2008年09月30日

●電磁石エンジンは本日発売

1、きょうは大人の科学マガジンvol21電磁石エンジンの発売日です。
  現在では”モーター”という呼び名が一般的ですが、
  1860年代までは、エンジンという呼称のほうがポピュラーだったようです。
  蒸気機関やガソリンエンジンと同じ扱いだったのかな。

 

2、そんな電磁石”エンジン”をつかった
  電気自動車(EV)の歴史と未来について、10ページほど書きました。
  よかったら、読んでみてくださいね。
  ついでにコイルくるくる、つくってみるのも楽しいですよ、きっと。

3、〆切原稿書き上げたら、つくろうかな、と思っていたのだけど、
  17時に終わっても、残念ながら、見本誌は我が家に届かず。

4、たぶん雨のせいなのです。
  クルマの入れない路地の奥に住んでいると、
  日付指定のない宅急便は後回しにされやすいみたい。
  ご近所小3くんが遊びに来たときにでも、一緒にやろうかな。

5、厚みのあるこのシリーズは、届くのがすごくうれしい。
  両手で持つ感じが、
  クリスマスプレゼントみたいだからじゃないだろか。
  学研のおばさんを待っていた気分も、こんなだったかな。

6、以前、記事を書かせてもらった
  vol20の手回し鳥オルガン別冊のシンセサイザー・クロニクル
  まだまだ発売ちゅう。こちらも、宜しくお願いしまっす。

   

Posted by tekigi1969 at 18:37 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2008年09月29日

●秋雨のなか見かけたjamの曲

1、ぼやぼやネットをうろちょろしてたら、
  どこかのサイトでThe Jamの「Worlds Apart」動画をみかけた。
  クリックしたら、崖の上のなんちゃらにそっくりで、びっくり。ぬははは。

 

2、ポール・ウェラーの歌声があるのに、
  やっぱり、ポニョポニョ思ってしまう。
  jam、こんなだっけ。
  もうこの曲はふつうには聴けないなあ。

 参考↓ポニョ。
 

3、関係ないけど
  どうして、年をとると
  「子どもがいっしょうけんめい歌をうたう姿」
  ってのに、キュンとするようになるんでしょね。
  ものすごく無防備な部分を刺激されるんだなあ。

Posted by tekigi1969 at 16:48 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2008年09月27日

●秋の路地

我が家の前は狭い路地。
この時期はかなりいい感じになります。

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白いのがタマスダレで、
奥の赤いのはヒガンバナ。
その向こうは10段ほどの下り階段だから、
自転車は抱えてかなくちゃいけない。

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朝はちょっと寒かったけど
気温もようやく秋っぽくなってきたので
これからは
意味なく、路地をうろちょろすることが多くなるはず。

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2008年09月25日

●ヘンクツとダキョー

1、昨日の中日ドラゴンズは、
  先発小笠原が絶不調だったんだけど、
  五輪以降ずっと調整をしていた川上の
  2ヶ月振りの復活登板で快勝。
  なんとかCS圏内の3位に踏みとどまっております。

2、関東在住のドラファンであるぼくと奥さんは、
  そういうアレコレを
  おもにラジオ(東海ラジオ遠距離受信)&ネットでチェックしている。
  カンジンな瞬間にガーガーとなってしまったり、
  遠距離受信のできないデーゲーム(AMは日が沈むと電波が遠く飛ぶ)では
  リロードの連続になったりする。

3、「いいかげんスカパーとか契約したらいいじゃん」
  と何度も、いろんなひとから、いわれるんだけど、
  なんとなーく、その気になれない。

4、どうやら、ある程度の不便さってのは、クセになるみたい。
  逆転チャンスに
  「打ったー!センターに打球のびる、のびる、ドガガガガガガ」
  「うわあ、どうなったんだー」
  ってアタマ抱えるのも、
  「ひさしぶりの地上波なのに、9時で終わりなのかよー」
  なんてぼやくのも、けっこうコクのある楽しみになっているのでした。

