2007年11月30日
●ご飯をよそおう
どういうわけか最近「ご飯、よそおうか?」
と言おうとすると
「ご飯、よそおおうか?」になってしまいます。
よそう→よそおう、となってるわけだから
漢字で書くと
「ご飯を装う」で
これでは、ご飯の格好をしなくちゃいけない。
我が家ではこれを
「かみおおおかの呪い」と呼んでいます。
おおおばの呪いでも可。
2007年11月29日
●さむい一日
今日の横須賀はくもり、ときどき小雨ぱらぱら。最低気温と最高気温がほとんど違わない一日でした。気温がどーんと低くなるより、こういうメリハリのない気候のほうが「さむい」という感じがします。灯油も今年は高いから、できる限りの厚着で家に閉じこもって仕事の下調べ。フリース、セーター重ね着して、まんまると着ぶくれ。テレビをつけたら、BSで将棋の竜王戦の中継をやっていました。渡辺竜王の3勝1敗で迎えた第5局。詳しい局面はちっとも分からないけど、おもしろい。とくに対局室の様子を観るのが好きです。いつも思うんだけど、まるまる二日間かけてたった1局の将棋を指し続けるってのは、それだけでもドエライコトですよ。短気なぼくには絶対にマネできない。そもそも「次の一手をどうすべきか」を決めるために、1時間も2時間もじっと無言でひとり考え続けるなんていうコマンドは、ぼくにはありえない。あってもきっと使わない。夕方からの中継では、解説の山崎隆之七段の指摘した手がスバリと当たって、会場から拍手を浴びていました。そのときの山崎さんのうれしそうな表情とはしゃいだ調子がかわいかった。山崎七段は、メガネ文系男子好きにはたまらないキャラなのではないでしょか。(参考→こんな感じ)この放送は午後6時までだったんだけど、本当の攻防はまだこれからという感じみたい。天才同士の戦いは、おそらく深夜まで続くのでしょう。
午後4時を過ぎると外はもう暗い。ストーブ着火。今年は灯油泥棒が出ているらしいです。10年くらい前の米不足のときに似てる。あのときに安く入ってきたタイ米をチャーハンにするのが好きでした。今回も、タイ灯油とかあればいいのに。ほんのりナムプラーの香りがしても、ぼくは嫌じゃない。ストーブ臭を肴にパクチーもりもりほおばっちゃう。そういや、タイといえば、野球五輪代表チーム監督は、エモやんなんですね。江本孟紀さん。日本は星野監督で、コーチが田淵さん。なんだか予選第一戦は、子どものころみた中日-阪神戦みたいな顔合わせだなあ。関係ないけど、こないだ京都行きの電車内で読んだ山際 淳司「 男たちのゲームセット-巨人・阪神激闘記」はものすごくおもしろかった。「プロ野球っておもしろいよね」と100万回言われたような、いい気分になりました。あんなルポがいつか書きたい。冷蔵庫の野菜が少なめだったので、庭に出て小松菜を4株ほど収穫しました。木枯らしの音がするなか、ホッホッとスリッパつっかけて、でかいやつを選んで、ハサミでチョキンと切って、速攻でストーブの前に帰還。葉っぱは虫食いでちょっと悲惨な感じだけれど、茎はしっかりしているし、きっとそこそこウマイはず。こいつは、寒くなるほど甘くなるから、残りの株たちには吹きっさらしでもっともっとがんばってもらおう。12月になったら雑煮に入れて、ぼくはあったまる。着ぶくれしながら、ストーブ前で、そんなことをもくろんでます。

(↑茎が太いってことは、しっかり育っているということ。たぶんだけど)
2007年11月28日
●最近のお仕事、京都土産
1、こないだ「執筆協力」というかたちでお手伝いさせてもらった単行本が出ました。
会計の入門書です。「面白いほどよくわかる」シリーズ。
ご興味のある方、おられましたら、よろしくお願いします。
(↑amazonの商品リンクです。)
2、昨日は日帰りで京都まで行ってきました。映像クリエイターさんのインタビュー取材。すごく興味深い話がたくさん聞けました。何気なくつかっていたデジカメの見方が、これからちょっと変わりそう。せっかくの機会なので、お土産代わりに「アホウドリの糞でできた国」を置いてきちゃいました。楽しんでもらえるといいな。帰るとき「ふたばの豆餅食べていくつもりです」とお話したら、「近くに有名な油屋さんがありますよ」と行き方を教えてもらいました。行ってみたら、あの有名な山中油店がどーん。

3、さすがは創業200年の風格。でも威圧感はなくて、独りでも気楽に入れる雰囲気がうれしい。ブリキ製の縦にぐるぐるまわる商品ディスプレイに目を奪われつつ、なかへ。オリーブオイルがずらっと並んでいて、それぞれ味見ができるように少しずつ皿に盛ってある。お店の方が、ちぎったフランスパンの入ったビンを出してくれて、お好きなものを探してくださいね、とのこと。どれもうめえ。でもどうせなら、ここの油が欲しいところ。その場の思いつきで「オリーブオイル以外で、生のままでもサラダとかにつかえる油はないですか」と聞いてみた。勧めてもらったのが、ここで作っているゴマ油と落花生油。それぞれ舐めさせてもらって、即、買うことを決めたのは「玉締しぼり胡麻油」でした。めちゃくちゃうまい。

4、説明書きによると、摩擦熱をかけないように1時間かけて圧搾し、そのあと2日間かけて和紙で濾したゴマ油とのこと。フランスパンにもあいそうだし、サラダ、豆腐なんかもいいな。そんなことを言ったら、お店の方に「焼いたお餅にしょう油と一緒にかけてもおいしいんですよ」と教わりました。ぬぬぬ。それはぜひやってみよう。あと、ぶりの照り焼き、卵焼きとかの風味を増すのにも使えるそうです。「ここぞ!」というときのとっておき調味料になる予感。大切につかいます。
2007年11月26日
●怪力、京都、ワリバシ、小松、渋谷、鍋
1、昨日「魁皇の現役最後の土俵も、不戦敗になっちゃいました」なんて書いたけど、あれはどうやら誤報だったようで、魁皇さんは来年も現役続行とのこと。失礼しました。「怪力」と呼ばれたあの豪快な相撲をもう一度見せてもらいたい。2、急遽京都まで取材に行くことになりました。明日。南禅寺の紅葉みたいとこだけど、残念ながら日帰り。その準備で〆切を前倒して、午前中に書きました。午後は取材に備えて資料読み。時々気分転換に、ワリバシ持って庭に出る。

