぐ近く。

日本政府は国家として認めていませんが、
ニュージーランド領の自治区なので、首相も内閣もある。
ある種の国として機能している地域です。

外務省ホームページによると(→こちら
人口は1,788人(2001年国勢調査)。
主要産業は農業、観光業で、
ニュージーランド在住ニウエ人からの送金によって
貿易赤字を補填しているという小国です。

昨日、このローカルな国から
世界に向けて大きなニュースが報じられました。
(→「Niue could hold massive uranium deposit」英文です)

なんと
ニウエの地下に
世界最大規模のウラン鉱床が眠っている可能性が
指摘されたのです。

詳しい調査はまだこれからのようですが、
オーストラリアを中心に
早くも採掘権を巡る争いが始まっているようです。

産業のない太平洋の小島に突如出現した宝の山。
まるで、100年前のナウルみたい。
(「ナウルって何?」という方は
 このBLOGの「ナウル共和国カテゴリー」の過去記事
 または拙著「アホウドリの糞でできた国」をご参照下さい)

オーストラリア周辺のニュース記事でも、
「上手く運営しないとナウルの二の舞になる」
と警告されています。
これから注目していきたいと思います。

ちなみに
ナウル共和国の現状については、
アデアン大統領補佐兼外務・内務・金融相兼関税担当相が
共同通信のインタビューに答えています。
(→「財政難続き、給料払えず ナウル閣僚が窮状語る」)

アホウドリの糞でできた国
古田 靖文 / 寄藤 文平絵
アスペクト (2005.1)
通常2??3日以内に発送します。



Posted by tekigi1969 at 2005年08月16日 10:32
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コメント

レアメタルの南太平洋州は近年注目され、日本の政府関係の金属鉱業事業団(MMAJ)が1990年代からこれらの深海底レアメタルの開発調査を続けてきております。マンガンノジュールに代表されるような稀少金属の深海底の開発は米仏日などが調査を終えており、フィジーからニウエまでの深海底なども日本の調査船は南太平洋州国際機関SOPACなどに政府開発援助専門家派遣という形で進められています

Posted by 大阪 at 2006年12月11日 18:15

>大阪さん
 はじめまして。コメントありがとうございます。
 南太平洋州は
 レアメタル分野でも有望視されていたんですね。
 いろいろ調べてみます。ありがとうございました。

Posted by 適宜更新 at 2006年12月19日 18:16
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