5、不便さがクセになるといえば、コーヒーもそう。
  あるときに
  「豆のまま買ったら、長持ちするし、安いのでもおいしく飲めるじゃん」
  と気づいて、それから、我が家では
  コーヒーを飲むたびに、毎回電動ミルで挽くようになった。

6、さいしょはメンドウだったんだけど、
  慣れてしまえば、けっこう大丈夫。
  ぼくは原稿書きのときには、ずっとコーヒーが欲しいタイプなので
  毎朝眠いながらも、挽いてます。そうでないと飲めないから。

7、たまーに挽いた豆をつかうと、
  「うひゃあ」と楽チンさ加減に感動します。
  少々風味がなくても、こっちでもいいかな、という気にもなる。
  でも、まあ、ちょっとした手間で解決できる問題ならば、
  できるだけそうしておきたい。クセにしたい。
  味落としたり、カネでクリアしたりは、なんだかシャク。

8、関係ないけど、こないだ我が家のコーヒー豆代を聞いたら
  食費の1割近くを占めていました。びっくり。
  飲みすぎかもしらんけど、タバコとこいつはしばらくは止めないつもり。

9、さいきんは↓楽天経由で買えるここのコーヒー飲んでます。
  ネット通販にたよるのは、実はかなりシャクな気分なんだけど、
  まずまず美味しくて、
  期間限定価格だとまとめて買えて、すんごく安いから、そのへんは妥協。

 
 特別限定第2弾・3冠達成!禁断の珈琲豆福袋セット[秋HC]/グルメコーヒー豆専門加藤珈琲店

10、自分が、どこに妥協して、どこに偏屈になっているかって、
  たまに振り返ったほうがいいのかもしらんです。
  けっこうデタラメで、合理的ではないかもしれないけど、
  自分なりの筋みたいなのが、ほの見えてくる気がする。

11、そういえば
  「じつはぼく、けっこう偏屈なとこあるんだ」
  と知人に話すたび、
  「だと思う」
  とさいきん当たり前のように反応される。
  これが、すごく不本意だ。

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2008年09月24日

●ゴーヤ2008最終

1、きょうは湿度の低いカラッとした晴れ。
  仕事の合い間に、草むしりをして、ゴーヤを撤去しました。
  今夏最後の収穫はこんなぐあい。

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  ↑
 小ぶりなのが、数本。
 バジルソースの余りで炒めてみるつもり。

2、もうちょい粘れば、それなりにまだ採れるんだろうけど、
  キリがないので、これにて終了。
  ツルを切って、丸めて、根っこを抜いて、ゴミの山。
  ざっくり耕して、畝にして、小松菜と冬菜のタネをまきました。
  あっという間に、冬モード。
  上手く行けば、この畝の隣にハクサイができるはず。

3、来年出る本の原稿を書く日々は、
  オニのわきばらをコチョコチョくすぐってるみたいな感じで
  けっこうのんびりしております。(ホントは、マズイのかもしらん)
  同時併行している3冊のうち、初夏までにつくる予定の一冊は、
  もしかしたら、ひさびさの著書になるかもしれない。
  一年近く先のことなんて、
  ますますオニが笑いそうだけど、くすくす、適宜、がんばります。

 
 ↑
 9月30日発売予定の「大人の科学マガジンvol21電磁石エンジン」は
 ただいま絶賛予約受付ちゅうです。
 電気自動車についての記事を、10ページほど書いてるので、
 宜しくお願いします。

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2008年09月23日

●秋分の日日記

1、火曜だけど秋分の日で休み。浦賀、晴れ。
  昨日の続きで実家にメール。
  文面は「今日も12連勝でひとつ宜しくお願いします」。
  4回終了時点(巨人はリードされてた)に返信が来た。
  「マダマダ小笠原ラム阿部がホムランあり2点などヘノカツぱ」
  とのこと。

2、ラムは、”ラミ”レス。ヘノカツぱは、へのカッパだと思う。
  結果は引き分けでした。慌てた母メールはおもろい。

3、夕方。遊びにきていた小3Hくんを肩車して、家まで連れて行く。
  「1円玉の匂いがするぞ」となんでか頭上でくんくんしてる。
  彼はよくお金を拾うらしいんだけど、まさかねえ。
  でも、いちおう、ぼくも地面をきょろきょろ。
  みつけたのはヒガンバナ。 