3、なんでか、というと、↑これのため。小松菜がけっこう虫に食われちゃっているのです。じっと見ていると、ニョロリとした小さな緑の生き物がもぐもぐやっている。一時は全滅寸前まで行ったので、申し訳ないけど、見つけ次第やっつけることにしました。こまめに退治していたら、だいぶん良くなった。プチッとやると、緑色。谷崎潤一郎さんの小説の登場人物だったら、このままちゅるっと食ったりしそう。きっと小松菜風味でうまいんだろな。でも、そこまではしません。できません。想像するだけ。

4、↑小松菜第2弾の畝。こちらは小さいうちからこまめに虫チェックするつもり。
5、そうそう。
今度の土曜深夜に、渋谷駅そばで、またミニイベントやります。
場所はいつものlazy workers bar
12月1日(土)22時~翌朝5時で、入場料はなし。
(お酒だけはショットで各自注文してください)
いろんなジャンルのDJが曲をかけてくれるなか、
鍋(または芋煮)をやろうと、もくろんでおります。
興味のある方、お時間のある方は
ふらりと覗きに来てくださいね。食材差し入れ歓迎。ぼくは朝までいます。
2007年11月25日
●大相撲九州場所
1、大相撲九州場所は今日、千秋楽。優勝争いの行方については、千代大海が休場(昨日の対白鵬戦で右ひじを痛めた模様)してしまったので、取り組み前に白鵬優勝が決まってしまいました。これはちと残念。魁皇の現役最後の土俵も、不戦敗になっちゃいましたしね。それでも、昨日まではものすごくおもしろい場所になっていたと思います。2、ぼくはどっちかというと「圧倒的に強い人・チーム」が活躍するのが見たいタイプなので、朝青龍は好きなのです。でも、盛り上がるにはやっぱしライバルが必要。ここ数年はそこが不在だった気がします。白鵬ぐらいだったんじゃないかしらん。
3、でも、この半年ぐらいで、優勝を狙えて、しかもこれからもっと強くなりそうな若い力士がたくさん出てきました。琴奨菊、豪栄道は三役で10勝できる可能性を感じるし、大関だって夢ではなさそう。とくに新鋭・豪栄道はあのふてぶてしい表情が、大器を予感させます。昨日直接対決があった安馬と把瑠都もこれからが楽しみ。ワザの安馬とパワーの把瑠都、どっちも応援のしがいがある。あとは、稀勢の里、安美錦あたりも要注目になりそうな感じ。「誰のファン?」と聞かれて「安美錦」と答えると、クロウトっぽい感じがします。それと、奮起したベテラン千代大海が来年どんな相撲を見せるかにも期待しています。彼はこれで終わる器じゃなかったはずだもの。
4、でも、正直いって、朝青龍不在の場所がこんなに盛り上がるとは思わなかったです。ちゃんと戻ってこれても、けいこをしっかりしたとしても、初場所は以前と同じようには勝てないと思いますよー。その上で、「強い横綱」ってのを見せて欲しい。
5、あと、個人的にはインタビューで「いつも相手をぶっ殺してやるくらいの気持ちでやってますよ」とニコニコ話してくれた豪風さん、30代半ばにして「相撲のスの字がようやく分かってきた」と言っていた北桜さん、ケガで一気に番付落としてから再び上ってきている若の里さんにはもう一花、大きなのを咲かせて欲しいな、と思います。最近お客さん少ないみたいだから、初場所は当日券狙いで両国行こうかな。生の相撲は、ぶつかる瞬間のものすごい音が聞けるんです。イス席でも空いていれば、けっこういい場所で見れたりするんですよ。
2007年11月24日
●去年、おととし、さきおととし
1、今日は投資信託についての原稿を書いていました。明日は野球の記事書いて、来週はアーティストさんのインタビューとサッカー関係の仕事のお手伝いをする予定。我ながら、いろんなことやってるなあとびっくりしたり、途方に暮れたりしていますよ。去年の今ごろって何してたんだっけな。2、そんなときにBLOGは便利です。去年の今ごろは、まだ横浜に住んでいて、引越し先を探していたのでした。いま住んでいる家を最初に見たのは、11月20日。翌日のBLOGに「かなり心が動いたのは事実だけど、10軒ほど見ただけで即決していいのだろうかとも思うわけです。脳内のナニカが「慎重に、慎重に」と僕に告げている。」とかなんとかそれっぽいこと書いている。結局そこに決めちゃうんだから、YOU、とっとと決断しちゃいなよ、と言ってやりたくなりました。
3、一昨年の11月23日はメタルテープについて、なにやら書いている。(2005年11月23日の記事→こちら)2004年は、ナウル本の本文をちょうど書き終わったところだったみたい。(2004年11月23日の記事→こちら)
4、んでもって今年は、原稿書きの合間に、youtube動画をいろいろあさって、お気に入り登録しまくっていました。どうしても懐かしい映像が見たくなるのは寒さのせいか、年齢のせいか、気のせいか。世代・趣味の違うひとにはまったくおもしろくないだろけど、けっこう熱心に検索しては集めてます。ご興味ある方は、ぼくのチャンネル(→こちら)をご参照下さい。右下の方にある「お気に入り」から見られると思いますよ。個人的には、ゴダールのこれ、モノクロームセットのこれ、くじらのライブなあれを見られたのがうれしかった。てなわけで、今年も勤労に感謝したりされたりはしませんでした。来年こそはしよう。
5、あ、相撲について書こうと思っていたのに、もう夕飯の時間だ。また明日書きます。お客さん少ないみたいだけど、今場所は見どころ多くておもしろいっすよ。
2007年11月23日
●ひりひり、ぴりり、じーん、じゃーん
1、風邪だいたい治りました。鼻がヒリヒリします。鼻のかみ過ぎはもちろんだけど、理由はそれだけじゃあありません。冬になって空気が乾燥しているせい、年を食って肌が荒れやすくなったせい、それともうひとつ。荒れちゃった鼻のまわりに潤いを与えようと、なんちゃらクリームを塗ったのがいけなかった。その直前、トウガラシを指でちぎったのでありますよ、自分は。押忍。ごく普通のタカノツメの苗を、庭で育てて干したやつ。ひどく辛い。うまい。あれって包丁で刻むより、手でちぎったほうが、辛味が強く出ますよね。表面積の関係でしょか。そんなわけで、昼食の雑炊はピリリとおいしかったんだけど、鼻のまわりが、ヒリヒリとなった。洗剤で洗っても、まだ指にはカプサイシンの匂い。これじゃ、まだまだほじれやしないさ鼻くそも。2、我が家は海に近いので、夏場は湿気がすごいのです。カビも出やすい。だから、毎日のように大量の洗濯物を干している家が多い。とくに某さん宅は少々の曇りでもかまわずどっさりと干す。雨が降ったら即、撤収。でもそんなことには滅多にならず、夕方までに雨が降るかどうかをギリギリの線で見極めているっぽい。かなりの天気読みとみた。うちでは、こっそり「洗濯達人」と呼んでます。その達人が、なぜかここ数日何も干していない。「晴天続きで、さすがの洗濯達人も干すものがなくなったか」と話していたら、昨日、アジが干してありました。さすがだ。よく分からんけど、じーんと来ました。
3、ぼくの大好きなバンド、MY BLOODY VALENTINEが16年ぶりのライブ開催を告知したようです。活動再開もウワサされているのだとか。(参照→こちらの記事)でも、1stアルバムから2ndまでのときも何度も告知が出ては流れ、その後も16年間「活動再開」「アルバムが出そう」「こんどのロックフェスに出る」といわれ続けながら、全部消えてしまったのでした。てなわけで、まだ油断禁物。それに彼らの本領はライブでなく、徹底的に作りこんだアルバムだと思っているので、それが出るまでは安心しません。でも、もう二度と聴けないと思っていた彼らの新作がもし出たら、うれしいなあ。前作「LOVELESS」も16年経った今でもちっとも古くなっていないから、もし次があれば、また20年は聴き続けると思う。期待しないで、待ってまっせ、Kevinさん。
2007年11月22日
●棒倒し動画追加
1、先日アップした防衛大学の棒倒し動画がyoutubeのおすすめ動画に選ばれたみたい。
てなわけで、ついでに
もうひとつ撮った棒倒しの動画も上げておきます。
2、デジカメで撮った短いものなので
何が起こっているのか分からないかも。すみません。
3、なお、防衛大学訪問記事は
その1、その2、その3、その4にあります。
念のため。
4、初めて行った防衛大は
すごく近所にあるのに、これまで見たことのない異国のような空間でした。
来年は、パラシュート降下と訓練展示も見たい。
2007年11月21日
●晴れて、風邪ひき、庭いじり
1、晴れ。日が照ると、わりに暖かいです。でも風邪で体調がイマイチなので、
基本、自宅待機。ちょっとだけ庭いじり。

