2008年06月07日

●指がくさい理由、花が閉じる理由

1、わたしの指がくさいのは、
  パクチーの葉っぱをいじっていたからです。
  コリアンダー、香菜、シャンツァイともいう。
  好きなひとは好きなんだけど、けっこうセリ系のキツイ匂いがする。

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2、朝みたら、このパクチーにスパイダーなK氏の巣ができていたのです。こりゃアカンだろうと、せっせと撤去。虫を食べる&草はまったく食わない、アンチベジタリアンというか、カーニバラスなライフスタイルがK氏の特徴。だから、ふだんだったらこんなことはしない。害虫避けになるから放っておく。でも、今回のK氏は茎と茎、葉っぱと葉っぱのすき間をグルングルン巻きにして、びっしり巣をつくっちゃった。ここまでやってしまうと、たぶんパクチーの成長の邪魔になる。見下ろすぼくは「あなたはやり過ぎたのよ」てな気分。それに、パクチーは相当強い植物で、しかも独特の匂いもあってあんまり害虫は寄ってこないのでした。てなわけで、巣およびK氏本体を除去。ついでに花が咲くと枯れちゃうので、長く収穫できるよう、ツボミも除去除去除去。おかげで指がセリ臭まみれになったのでした。

3、ただ、よく考えてみると、害虫の寄らない植物にわざわざ巣をつくったK氏ってのは、スパイダー的にセンスがないんじゃないだろか。もっと虫が寄って来そうな、花もバンバン咲いているような株を選べば、小さな巣でエサが取れたろうし、ぼくも見逃したかもしれないのだ。20代OL向けのカフェをセンター街でなく、わざわざ百軒店に開店したようなものじゃん。せっかく渋谷まで進出して、なぜそこに。まあ、そこにいる限り、同業他K氏との競合は避けられたのかもしれない。ずっと続けていれば、隠れた名店的に注目された可能性もある。しかし、いかんせん、ニッチ過ぎた。目立ちすぎた。彼はそこまで至れなかった。さようなら。

4、そういえば、時計草の花ってのは、咲き終わるとすぐに閉じる。バタンとしっかり閉じるのです。あれは不思議だ。植物的には、受粉がものすごく重要なんだろうから、花を咲かすのは、とても大きな仕事のはず。できるだけ長く咲いていたいんだとおもう。だったら、あの「バタン」と閉じる余分なチカラなんて残しておかないほうがいいんじゃないだろか。ギリギリまで咲いて、あとは余力なく朽ちて落ちるほうが効率よさげ。どうしてこんなことするんだろ。それでふと思いついたのがエキスパンダー説。「もしかしたら、時計草にとって、咲くってのはエキスパンダーをギリギリいっぱいまで延ばすくらい力が要る作業なのではないか」というイメージ。これなら、力尽きれば、自動的に閉じる。この考えをアタマに抱いて咲き誇る花をみると、チカラがこもる。ぎぎぎぎぎぎ、ぐががががが、と咲く初夏の花々。アームレスリングの大会を見ているような気分でクラクラ。でも、やっぱ違うだろうな。ひとまず思いついたのは「盛りを過ぎた花はさっさと閉じたほうが、次の若い花に虫を効率よく向かわせることができる」という、老舗クラブのやり手ママ説。うん、こっちのほうが納得いくかも。当たっているかどうかは知らないけどさ。

Posted by tekigi1969 at 2008年06月07日 21:07
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