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4、「匂うぞ、匂うぞ」
  「そんなん分かるの?」
  「うん。超能力だもん」
  「うそつけ」
  「ちょっと右にいくと、いいことあるよ」
  「1円玉?」
  「いいや、猫のウンチ」
  「ゼッタイいかねえ」

5、同じくヒガンバナ科のタマスダレも真っ盛り。さすがは秋分。

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6、「あ、なんか光ってるじゃん」
  「ん?」
  「そこ、そこ」
  肩車したまま、スクワットの要領でしゃがむ。
  「わ、ホントにあった!」
  1円玉、ホントに落ちてました。
  ぼくも驚いたけど、Hくんがいちばんびっくりしてた。

7、不思議なこともあるもんだ。
  「これから毎日やろうっと」と上機嫌。
  「1円探すの?」
  「そう」
  「100円にしたらいいじゃん」
  「それはムリだよ。1円ずつだからいいの」
  「ふうむ」

8、なんだろう、この奇妙な謙虚さは。
  でも、
  「1円と宣言したから、拾えた」
  「100円とかいったら、拾えなくなる」
  としたい気持ちはなんだか分かる。
  うん、分かるな。そんな秋の祝日。

9、帰宅したら、奥さんが
  「きょうから新米だよ」とお米を研いでくれていた。
  それから「今夜は中日応援します」と母からメール。
  ドラゴンズ、今夜勝ったら単独3位だ。

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2008年09月22日

●ドラゴンズ3位への道

1、横須賀の海辺に引越して1年半。
  ついにクモを素手でつぶすまでになりました。
  いや、室内でみつけて慌てたのと、
  本体部分2センチ程度の大きさだったから
  「ここで逃がすよりかは、いっちゃえ」とやっただけなんだけど。

2、スパイダーなK氏とぼくが戦っているあいだに、
  ドラゴンズは4位に転落。
  先週末、同率3位だった広島との3連戦で
  連敗しちゃたのでした。
  金曜7-1、土曜10-0。
  まさに手もアレも出ない。目もアレできない惨状。

3、落合監督になってからのドラゴンズは勝ちまくっていたので、
  4位以下になるのは、04年5月17日以来の出来事。
  慣れてないせいか、かなりぐったり。
  日曜のデーゲーム、4-2勝利で、ちょっとホッとしました。
  そしたら、母からメールがきた。

4、「中日はなにしてるの?」

5、実家の父母は、ジャイアンツファン。
  巨人はただいまドトーの連勝マッサイチュウなのでした。
  「なんとか、がんばってるよ。3位にはならねば」と返信。

6、そしたら珍しく、すぐに返事が来た。
  「広島は巨人がたたいてやるから、今夜は巨人を応援なさい
   と父がいってます」
  とのこと。

7、いちおう言いつけを守って、テレビ観戦。
  打線爆発でジャイアンツ勝利。13ゲーム差を帳消しにして、同率首位に。
  「おめでとう。すごいね」と送信。
  返事は速攻。
  「CSであいましょう」
  ずいぶんとメール打つの上達したもんだ。Cは大文字でSは小文字だったけど。

8、今夜は中日はヤクルト、巨人は3位の広島とナイターやってます。
  プレーボール直前
  「今日は宜しくお願いします」
  とへりくだった一文を送りました。

9、「まかせなさい」だってさ。
  くそう。なんとか3位にはなって欲しいな。
  そしたらプレーオフがあるから、10月まで野球が楽しめるのだ。
  日本一になった去年は、
  K氏のいない季節まで観戦できて、楽しかったな。