2、↑は、かいわれダイコン。
てか、先日種をまいた三浦ダイコンです。
ここから徐々に間引いた分を、かいわれとして食べて
最後に1株立てにして、ダイコンに育てる予定。
3、↓はブロッコリーとカリフラワーの掛け合わせ品種。
種の袋には「珊瑚礁花野菜」と書いてあったけど、
ネットでみると色々な呼び名があるようです。

4、この野菜も、種から育てて、
少しずつ間引いて1株ずつ、2箇所に植えた。はず。
ところが、もう一箇所はいつの間にか、
↓こんな風になってた!

5、これはオニタビラコだかなんだか、とにかく雑草。
知らんうちにすりかわったみたいに、
ある日見たら違ってた。
どこで間引き間違ったのだろう。悔しいなあ。
6、最後は、野菜じゃなくて、梅。
頂いたときに「竜昇梅」と聞いたけど、
正体は不明。
ドラゴンズ日本一を記念してか、元気に根付いてくれました。

2007年11月20日
●土日のわたくし
1、土日は来客。3名様ご宿泊。とくにイベントもないので、案内がてら近所を散策。土曜に行ったのは、燈明堂。西浦賀側の岬の突端にある江戸時代の灯台跡です。
2、このあたりは古くは処刑場でもあったらしい。ってことは、ここにモノを流すと太平洋の外に出て行くのかな。浦賀湾を挟んだ反対側にある観音崎は、いろんなモノが打ち上げられると聞いたことがある。もしかして、ここで処刑しても、向こうに流れてただけじゃないかしらん。いや、さすがにそれは気づくか。まあ、いいや。ちなみにこの辺は東京湾の出口付近なので、水もけっこうきれいなんです。

3、夜はいつものお店でお刺身を注文。受け取りに行ったときに「寒くなったし、魚も変わったんでしょうね」といったら「魚は変わらねえよ。脂のノッてる魚が違ってくるんだよ」と大将にぴしゃり。ああ、そうか。そういうなのか。いちいち勉強になるなあ。季節によって、脂のカタマリが、いろんな種類の魚の体内をふわふわ、浮遊霊のように移動していくイメージでアタマに焼き付けておこう。こうすると覚えやすい。んで、その日の魚市場で「ノッてるな」と大将が選んだのが、ホウボウ、メジナ、アンコウ肝などなどでした。いやあ、うまい。とくにホウボウは最高。身だけじゃなく、肝もすごかった。噛みしめるとうまみがどわあ。(写真はホウボウです。わきにエビちゃん)

4、それまでビール飲んでたんだけど、ホウボウ肝を口に含んだ瞬間「いかん、これは日本酒じゃ」とみんなで大慌て。おいしい生酒買っておいてよかった。刺身はやっぱし日本酒ですね。次は、自家製おでんを、お土産にもらったボジョレーで。「今年の出来は」とかいえるほど、毎年確認していないんだけど、この日頂いたやつは、わりと甘口でしっかりしてて、とてもおいしかった。このあと、ぼくはひとりで焼酎飲んだり、ビールに戻ったりと飲み散らかしたのはナイショです。

