2006年11月15日

●アンパン話3つ

<その1>
10年くらい前。財布のなかに10円しか入っていない状態で1週間過ごしたことがあって、その時「猛烈に食いたい!」と思ったのは何故かアンパンだった、という逸話は僕の周囲ではわりに有名な話なのですが、御存知でしょうか。そうですか。雑炊と白菜で食べつないで、ようやく臨時収入があったときには、ずっと吸えなかったタバコより、まずアンパンを買ったのでした。もう、べらぼうにうまかったです。

<その2>
「アンパンマンはどうしてドラえもんみたいに海外で人気が出ないんだろう」
「アンパンがないからじゃない?」
「あ、そっか」
「でも、海外にもアンパンマンキャラのグッズは結構あるって聞いたよ」
「へえ、じゃあ、人気あるのかも」
「中身はなんだと思ってるんだろうね」
「どうだろう。キャビアだったらイヤだな」
「でも日本の子どもも中身気にして観てるわけじゃないよね」
「うんうん、中身はなんでもアンパンマンはアンパンマンか」
「よくわかんないけど、そんな気がするね。キャビアはイヤだけど」

<その3>
うちのご近所の某おじさんは、ときどき道路脇の縁石に座っている。足があんまりよくないみたい。それでもよく歩いている。疲れたら、休む。たまに、アンパンを食べている。タバコをゆっくり吸っていることもある。すごくうまそうに食べるし、吸う。見かけたときは、挨拶するんだけど、そのとき、いつも恥ずかしげな笑みを浮かべている。なんでだろう。あるときちらっと教えてくれた。あんまり甘いモノは家では食べちゃいけないことになっているらしい。だから、こゆときにこそっと食べるとのこと。あんまり正しいことじゃないんだろうけど、すごく楽しみにしているみたいだから、まあいいんじゃないかな。それに「こそっと」といっても、それはおじさんの自宅のほんとにすぐそばだから、たぶん、家族も見て見ぬふりをしているんだと思う。こういう緩さはすごく好きです。

 
 つぶあんぱん

Posted by tekigi1969 at 2006年11月15日 23:08
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コメント

CB’ns prototyp heter också Chess…

Posted by air max femme pas cher at 2013年12月06日 08:53
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