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2008年09月20日

●浦賀→福島→浦賀

1、昨日は仙台経由で福島へ。日帰り取材でした。京急、山手線、新幹線、常磐線、タクシー。移動中はほとんど座っているだけなんだけど、長旅ってのはなんでか疲れる。位置エネルギーは、きっと水平後方にもはたらくに違いない。いや、それだと帰宅したらプロマイゼロになるのか。んじゃ、未知のエネルギーだ。ひとだんらくしたときのビール&「ぷはあ」でグッと増えるような、そんなエネルギー。二酸化炭素はあんまり出さないけど、その代わりに、モヤモヤしたよくない何かは出しそう。発見しても、使えないかもしらん。

2、ちなみに、このエネルギーはドラゴンズが4位になったり、広島の若き先発投手に初完封されたりしても、減っていくようです。はああ。ジャイアンツは8連勝で、きょうも先制しているみたい。野球ってのは、ある程度まで煮詰まれば、最後は勢い次第なのかもしれません。

3、そんなヘトヘト移動のなかで、こんなモノを手に入れました。

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4、麦焼酎。でも、反対側には、こんなプリントが。

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5、ロックで飲んだらすっきり、おいしい。
  今夜はこれでも飲んで、
  絶好調ジャイアンツの勢いと若き俊足野手のパワーを
  分けてもらおうと思います。

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2008年09月16日

●ハクサイのタネ

昨日、生協で買ったハクサイのタネが
やたらときれいで、
アクセサリーみたいでした。

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メタリックな雰囲気の光沢があって、
茶色というより、真珠っぽいピンク。
これは初めて使うタネだなあ。

ちなみにぼくは色に関する語彙がひどく貧弱。
このタネの色も奥さんに「何色?」と確認してから、書きました。
真珠うんぬん、パールかんぬんは、そこから出てきた言葉。
ライターとしてはアカンのかな、とも思うけど、
苦手ジャンルだから、しゃーないのだ。

でも
「ブラウンって何色だっけ?」
と毎回確認しなくちゃいけないのは
さすがに自分でも、どうかと思いますです。はい。

なにはともあれ、
庭に苦土石灰・肥料・油粕を施して、
4株分のスペースを確保。まいてみました。
「完全結球白菜 強健でよく結球する優良種」
の名に恥じない収穫ができるか。楽しみです。

 
 完全結球白菜(638)
 ↑
 これと同じタネです。(楽天の商品リンク)
 この価格なら、肥料と手間考えても、
 2株収穫できたら大成功かも。

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2008年09月15日

●2008年と1979年の縁日

1、日曜の浦賀は叶神社のお祭でした。漁港でやる鴨居神社とはちがって、こちらは造船所(いまは廃墟になってる)を中心とした町のお祭をルーツとしているので、けっこう大規模。神輿行列をみにいこうかと奥さんと準備をしていたら、例によってご近所小3Hくんが「あそぼ」と登場。一緒に行くことになりました。いったん家に戻って、この日に備えて貯めていたおこづかいをもらったHくんとともに、渡し舟に乗って西浦賀へGO。彼の目的はもちろん縁日の屋台。

2、ぼくにとっての”祭”の原風景は、商店街の七夕祭。実家のパン屋が軒を並べていた町内では、毎年7月にやっていた。屋台がずらっと並んで、商店街のお店もこの日だけは夜9時まで灯りをともして営業をする。我が家も店の前に机を出して、パンを袋に詰めたものとか、お菓子とかを売っていた。昼には子ども神輿もあったんだけど、30年くらい前のぼくにとっても、やっぱりメインは屋台。お好み焼きを小さくしただけの「大阪焼」ってのが、なんでかすごい人気だった。

3、神輿もほどほどに、Hくんの屋台めぐりにひきずられる。西叶神社の縁日。2008年になってもただよってくるモノは変わらない。小麦粉の焼ける匂いとイカとトウモロコシの焦げる匂い。でも、景品は様変わり。目立つ場所に並んでいるのは、DS、なにかのカード、エアガンなど。これがいまの小3魂をそそるあれこれなんだなあ。方式はクジだったり、おもちゃのキンギョみたいなのをすくったり、射的だったり、スマートボール(かなり年季の入った渋い筐体でした!)だったり、いろいろ。やり方はほとんど進化しないものみたい。Hくん、料金をみて、屋台ごとの景品を見比べて、けっこう慎重に吟味。