しぼりたて生酒【山形】三百年の掟やぶり本醸造無ろか槽前原酒 720ml
(↑この日飲んだ日本酒。けっこう気に入っています。
うまくて、安い。楽天市場の商品リンクです)
5、日曜のお昼。ホウボウ、メジナのアラでダシをとった潮汁を作ってもらいました。うまい。奥さんいわく「これをやるとしばらくキッチンが海辺の民宿の匂いになる」らしいけど、このうまさには勝てないですわい。民宿上等味。何はともあれ、みんなでわいわい飲むのは楽しいですなあ。久しぶりにのんびりたっぷり飲んだせいか、風邪をひいちゃいました。花水、瀬木がとばりばせん。早いこと治さねば。

2007年11月19日
●防衛大学開校祭に行きましたその4
「防衛大学開校祭に行きましたその3」の続き。1、いよいよ、号令がかかります。
防衛大学の伝統競技「棒倒し」のスタートです。
デジカメで撮った短い動画をアップしておきます。
ちょっと遠めからだけど、雰囲気だけでも伝わるかな。
2、数十人の精鋭が一気に突っ込んでくる。歓声あげて。
防御側からすると、
相当の恐怖じゃないかなあ。

3、基本的に、攻撃側はスクラムを組んで、
防御外側にいる人々を引き剥がしていくようです。
それとは別に中央目指して飛び込んでいく人もいる。
この辺が特攻だとか、遊撃にあたるのだと思います。
外でヒョロヒョロと不思議な動きをしていた防御が、
もしかしたらイージスかもしれない。

4、殴ったり、蹴ったりは、ぜんぜんOKな様子。
外側でも内側でもけっこう壮絶な状況になってます。
鍛えてるからできることなんでしょうね。
棒の上に乗っている人が引きおろされていきます。
これでもなかなか棒は倒れない。

5、攻撃側が
制空権ってか、
棒の上を支配すれば、だいだい勝負がつくようです。
どちらかの陣営の棒が30度以下まで倒れたところで、終了。
6、想像以上に激しかったけど、
古くからある荒っぽい神事だとか、奉納相撲みたいな雰囲気で
いいものみたなあ、と思いました。
終わった後の選手たちのシャツは破けまくりでボロボロ。
優勝した大隊がやっている模擬店では
「優勝焼きそば、おいしいよー!」と
みんな笑顔で呼び込みをやっていました。
2007年11月17日
●防衛大学開校祭に行きましたその3
「防衛大学開校祭に行きましたその2」の続き。1、防衛大学の開校祭では
パラシュート部のパラシュート降下とか
陸上自衛隊が協力する訓練展示など
いろんなイベントがおこなわれるのですが、
メインは「棒倒し」です。
2、防衛大には、
カッター競技(春)、棒倒し競技(秋)、断郊競技(年末)という
海軍兵学校時代から続く伝統的な競技(三大競技)があります。
いずれも4個の大隊による対抗戦。
勝利した大隊を示す看板も展示されていました。
1年間、学生舎玄関に掲げるんだとおもいます。
3、グラウンドに向かうと、
脇にはすでに出場選手が集まっていました。
各大隊150名ずつです。約半分が防御で半分が攻撃という感じ。

4、かなりラフな格好をしているのはケガを防ぐため。
とくに防御側(白シャツ)は危険なので
わざとシャツに切れ目を入れているのだとか。

5、対戦する大隊がグラウンドに集まって
150名ずつ、向かい合う。
人数確認のために号令をかけて、
審判らしき人が、全員の手のひらを確認してまわる。
「武器とか持っていないかチェックしてるのかな」と思ったんだけど、
ネットで調べたところによると「爪の長さを確認している」とのこと。なるほど。
6、んでもって、位置に付きます。
「棒」のまわりに防御が集まって輪を作る。
一番外側の壁にあたるひとびとが手を上げる。

7、棒のてっぺんに一人が登って、
その下に数人が上がる。

8、この形はどこの大隊もほぼ同じに見えました。
この間に、攻撃陣も突入するための隊形を組みます。
9、見ているだけでは分からなかったけど、
実際には、ものすごく高度な作戦・役割分担があるようです。
wikipediaの「棒倒し」項目(リンク先下の方にあります)によれば、
彼らは特攻、遊撃、スクラム、イージスなどに分かれているとのこと。
しかも、他大隊の練習情報を収集する部隊まで編成されるんだって。
さすがだ。
10、何はともあれ、これで準備は終わり。
いよいよスタートです。
(続きます)
2007年11月16日
●小春日和の週末日記
1、昨日は朝から夕方まで原稿書いて、夜は渋谷でお酒飲み。生まれてはじめて「牛角」行きました。
レジまわりに藤川球児カードとかがあって見ていたら
「プロ野球好きなんですか?」と店員さん。
「うん。でもドラゴンズファンなんすよ」
「あ、ぼくも中日ファンですよ、また来てください。話しましょう」と言われました。
営業トークだったのかしらん。でも、また行くかも。
2、22時30分にお店を出たら、電話があって、
午後に送ってあった原稿の全面修正が決定。
しかも明朝9時までに完了せねばならないとのこと。
慌てて横須賀に戻って、午前6時までに仕上げました。
仕事で徹夜するのって、一年に1度、2度だと思う。
なんとなく「はたらいてるう」ってな感じがあって、たまにはいいですね。
でも、眠い。
3、んで、昼前まで寝て、土日のお客さん準備をちょろちょろ。
「寒いね」ってなことで、ストーブも出しました。
アラジンの魔法でもなんでもないストーブ。
灯油買いに行ったら、1692円。原油高って本当なのね。
こゆ部分にこそ、デカップリングとやら、していただきたいわい。ムリか。

4、知人にもらった消臭用の微生物細菌の名前が
「パチルス」ではなく「バチルス」だと判明。
「撥音」と「濁音」って、PC画面だと区別つかないこと多くないですか。
web3.1くらいまでには、このへん解消していただきたく存じます。
5、あ。「防衛大学開校祭に行きましたその3」書くの忘れてた。
後日、やります。
ひとまず、お土産に買った、防衛大学ライター画像を。

2007年11月15日
●〆切でした
1、今日は〆切だったので、朝から、もりもり原稿書きに明け暮れておりました。
昨日「明日15時までに送ります」と宣言して、
14時45分に全部終わりました。よかった。
今夜はちと飲んできます。
2、「防衛大学開校祭に行きましたその3」は、後日改めて書きます。
3、写真は、防衛大内のコンビニで買った自衛隊手帳。
シンプルでコンパクト。なんとなく丈夫そう。
08年はこれでいきます。

