2010年05月13日

●キンドルで本を出してみようと思います6

(「キンドルで本を出してみようと思います5」の続き)

1、本の中身をつくるのと併行して、デザイナーのMさんは電子書籍用のデータをつくる準備をはじめてくれました。電子書籍用のデータというのはepubという形式にするのが一般的だそうです。だけど、amazonのキンドルはちょっと違う。html、mobi、doc、txt、pdfに対応していると書いてあるんだけど、実際には、amazonのなかにある、キンドル出版用のサイト「Digital Text Platform」にデータをアップロードすると、なんか謎の独自形式に変換されちゃうようなのです。ぼくはこの辺ぜんぜん分からんちんだったので、「勝手に変換してくれるなら任せちゃえばいいじゃん。楽じゃん。ほっほー」と思っていたんだけど、これがけっこう曲者でした。

2、キンドルのDigital Text Platformにはプレビュー機能が用意されています。アップロードしたデータがちゃんと表示されているかは、これで確認できるという寸法。でも、表示がおかしなことになったとき、どうしてそうなったのかがイマイチよく分からないことがあるのです。しかも変換の過程が不明なので、直接は直せない。アップしては「この辺がわかってもらえてないのか」と想像して、修正して、プレビューして、また直す。という地味な作業を繰り返すことになります。こんなのは、日本語→英語→スワヒリ語を通訳を何人も介して会話するみたいなもので、すごく疲れそう。結局、ネットで実体験された方の記事をあれこれ読んでみて、どうやらhtmlでつくるのがいちばん「変換されてもヘンテコリンなことになりにくそう」ということが分かりました

3、もうひとつ困ったのは、表示の確認です。本の場合「実際に印刷されたあと、狙ったとおりの色や雰囲気になっているか」を確認するために最後に「色校」などの校正作業をやります。ぼくはぜんぜん知りませんでしたが、webデザインの世界でも、これは同じだそうです。「実際に使われる可能性のあるあらゆる端末に実際に表示させてみる」という確認作業をおこなうんです、とあとでtwitterで教えていただきました。(すごく大変らしい)キンドル本はいまのところ白黒ですが、それでも解像度やら階調(まっ黒からまっ白になるまで何段階表現できるか)といったモノがあります。だから、これをやりたい。あらゆるパソコンをチェックすることはできませんが、せめてアメリカで普及しているキンドル専用のあの白い端末での表示は確認しておきたい。ところが、Digital Text Platformのプレビュー機能はweb上でしか動作しません。HTMLやPDFのデータを直接専用端末に読み込まる手もありますが、実際に販売されるときに読者の方がつかうことになる形式ではないのでちょっと不安です。

4、これについても、twitterで、Mobipocket Creatorというソフトをつかったらいい、という提案をいただきました。これはPDFなどの文書ファイルをケータイで読めるように変換するフリーソフトなのですが、どうもこのソフトのファイル形式(mobi)がキンドルの謎の独自形式にすごく近そうだ、というのです。詳しいことは分かりませんが、ともかくそういうことみたい。それで、このソフトをつかって、表示確認をすることにしました。ぼくは使い方がイマイチ分かんなかったので、Tさんに変換をお願いし、白いキンドル専用端末を持っている某出版社のYくん(彼ともtwitterで知り合いました)に送信。実際にデータを読み込んでもらい、その結果を逐次報告してもらいました。

5、このあたりは興味のあるひとが多そうなテーマかもしれません。ただ今回はMさんに任せきりにしちゃっていたので、じつをいうとぼくはまだあんまり分かっていません。できれば後日、詳しくきいて、ちゃんと理解したうえで、あらためて報告したいと思っています。

(もうちょっと続きます)

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 カナカナ書房ロゴの別バージョンです。

Posted by tekigi1969 at 2010年05月13日 15:36
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コメント

あれま、データ形式が既存のものに準拠していないとは!それは、やりにくいですね。

>「実際に使われる可能性のあるあらゆる端末に実際に表示させてみる」という確認作業をおこなうんです

これは、私知ってましたので、ブラウザ違い、バージョン違いは本当に面倒ですよね。ファームウェアを開発されてる会社のtopの方がblog友達(?)にいらっしゃるので、OS違いの苦悩もこぼれ聞いております(苦笑)blogでさえそれで表示が崩れることがあるんですよ~。

う~む、著作権、権利以外にもクリアしなければいけない技術面も多々あるんですね、電子書籍は。勉強になりますm(_ _)m

Posted by オクターブの共鳴音 at 2010年05月14日 18:51

>オクターブの共鳴音さん
 コメントありがとうございます!
 そうなんですよね。
 web方面の知識・技術もですが
 そっち側と出版側との仕事の進め方の違いというのも
 これからの課題です。楽しいんですけどね。

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