4、ぼくが彼と同じ年か、もう1,2コ上だったときに、自分で屋台を出したことがある。たぶん1979年前後のこと。誰のアイデアだったのか分からないけど、「読み終わった本をここで売れば儲かるじゃん」と思ったのだ。それで、隣の家の呉服屋さんの女の子を誘って、二人で、お店のあいだにゴザ敷いて、本を並べて、座った。すごく売れるはずだった。

5、あれこれ見てまわるHくん。ひそひそ声で、ぼくに耳打ちをする。射的をみて「あれは後ろにテープがあるよ」クジをみて「こういうのはアタリが入ってないんだ」金魚すくいをみて「ここよりも、あっちの店のほうがたくさん釣れる。でも持って帰っても死なせちゃうからやめとく」なあんだ。分かってるんだ。でも、あれこれ言いつつも、結局やってしまう。射的の残念賞はうまい棒。「300円のうまい棒になっちゃったな」 「うん」悔しそうだけど、泣き言は言わない。さすが男の子。

6、パン屋息子と呉服屋娘の小学生古本屋には、けっこうお客さんが来てくれた。でも、そこで思いも寄らないことが起こった。「いくら?」と質問されるのだ。「裏に書いてあるじゃん」と思うんだけど、そうではないらしい。割引にしないといけないみたい。隣でパンを売っている父親に助けを求めても、それは安くしないとダメだろうという。母親はなんでか笑ってる。おっかなびっくり定価で押し切ったら、みんな帰ってしまった。

7、Hくんの二軒目トライはクジ引き。DSのソフトが飾ってあるから、それを狙っている模様。一回300円だけど、500円出せば2回できて、外れてもわりに豪華な景品がもらえる。外れの景品をじーっと見ていたんだけど、考えた末に出したのは1回分。この辺の思考の流れについては、ギャンブルをやる大人とほとんど変わらない気がするな。失敗するのも、社会勉強なのだ、とあえてアドバイスはしないで傍観。

8、これじゃあ売れない。1979年のぼくは、そう気づいて、交渉に応じることにした。あっという間に定価の5分の1くらいになる、ぼくの本。しまいには「ここが汚れてるからもっと安くしないと買わないよ」なんてことまでいわれる。本はどんどん減っていくのに、ちっともお金は増えていかない。そんなことはまったく想定していなかったぼくは思い切り凹んでしまった。あのときも、まわりの大人は誰も助けてはくれなかった。

9、そんなようなことを思い出しながら、綿菓子屋のおばさんに頼んで、作り方を見せてもらった。「こんな少しのザラメでできてるのよ」「すげえ」とHくん、びっくりしてる。「あの機械が家にあったらいいのに」「そんなに綿菓子毎日食うわけないじゃん」「でも欲しいなあ」とかなんとか。「ああいうのは当たらないよなあ」「うん、当たらないね」「去年もそう思ったんじゃないの」「ううん。今年、初めて分かった」「そうか。じゃあ来年はもうやらないんだ」「やる。もっとたくさんこづかい持ってくる」「わはは。たくさんこづかいあったら、買ったほうが早いじゃん」「それでもいい。やる」「懲りない阿呆がここにいますよー」「それでもやるもん」

10、最後に残った100円玉1枚をもって、なかなか帰ろうとせずに屋台とおりをグルグルまわる彼が、ちょっとうらやましくて、100円でやれるゲームなんてゼッタイにないんだけど、ナットクするまで付き合いました。何度も同じ場所を通り過ぎるたび、スマートボール屋のおばちゃんと目があった。「やってるねえ」てな目で、笑ってた。30年前のぼくも、あんな目で見られていたんだろうな。