2007年11月13日
●防衛大学開校祭に行きましたその2
「防衛大学開校祭に行きましたその1」の続き。1、防衛大学の学生は
4つの大隊に分かれて生活しているのだそうです。
それぞれに学生寮があって、この日は建物も自由に出入りができました。

↑
一大隊の学生舎。ふだんはもっと簡素なんでしょうね。

↑
それぞれの大隊ごとの旗もあるみたい。
これは三大隊の旗。
2、1個大隊は4個の中隊に分かれていて、
1個中隊は3個の小隊で編成。
ちなみに1個小隊は約40名だと、公式ホームページに書いてありました。
3、防衛大学といえば、やっぱり制服。
ものすごい短ランで、背筋を伸ばしてキビキビ歩いているから
横須賀の町でも彼らはとても目立ちます。
旧海軍兵学校と学習院の制服のデザインがモチーフになっているのだとか。
軍隊フェチの友だちKちゃんは
こちらに遊び来るたび、きゃあきゃあ言っていました。

↑
女子学生も男子とほぼ同じ制服のようです。

↑
教官ももちろん制服です。軍服と同じなのかもしれません。
4、構内を歩いていると、家族そろって歩いている学生がなんでか多い。
「あ、そうか」と気づいたんだけど、
全寮制で暮らす彼らにとって、
この日は、家族に校内を案内できる数少ない機会なのでした。
なかには彼女らしき女の子に
「○月になると戦闘機に乗れるんだ」なんて話している声も聞こえましたよ。

↑
食堂近くで見かけた張り紙。
(たぶん、続きます)
2007年11月12日
●防衛大学開校祭に行きましたその1
1、日曜日に防衛大学の開校祭に行ってきました。そんなに遠くないはずなんだけど、
あまり行くことのない場所(山の上。しかも交通の便はバスのみ)にあるので、
これまでは、通りがかったことすらなかったのです。
2、googleマップでみると、
↓ここいらへん。
拡大地図を表示
3、自転車でGO。
どのルートをつかっても、長い坂道を登ることになるみたい。
ギアを下げてもぼくには登り切れませんでした。
けっきょく、手で引いて、ひいこら、はあはあ、目指します。
下からはまったく建物すら見えません。標識もなかった。

4、高台の頂上到着。
たしかにありました。防衛大学校。
きれいで、すごくシンプル。人は多いのにすごく静か。
立て看板がほとんどない以外は、ごく普通の大学という感じ。

5、でも一歩入ると、やっぱり違う。
校舎の脇には、戦車や戦闘機の展示が。


6、学生や教官は、みな背筋を伸ばして歩いています。
この日はお祭だったけど、空気はどこかぴんとしてる。
ここは、いわゆる「士官学校」なのでした。
場違いなところに迷い込んだ外国人のような気持ちになりつつ、
ぼくもできる限り、背筋伸ばして、見学しました。
(たぶん、続きます)
2007年11月11日
●中日ドラゴンズ、アジアNo1!
中日ドラゴンズが、アジアシリーズ制覇しました!決勝戦。先制されたものの、逆転し、7回まで5-3。ところが8回裏に岡本が、2アウトランナーなしから、突然乱れて、でっかい2ランを被弾。同点。シーズンでもときどき発生する岡本劇場(劇場版岡本)が「ここ出るか」とびっくりしたけど、次の鈴木くねくね(投げ方がくねくねしてるから)が追加点を許さず。最後の最後までもつれた試合も、9回表の井端タイムリーで勝ち越し。このときは、スタンドの応援団もすごかった。チャンステーマである「狙い撃ち」と「川又のテーマ」をワンフレーズごとに交互に熱唱。こんな応援はこれまで見た記憶がないです。自宅でラジオ(テレビは最後まで放映かと思ったら、9回表途中で終わっちゃった)を聴きながら、熱唱してたら、声枯れちゃいました。
6-5になれば、9回裏に守護神・岩瀬が出てこられる。これはぜひ映像で観たかったけど、地上波はなし。韓国のネット中継も重かったせいかつながらず。でも、3人できっちりと終えて、アジア制覇!を耳で確認しました。ひさしぶりに「しびれる試合」を堪能できました。
まだ日本代表の合宿・予選が残っている選手もいるんだけど、FAとか気になることもいっぱいあるけど、それでも、ともかく、中日ドラゴンズには、今年一年ほんとうに楽しませてもらいました。ありがとうございます。来年も11月まで試合観られるといいなあ。わっしょい!ばんざい、ドラゴンズ!
●野球に相撲に防衛大にラーメンに
1、今夜はアジアシリーズ2007決勝。中日ドラゴンズ対SKワイバーンズです。竜VS飛竜。ドラゴンズの調子がイマイチなのかもしれないけれど、どうにもSKが強そうです。でも今日はぜひとも勝って、今シーズンを締めくくって欲しい。いま、ラジオで聴いてます。18時45分から、地上波テレビもある。しかも最後まで中継してくれるみたい。やった。2、てなわけで、試合に間に合うようにと、自宅に帰ってきたのは18時前。そしたら。今日は大相撲九州場所初日だったのでした。テレビを点けるともう結びの一番。横綱・白鵬の前には、琴奨菊が立っていました。入幕直後にご両親を取材したということもあって、ずっと彼には注目しているのです。派手さはないけど、正攻法でじっくり番付を上げている感じがすごく好き。そしたら、なんと、ものすごい力戦の末に、琴奨菊が大金星をあげてくれました!!!福岡県柳川市出身だから、まさに地元。うれしいだろなあ、ご実家は大騒ぎだろうなあ。ぼくも横須賀で思わず万歳しちゃいました。ちなみに、柳川は鰻せいろが名物です。すんごくうまいんですよ。
3、話の順番が、逆時系列になってしまったけれど、今日は午後から防衛大学に行っていたのです。開校記念祭。棒倒し、観てきましたよ。それについては、また明日にでも書きます。とりあえず、野球野球。

