2006年04月03日

●力士と主婦

1、力士の取材をおこなうときは、
  たいがい朝のけいこが終わったタイミングで
  相撲部屋にうかがうことが多い。
  だいたい午前10時くらい。

2、力士は朝6時からけいこをして
  10時~11時に終了。
  それから風呂に入って、ちゃんこを食べる。
  んで、昼寝というスケジュール。
  風呂、食事は番付上位の力士優先。
  これは角界の鉄則。

3、僕らが話を聞くのは
  たいがい幕内力士。
  だから、インタビューをしているあいだ、
  下位の力士たちが
  風呂、食事をガマンして待っている場合がけっこうある。

4、以前、ある関取に話を聞いていたとき。
  話がはずみ、30分を超えた。
 「すいません。若い衆が待っているんで、
  先に風呂に入っちゃっていいですか」
  続きはお風呂の後にしたい、という。
  こちらに異存はない。
 「もちろん。お待ちしています」
 「じゃあ、上の部屋で待っていてください」

5、付き人さんに案内されて、上の部屋へ。
  そこは、若手力士がくつろぐ大きな和室でした。
  みな風呂の順番を待っているので
  もちろん、まわし姿です。

6、テレビが1台あって、
  「こたえてちょーだい!」が流れています。
  (ちなみにこんな番組です→こちら

7、10代、20代の若きお相撲さんたち20数名が、
  みなストレッチをしたり、
  ダンベルを上下させながら
  ほぼ無言で、テレビに見入っていました。

8、朝の激しいけいこを終え
  ちゃんこを待ちながら、主婦向け番組をみる力士たちの後ろ姿。
  不思議な光景でした。

9、信心深いおばあちゃんだったら、
  あのシーンをみて、
  きっと手を合わせるような気がします。

Posted by tekigi1969 at 2006年04月03日 09:28
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