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2008年09月11日

●今週の「こんなの初めて!」

1、オニが笑うかもしれないんだけど、来年発売予定の単行本の仕事してます。週末からはもう1冊、別の出版社さんの書籍企画がスタートする。こちらも発売は来年春。さらに来月から、09年初夏発売予定の書籍取材が始まる予定。のんびりやれるのはいいんだけど、〆切がすげえ先で、こういうやり方には慣れていないので、気合のいれどころが難しい。しかも、経営モノ、日本近代史モノ、科学っぽいドキュメンタリーモノ、とジャンルがとびっきり別なのも、どきどき要因。だ、だいじょぶだろか。でも来年5月に40歳になるまで、この仕事続けられそうなのはうれしいです。マイペースでがんばってみます。

2、こないだの日曜、ご近所の小学生Hくんと釣りをしました。実は土曜にもやったんだけど、1時間くらいだけだったので不完全燃焼だったのです。午前6時のボート屋でにょろにょろとしたアオイソメ、針を購入。日曜だから客多し。「きょうもやるの?」と聞くボート屋のおじさん、昨日とおんなじエサ、仕掛けなのに要求する料金が違う。たぶんノリで決めているんだな。こういうテキトーな商売のやり方が通用する世界って、どんどん狭くなっている気がするなあ。コンビニで発泡酒とタバコ買ったら、こちらは定価。当然なんだろうけど、あんまり当たり前とか決め付けたくない気分。仕掛け作って、Hくんが来て、渡し舟に乗って、浦賀湾の西側で釣り。ものすごくちっこいハゼみたいなのが、ちょこちょこ釣れる。でも3,4センチくらいだから、どんどんリリース。ダメかな、と思ったら、タイムアップ寸前にHくんが意外な獲物をゲット。生まれて初めて食べられる魚を釣った彼は、のぞきこむ観光客のひとたちから「すごいねー」といわれてました。素人釣り指南をしたおじさんとしても、ひとあんしん。何が釣れたのかは、H君の日記をご覧下さい。→こちら

3、火曜の初めては、都市対抗野球の観戦。カードは新日本石油と王子製紙の対戦だけど、都市対抗的表記では”横浜市”対”春日井市”となる。横浜は去年まで住んでたところで、春日井は奥さんのふるさとなのでした。7回に「春日井工場事務課一同」の旗に名前のあった鈴木選手が2ベースを打ったけども、結果は4-1で横浜市の勝利。ブラスバンドとチアガール、応援団が間断なく演奏を続けるドーム内は、プロ野球とも高校野球とも違う、社会人独特の高揚感があって、やかましかった、じゃなくって、にぎやかだったです。なかなか楽しめるものですね。

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 始球式は白鳳。
 フォームはテキトーなのに、すげえ重そうないい球投げてました。
 さすがは横綱。

4、水曜の初めては、銀座のクラブ。単行本の打ち上げ二次会で、連れて行っていただいたのでした。タバコに火をつけてもらうたびに、ついつい身をかがめてしまい、お礼いうべきなのか迷ったりで、ヘドモド。「堂々と待ってなくちゃ」とベテランお姉さんに何度も諭されました。こういうとこでは、そうらしい。でも物腰ってのは、そうはカンタンに修正できない。そういえば、銀座に行く前、新丸ビルでエレベーターに乗ったら、途中から元バービーボーイズのKONTAさんが乗ってきた。確認したわけじゃないけど、たぶん、違っていないと思う。日常会話もあのイカした声で話すのだなあとそ知らぬふりしながら、内心感動。「7階お願いします」とかなんとか言ってたんだけど、それがものすごくソウルフル。腹の底にズドンと響く。「彼は断固として7階にいくんだな。もう戻らないんだな」なんて、そんなわけないんだけど、そういう感じがしました。あのセリフだけCD化しても売れるんじゃないだろか。c/wで甲本ヒロトさんの「何階ですか?」もぜひ聴きたい。

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2008年09月09日

●Teen Spirit足したり引いたり

1、いつも読んでる、だまかなさんのBLOG「ロココの足袋」で
  紹介されていた
  ポール・アンカの「Smells Like Teen Spirit」が
  すさまじかったので、ぼくも貼り付けてみます。(参照→こちらの記事

 

2、カンペキな懐メロになっちゃってる感じで、
  どの重箱をつっついても、
  もはやTeen Spiritな気配は見つからない。
  ニルヴァーナもここまで来たら、
  いっそサブちゃんが歌うのもアリかもしらん。