↑防衛大学内のコンビニで売っていた
自衛隊オリジナルラーメン「標的」。
コピーは、みそが「うまさロックオン」、しょうゆが「うまさ狙い撃ち」
2007年11月10日
●防大、振袖さん、畳屋さん、ソトコト
1、横須賀、雨。とても寒いです。今週末は防衛大学の開校記念祭(公式サイト→こちら)があるんだけど、観にいくのは明日だけにしておこうかな。パラシュート降下とか、軍事訓練展示とか、なかなかみられないすごいラインナップ。地元の方によると、メインは明日おこなわれる「棒倒し」なのだとか。ものすごい迫力とのウワサ。雨、やむかしらん。2、先日、お手伝いした単行本出版のお祝いで、上野の伊豆栄梅川亭でごはんとお酒をごちそうになりました。ありがたや。上野公園内、精養軒のすぐ奥にあって、以前からいちど行ってみたいなあ、と思っていたお店なのです。桜の季節には最上階の屋根が取り払われて、すごくいい雰囲気になるのだとか。花見のお客さんがごった返す上野公園で、ここで一杯飲んだりしたら、むちゃくちゃ得意な気持ちになれそう。予約が殺到するってのもうなずける。このお店では、平日夕方に、浅草の振袖さんが各座敷を訪ねてくれるというサービスがあって、このときも来てくれました。リンク先を見てもらえば分かるんだけど、ようするに、京都でいう舞妓さんのようなもの。「柚子さん」という振袖さんが登場すると、こっちの気分はもはや外国人。少し話をして、踊りも見せてもらいました。お酌をしてもらうとき、へらへらしてるのもかっこ悪いなと思いつつも、「うむ」とか受け流す貫禄もないから、なんだか妙な顔になってしまった。初めての体験だったけど、華やかな感じでいいものですね。踊りの内容とか、意味とか、分かるようになったらもっと楽しめたんだろなあ。勉強したい。食べ物は、やっぱり鰻がいちばんおいしかったです。関東系の焼き方のうなぎでは、いままで食べなかでいちばんだったかも。雰囲気も、ごはんも、ごちそうさまでした。帰り道、Sさんに上野公園で鳴いている虫の名前を教えてもらいながら、駅までてくてく。重畳、重畳、とか口に出して言いたいような夜でした。いま「重畳」の意味がちょっと不安だったので、奥さんに聞いてみたら「よくわかんないけど、重ねた畳だし、めでたいとか、そういう意味じゃない?」とのこと。さすがは実家が畳屋さん。みんながどんどん重ねてくれたら、畳屋的にもめでたいに違いない。ちょうじょう、ちょうじょう。
3、こないだ新聞を読んでいたら、月刊「ソトコト」が、CO2排出権付き年間定期購読プログラム「カーボンオフセット定期購読」というのをやるという広告が出ていました。(参照→こちら)。同じようなことを、年賀状もやるんですね。(参照→カーボンオフセット年賀)。 温暖化の原因・効果的な対策については結論の出ない諸説がまだあるし、ひとまずCO2を削減しようと目標を決めても、日本ではヨーロッパのようなキャップ&トレード方式があんまり進まない。そんな状態でも、それぞれの立場のひとがいろんなアイデアを考えて試みているってのは、イイコトではないかなあと思います。これから、いろんなやり方が出てきそうだし、どんどん研究も進むはず。これまた、勉強しておかなくては。カーボン、オフセット、なんていわれれると、新しい印刷技術みたいだけど、オフセットってのは、印刷方式のことじゃなくて、「打ち消す」という意味だそうです。ちなみに完全に相殺するときは、カーボンニュートラル。ふむふむ。
(↑こないだ読んだ排出権の入門書。なかなか分かりやすかったです)
2007年11月08日
●投資信託、どんぐり、小松菜
1、本日は投資信託の勉強をしています。自分でやるのではなくて、次の仕事の原稿のため。
そんなわけで朝から資料を読んでいたんだけど、
ふと急に思いついて
「どんぐり植えてくる」と声に出していったら、
そばにいた奥さんに爆笑されました。
2、たしかに「どんぐり」と「投資信託」って
相当かけ離れた存在かもしれないなあ。
でも、この瞬間、ぼくのアタマの中では
この二つはたしかに共存していたのですわい。どんぐりふぁんど。
3、債権運用実績の資料を置いて、どんぐり持って、庭へ。
何の木になるのか分からないので、ひとまず鉢にいれました。
ネットで見たら、横向きに埋めるといいみたい。
芽と根が出てきたら、どっかに定植させるつもりです。
4、庭菜園では、小松菜がかなりいい感じ。
たまに間引いて食べてます。
虫も食っているけど、このくらいなら平気なはず。

5、ホウレンソウは種が古かったせいか、音沙汰なし。
春菊は発芽。ちっぽけだけど、葉っぱの形はたしかに菊なんだぜ。

6、玄関脇に植えたセージ類は、
夏より元気になりました。涼しいのがお好みみたい。



7、↑最後の一枚は白黒写真じゃなくって、
おとつい、ダイコンの種をまいた場所なのです。
それも、お隣の三浦市名産の、三浦ダイコンの種。
あんまり水はけの良くないエリアなんだけど、
同じ地元、三浦半島のよしみで、おいしく育ってくれないかなと
期待しています。