3、同じカヴァーでも、
  シド・ビシャスの「My Way」は
  逆のパターンというか、Teenな青くささが加算される感じで
  30代後半になった今でも、いや、大好きだ。

 

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2008年09月08日

●冬野菜に向いてない

1、ここ5年くらい自分で野菜をつくっている。
  それで分かったことのひとつが、
  ぼくはどうやら冬野菜に向いていないらしいということ。
  ハクサイ、春菊、ダイコン、ブロッコリーなどなど。
  うまいもの満載なのに、まともに育ったことがほとんどない。

2、理由ははっきりしてて、
  冬野菜の種まき・植え付け期である8月末を逃してしまうからなのだ。
  毎年のように。

3、ぼくの感覚では、
  野菜ってのは、発芽にかなりのパワーが必要で、
  小さな苗の時期にも、それなりの温度がないと強くならない気がする。
  だから、残暑で、気温がまだ高いうちに、
  ある程度まで育ててしまわないといけない。

4、ようするに、
  幼少時代に骨格的な部分をガッチリ鍛えておけば、
  冬の寒さにも耐えられる、甘くて立派な冬野菜ができる、というイメージ。
  大成する大相撲力士の多くが、
  ただデカイだけの少年ではなく、柔道やらのスポーツ経験者ってのと
  けっこう似てるかもしれない。

5、それは5年で身に染みた。
  でも、できない。今年も絶賛、タイミング逃しちゅう。
  なんでかというと、9月にはいっても、

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 ↑
 こんな立派なゴーヤが2本も収穫できる日があるし

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 ↑
 エダマメだって、これから立派に太りそうなのだ
 (9月末~10月収穫がいちばん収量多くて、おいしいと聞いた)

6、こんなふうに、まだまだ元気な夏野菜を排除して、
  冬野菜スペースをつくることなんて、モッタイナくって、できないのでした。

7、「もっと畑の部分、広くしたら?」といわれるんだけど、それもダメ。
  そんなスペースがあったら、
  ゼッタイぼくは夏野菜をもっとたくさん植えるに違いないから。
  オクラ、シシトウ、ナス、キュウリ。もっとやりたい野菜はあるのだ。

8、てなわけで、
  今年も、あれこれ葛藤しながら、じりじり快調にタイミングを逃しております。
  時期遅れでも大丈夫な小松菜に期待しよう。

9、じつは、今朝、意を決してミニトマトだけは撤収してみました。
  まだ青い実もあったんだけど、ここにハクサイを植えようと、
  思い切ってデリート。全削除。
  内心、すごい達成感があったんだけど、こういうのは誰に褒めてもらえばいいのか。
  当たり前のように夏野菜が8月中に消え、
  あっさり冬野菜の苗に切り替わっている畑ってのは、ものすごいことだと思う。
  あれは、よほど計画的な理性の持ち主じゃないとできないもの。
  そういう畑を見かけるたび、
  はあ、とため息もらして、尊敬の念をもつのでした。ぼくもいつかは。

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2008年09月07日

●雷接近ちゅうのバジルペースト

1、大人の科学マガジン原稿書きはひとまず完了。次号のふろくは電磁石エンジン。むかしの定番電子工作、モーターです。モーターといえば、電気自動車。EV。クルマの歴史を見ると、20世紀初頭はガソリン車と同じくらいEVが普及していたそうです。その後は安価&高性能になったガソリンの時代になったんだけど、もしかすると21世紀初頭は、これとは逆の流れが起こるかも。さらに、さらに、それだけじゃ終わらず、もっとすごいことになるのかも。そんなようなことを書きましたので、ご興味ある方は宜しくお願いします。次の仕事は、経営についての単行本づくりお手伝い。こちらもなかなか楽しそうです。