中太り三浦大根(558)
(↑これと同じのをまいたんです。楽天市場の商品リンク)
2007年11月07日
●きょうは講演をしてきました
1、きょうは朝6時に家を出て、国立市までどんぐりを拾いにいきました。いや、ちがった。とある幼稚園の保護者さんたちを前に、講演をさせていただいたのです。どんぐりは、ついでに校庭で拾ったのでした。立派な木がたくさんあって、どれの実かはちょっと分からない。ナラとか、かな。
2、講演はヨミスポで4年ほど続けている連載「王者の食卓」と、それをまとめた拙著「アスリートが育つ食卓」をベースに、「食育」「しつけ」といった子育てについて、これまで取材してきたことを、あれこれ話しました。じぶんとしては、わりに上手くやれたんじゃないかと思っているんだけど、どうだったんでしょ。ついでに、スポーツ選手が好きだった料理のレシピを、いくつかピックアップして、資料として配布しました。ちょっとした「付録」のつもりで用意したのです。せめて、これだけでも役立つと良いな。
(↑この本をベースに話したのです。amazonの商品リンク)
3、始まるまではけっこう緊張したんだけど、1時間30分ほど話しているあいだは、かなり楽しい時間でした。保護者さんたちがどこでうなずいているのか。どんなことを疑問に感じているのか。反応を直に感じることで、これが少しだけ分かった気がします。すごく参考になりました。今後の連載にも応用できそう。とかいいつつ、けっこう脱線もしちゃったんですけどね。「PL学園野球部では、むかし1年生はマヨネーズ禁止だった」とかなんとか。
4、終わったあと、今回の講演を誘ってくれたご一家と食事をしました。さっきまでぼくがいた幼稚園に通っているという娘さんに、「校庭で拾ったんだよ」とどんぐりを見せたら、「わたしと一緒だね」との返事。どうやら、毎日ポケットがはちきれそうになるまで拾っているみたい。マツボックリとかどんぐりとか、どうして子どもは持ち帰っちゃうんでしょうね。「人類は昔、冬眠していて、そのときの本能がまだDNAに刻まれている」とか説明されたら、信じちゃうかも。とりあえず、ぼくは冬眠する予定はないので、庭に植えてみます。
5、なにはともあれ、自分なりの考えをまとめる貴重な機会になりました。関係者の方々、最後まで聞いてくださった方々、ありがとうございます。
2007年11月06日
●サバが来た
ついさっきご近所のおとうさんに立派なサバをいただいちゃいました。

たぶん、下の漁港で揚がったものだと思うけど
すごくきれいで、ピンとしてる。
「味噌煮がいいよ」
とのことなので、さっそく今夜いただきます。
こないだは、イシモチ、タチウオもいただいたのです。
漁港のそばに引っ越してよかったなあ。
ビバ!ご近所付き合い。
おいしいお返し、考えなくては。
2007年11月05日
●横須賀のフランスパン
1、以前にもちらっと書いたんだけど、横須賀にはかわったフランスパンがあります。
どこかの店のオリジナルってわけでもなさそうで、
古めのパン屋なら、けっこうどこでも売っている。

(↑これが横須賀の「フランスパン」)
2、↑これは直径10センチくらい。
横須賀中央駅前の「横須賀ベーカリー」(昭和3年創業)のは
もう少し大きくって、細長い。
土曜に立ち寄った三春町の「中井パン店」にもあったと思う。
ぼくがいちばん気に入っているのは、
この写真のフランスをつくっている「浜田分店」。
地元・浦賀にあります。大正3年創業。
フランスは1個50円。それ以外のパンも全部うまい。
3、ただ、このフランスパン、どうやってつくっているのか
イマイチよく分からないのです。
通常のフランスパってのは、
フランスパン用の粉(中力粉)をつかって、
ドライイーストで膨らましながら、水蒸気圧をかけて焼くはず。
それで表面がパリッとする。
4、でも、これはふんわりしてる。
でも噛みしめると甘みが出てくるのは、
おいしいフランスパンと同じ。
粉はたぶん中力粉なんだけど、
イーストと焼き方が違うんじゃないかなあ、と想像してます。
5、あれこれ聞くところによると
このフランスパンは、この地域では、かなり古くからあるようで、
「懐かしの味」として、続いてきたものみたい。
大正だとか昭和初期からあるんだとすると、
「開国の町」「造船の町」として栄えたころの名残なのかもしれません。
そう思うと、なおうまい。
思わなくっても、じゅうぶん、うまい。ぎゅうと噛むのがコツです。
2007年11月04日
●自転車で散歩その2
昨日の記事の続き。1、自転車降りて、観音崎をてくてく。
立派な洞窟がありました。
下の看板に出ている、観音を納めた場所じゃないかと思います。
それにしても、行基って、どこにでも出てきますね。
うまそうな食堂には
必ず石塚英彦さんのサインがあるのと、同じ理屈かも。違うか。


2、この日の観音崎には、こんなひともいました。

3、どうして観音崎にガリバーなのかというと、
スウィフト「ガリバー旅行記」に、
1709年5月、日本のXamoschi(ザモスキ)に上陸という記述があって、
この「ザモスキ」は「カンノンザキ」のことではないか
という、ちょっと苦しい気もするけど、でも細かいことはいいじゃない的な
村おこしイベントなのです。
(詳しくは→こちら)
4、この試みがうまく盛り上がれば、
再来年には「上陸300周年」イベントがおこなわれる予定です。
5、観音崎を出て、海岸線を北上。
以前うまいアナゴ天丼を食べた味美食堂前を通過。
もう少し暗くなっていたら、アジで一杯飲みたかったところ。

(走水の漁港と町並)
5、走水も通過。景色のきれいな場所です。
あとでここを知ったとき、
「このあたりに住むのもよかったなあ」と思いました。
漁港、砂浜、海水浴場もある。うまい食堂も多そう。
でも、ここは電車の駅から遠いのです。馬堀海岸も通過。
6、三春町の岸壁を過ぎて、横須賀海釣り公園へ。
あいかわらず賑わっていました。
カゴ釣りが多いみたい。サビキのひともいるのかな。タバコを一服。
みんなでコマセ餌をつかうから、魚も集まるんだろうなあ。

7、公園前の掲示板には、昨日の釣果が張り出してありました。
いまはイナダ、メバル、海タナゴ、サバ、ソーダカツオが釣れている。
やりたいなあ。鴨居港周辺はどうなんだろ。

8、帰りはパンを買いました。
前から気になっていた「中井パン店」。
おばあちゃんが二人くらいでいつも作業している昔ながらのお店です。
実家がパン屋だったぼくは、こういうお店は素通りできない。
シベリアが気になったけど、コッペパンをいくつか購入。
自転車こぎながらかじったら、すげえうまかったです。
(参考→こちらのBLOGで詳しく紹介されていました)
拡大地図を表示
(↑この記事は、このあたりの出来事です)
2007年11月03日
●自転車で散歩
1、この週末、横須賀ではあちこちでイベントをやる模様。(参照→こちら)
こういうのには目がないのだけど、人ごみは苦手。
友だちもみんな忙しそうなので、
ひとりで自転車散歩することにしました。
2、とりあえず鴨居港へ。自転車ならば自宅から3分です。
さいきん公式BLOGができたようです。(→こちら)
顔を知っているひとがたまに登場するのがうれしい。
わかめ・こんぶとかの通販もしているみたい。
寒くなると、この辺は天日干しの海藻まるけになるのです。
3、釣りボートがたくさん出ていて、すごくうらやましい。
でも単独で海にこき出す自信はない。でも、いつかはやりたい。
餌屋さんの前をとおり、観音崎大橋をわたる。