2、昨日はバジルを収穫して、バジルソースをつくりました。

  ↓こんな感じで集めて。(だいたいこれで100グラム)
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  ↓オリーブオイル、ニンニク、塩、こしょうをいれ、
   ミルサーでがーっとすると、こんなふうに。
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  ↓湯煎して、冷凍保管。パスタやらにつかいます。
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3、もうちょい作り方きちんと書くつもりだったんだけど、ただいま雷接近ちゅう@浦賀のため、駆け足になりました。
  パソコン落としまーす。

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2008年09月02日

●棒キレ振り回す、オレの晩夏

1、タマスダレが咲く9月。
  これが元気になると、浦賀の夏も終わりが近い。
  ヒガンバナ科の有毒植物。(ニラと間違うとよくないそうです)

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2、この季節になると、
  ぼくは棒キレ片手に
  庭をぐるぐる3周くらいするのです。
  ほぼ毎朝。ぶるんぶるんと棒ふりまわして、ぐるぐる歩く。

3、べつに気が違っちゃったわけではないです。
  K対策。
  空に浮かぶKじゃなく、スパイダーなほうのK氏。
  糸がすごいんです、Kの巣が。

4、家のまわりに住むK氏は、
  灯りをめざす虫を獲ろうとするらしく、
  だいたい夜、窓際に糸を張る。
  暗くなると、けっこう威力を発揮するんだとおもう。

5、だから朝になるとえらいことジャマな場所にKの巣がある。
  ゴミ出しをしようと玄関を開けると、糸がモジャ。
  庭を歩けば、巣にあたる。

6、ひどいときには早朝の路地いっぱいに
  巨大なKの巣がつくられていることもあって、
  ゴミ袋片手に、もわっと突っ込んでしまう。
  直径2メートルとか、どうやってるのか知らんけど
  K氏的には「デッカイこと成し遂げた」のかも分からんけど
  ニンゲン様にとっては、すげえジャマ。

7、てなわけで、この季節、
  早朝のゴミ出しは、
  ゴミ袋をぶるんぶるん振りながら歩くのが必須。
  帰宅したら、棒キレもって、ぐるりを一周するのでした。
  「どりゃああ」とか、声を出して振りまわすとけっこう楽しい。

8、そんななか、あるK氏は、こんなもののまわりに
  びっしりと巣を張っておりました。

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9、小さな虫が近寄らないようにしてくれる除虫剤。
  糸は張りやすかったんだろけどね。
  いくらなんでも、それはセンスないよ、某K氏。

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2008年09月01日

●夏の終わりのサンセットフリー

1、8月最後の土曜は、東京湾フェリーに乗りました。なにやらの懸賞であたったというご招待チケットを奥さんと握りしめて、バスでGO。少年刑務所、刑務官官舎、火力発電所などなどを横目に到着。「北米合衆国水師提督伯理上陸記念碑」なんて書いたデッカイ石もみた。これ、ペリーの上陸記念碑なのです。伯理はペルリで、ペリーのこと。上陸地点は浦賀でなく、久里浜だったってのは、このあたりではジョーシキなのでした。

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2、フェリーは7,8月限定でやっているサンセットクルーズという企画。でも雨模様でこの日はサンセットフリー、ただし、飲み放題付き。ちょこちょこっとアンケートハガキ書いたらあっさり当たったらしい。文字数あたりの単価で考えたら、ぼくの原稿料より高いんじゃないか。フェリー内は昭和40年代のリゾートホテルみたいな雰囲気ですごく快適。こういう空間に、のっぴきならない親しみを感じるぼくはやはりおじさんなんだろな。

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3、デッキではフラダンス。かかっているのは緩いハワイアン。向かうのは房総半島で、すぐに折り返すんだけど、それでも何だかすごく自然な感じでなじむ、なごむ。なんでこんなにいいんだろ。生ビールもぐいぐい進む。

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 (↑屋上デッキ。天気よければきっとすごく気持ちいいはず)

4、サンセットもなく、途中からは真っ暗だったけど、船で飲む生ビールはすげえうまかったです。ビールといいつつ、ホントは発泡酒。でも、海で、泡で、酒なら充分うまいみたい。来年またいこう。

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 (↑近くにあった釣エサ屋さん。途方もないモノが釣れそう。ジョーイとかリョーマとか)

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