(大橋からみた砂浜と海)

(遠くに軍艦らしきものが。横須賀っぽいかも)
4、今日は観音崎でもイベントをやっていました。
いちおう自転車を降りて、手でひいて、古いトンネルをくぐる。
このあたりは江戸時代から首都防衛の拠点だったので
手掘りっぽいトンネル(「隊道」というほうが相応しそう)とか
防空壕跡、砲台跡がたくさんあります。
ここを通るのは、初めてでした。ひんやりしてて涼しい。

5、トンネル抜けて、見下ろすと、ここにも釣り人がいました。
立派な竿を振って、けっこうな岩場に陣取っているけど、
大物狙いなのかしらん。いいなあ。


6、見上げると、観音崎の灯台。
じつはまだ一度ものぼったことがありません。
今日も人が多そうだったので止めました。
「近いからいつか行けるや」と思うモノって、
永遠にその「いつか」は来ないんですよねえ。ここはどうだろう。
拡大地図を表示
(↑だいたいここいら辺の出来事です。この記事、たぶん、続きます)
2007年11月02日
●中日ドラゴンズ、日本一!
1、ドラゴンズ、日本一!!めでたい!わっしょい。昨夜は上野でその瞬間を知らされて、
自宅に戻ってビールで乾杯。ニュースのはしごをしました。
2、今日は、仕事の原稿を書きながら、
録音しておいた、昨夜の試合のラジオ放送を聞いています。
はしょらずに、最初から流れを聞いていると、
結果を知っているのに、だんだん鳥肌が立ってくる。
7回表くらいから、なんだか泣けてきた。
それはたぶん、山井のピッチングがすさまじかったから。
3、山井→岩瀬の完全試合交代劇は、
「非情采配」として賛否両論まっぷたつみたい。
たしかに、この試合を観ていたひとなら、
あの瞬間に「えええ?」と思ったはず。ぼくもそうだったろうな。
賛否はあっていいと思うけど、ただ「非情」だったのかは、ちょっと分からない。
4、中日スポーツの記事(→こちら)によると、
8回裏、森コーチに「体力的にどうや」と聞かれた山井が、
自ら「代わります」と答えたとのこと。
理由は「握力が落ちていた」「4回にマメがつぶれた」
「この試合に限っては個人記録なんかどうでもいいと思っていた」
「最後は岩瀬さんに投げて欲しかった」
といったことを山井本人が挙げているみたい。
山井がこんなふうに自ら考えて決めた継投だというのなら、
それはひとつのかっこいい決断だと思う。支持したい。
この結末を否定するのも一つの意見だと思うけど、
「非情 」とか「そうまでして勝ちたいか」というのとは、ちょっと違う気がします。
5、まあ、たしかに、もったいなかった気もする。
ラジオを聴いても、テレビを観ても、みんな一瞬絶句したり、
声が震えたりしている。そりゃ、そうだよなあ。
日本一の瞬間に「でもさあ」と素直に喜べなくなってしまったひとも多そう。
でも、というか、だからこそ、
おそらく、もう二度と起こらない歴史的なシーンとしてぼくは記憶しておきたい。
これ、きっと、10年は語れるはず。
20年経ったら、この出来事を知らない若いひとに「あれはね」なんて自慢できるかも。
本当のところはどうだったのかとか、
永遠の話題として、ずっと語れるようなすばらしい投球と継投だったと思います。
6、ただ、個人的には、
あのシーンは試合をずっとリアルタイムで見て、体験したかった。
目に焼き付けておきたかった。
来年はもっとスタジアムへ行こうっと。
2007年11月01日
●ひょうたん、うなぎ、ドラゴンズいよいよ
1、たったひとつだけ実を付けたひょうたん。机の上においてます。顔を描いたのは奥さん。
ちょっこっとずつ朽ちてきて、
そこはかとない風格が出てきました。

2、すねている風にも見える。
ひょうたんは腐ると臭いらしいから、
そのへんも妙にリアル。
いつまで楽しめるかなあ。
3、今夜は、単行本の打ち上げで、うなぎで一杯飲む予定。とても楽しみなのだけど、ドラゴンズ3勝1敗で迎える日本シリーズ第5戦と重なっている。もし勝ったならば、おそらく先発・ダルビッシュを粉砕しての日本一になるはず。これは、絶対に見逃せないっす。第1戦も新幹線に乗っているうちに終わったから、ぼくは今回、ダル対ドラをリアルタイムで観ていないのです。昨日ものすごいピッチングをみせた岩瀬ももう一度観たい。
4、宴会お開きになって、そのとき勝ちそうな雰囲気になっていたら、どこかテレビのある場所に、すぐにでもシケコミたい。上野なので、湯島の某編プロさん、家電量販店あたりかな。ドラファンが集まるスポーツバーがあればいいんだけど、あのあたりにあるのかな。都内のドラファンが集うお店で有名なのは、ごはち亭という居酒屋さん。知り合いの編集さんがここで星野元監督のインタビューをやったときは、お店を挙げて歓迎してくださったそうです。でも、サイトを見てみたら、シリーズのあいだは事前予約制になっているみたい。くう。そういえば、ミニイベントでさいきんお世話になっている渋谷のlazy workers barのお兄さんはドラファンらしいです。お店でテレビ観てないかな。覗きにいってみようか。
5、個人的な希望としては、後日家にいられるときにゆっくり日本一の瞬間を見届けたいのが本音。でも、今夜もし中日が負けると、「ダルビッシュが強竜打線に立ちはだかって、札幌に戻って反撃だ!」なんてな雰囲気に一気になりそうで恐ろしい。そのくらい去年の悪いイメージは強烈なのです。てなわけで、ぼくの予定なんぞ気にせず、ドラゴンズのみなさま、今夜、さっくり決めてください。できればウッズ・森野がダルから一発を打つ感じが希望です。ぼくは、なんとかどこかで見届けようと思います。