2010年05月16日

●コンビニでも買える将棋本「羽生の一手詰」が出ます!

明日17日(月)、
「羽生の一手詰」(マガジン・マガジン社)というムック本が発売されます。
監修は、げんざい三浦弘行八段と第68期名人戦を戦っている羽生善治名人。
構成は、将棋ライターの相崎修司さん。

定価はなんと700円(税込)!
全国書店だけでなく、なんとコンビニでも買えます!
(セブンイレブン、ローソン、ファミマ一部店舗)

 

企画段階だけですが、
ぼくもちょっとだけ関わらせていただきました。
(おもに酒飲んでただけ、というのはナイショです)

一手詰の本なので
はじめて「将棋覚えてみようかな」という
ひとのために構成されています。
もちろん、ルールとか、駒の動かし方も丁寧に解説。
「正解」だけでなく、「よくある間違い」についても説明しています。

遠い昔に覚えたきりで
「ひさしぶりに指そうかな」
とぼやーっと思っていた方にも、いいと思いますよ。

ご興味ありましたら
ぜひ手にとってみてくださいね。
宜しくお願いいたします。

   
 ↑
 こちらはぼくが最近編集協力した本です。
 コンビニにはありませんが、ぜひぜひ。

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2009年06月24日

●名人戦最終局、いよいよ終盤へ

1、名人戦最終局は、いよいよ終盤へ。
  いまちょうどBSの生中継をやってるんだけど
  先崎・渡辺ペアの解説のあと登場した
  岡崎のベテラン棋士・石田和雄九段の
  三河弁ともべらんめえともつかない独特の語り口が
  ものすごく懐かしくて、おもしろくって、よかった。

2、ベテラン棋士といえば、
  まだ50歳にもなっておられないけど、
  昨年おじゃました竜王戦でお会いした
  福崎文吾九段も、昼間も夜も、さすがの名調子でした。
  羽生世代では、誰がこの座につくんだろう。
  (下の世代には、山崎隆之七段という解説の天才がいる)

 ニコニコ動画に福崎先生の
 神解説動画がありました。
 将棋分かんなくても笑えるんだから、すごい。
 ご興味あればぜひ。
 ↓
 

3、んなことはさておき、
  現在進行ちゅうの名人戦最終局は
  軽快に駒が攻めに向かっていた羽生名人が有利かと思いきや
  ここに来て、
  けっこう「そうでもないのか」という展開で
  かなり熱いです。
  メリハリ利きまくり
 (というか、ミもフタもない物言いが、なぜかかわいい)
  渡辺竜王の解説を手がかりに
  最後までネット中継とBSで楽しみたいと思います。

4、室内に置いておこうと
  鉢に植えたぶんの朝顔がだいぶんのびてきた。
  ツルを巻きつけるための支柱がなかったので
  代わりに、ツバキの枝をさしてみました。
  上手くいくかしらん。どうかな。

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2009年06月22日

●桔梗咲く、明日から名人戦最終局

1、キキョウ、咲きました。
  開花したら、
  やっぱりキキョウでなく、
  桔梗のが相応しい気がする。

 kikyo.jpg

2、本日は
  王位戦の挑戦者決定戦がネット中継ちゅう。
  (→こちら
  同じように見える中継システム、棋譜コメントにも、
  ずいぶん個性や書き手の違いが出るものだなあと
  改めて思いながら、見ています。
  橋本七段の対局が、映像付で見られるのはいい。

3、んで、明日からは
  いよいよ次の名人が決まる大一番
  今季名人戦の最終局となる、第七局がスタート。(→こちら

4、最終局の舞台はぼくの故郷、愛知県。
  豊田市のホテルフォレスタなのだとか。
  知り合いもけっこう現地に行くらしい。
  ぼくも行きたい。
  あのドキドキを、できるだけ近くで感じたい。
  でも、〆切がああ。

5、BS2の放送がすごく充実しているのが、せめてもの救い。
  23日(一日目)は
  9:00~10:00、17:00~18:00
  でいつもどおりだけど、
  24日(二日目)は、
  9:00~10:00、16:00~18:00
  18:45~19:00、20:50~21:00
  (※ダイジェスト24:40~24:55)
  と、夕方以降も、断続的に生中継がはいるそうです。

6、「名人決定の瞬間をなんとか生で伝えたいっ」
  という気合を感じずにはおれません。
  ネット中継(有料だけど)も必須でしょう。
  原稿どころじゃなくなるような
  すごい熱戦、期待してます。

7、どうせ、
  ネットとBSにかじりつくなら
  行っちゃってもいいのかもかもなあ。
  いやいやいやいや。

  
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2009年06月12日

●真空管ラジオ、将棋、キュウリ

1、別冊大人の科学マガジン「真空管工作
  先月末に出ましたよ。
  改造ページのいちぶを取材・記事構成させてもらいました。
  この手のプリミティブなラジオってのは、
  受信にちょっとした手間がかかるぶん
  「オレがこの手で電波をキャッチしたぜ」感が強いんですよ。
  ご興味あるかたは、
  この機会にぜひ「受信感」味わってみてください。

 

2、梅田”ウェブ進化論”望夫さんが
  大好きな将棋に特化したBLOGを始めたそうです。
  こちら→「梅田望夫のModernShogiダイアリー
  さいきんでは、梅田”指さない将棋ファンの星”望夫さんに
  なりつつあるようですが、
  どっちの梅田さんの文章も、ぼくは好きです。

3、てか、
  将棋の仕事をするときの晴れがましいうれしさ
  みたいなモノが感じられて、それはぼくもまったく同感なのです。
  あれはどこからくるのだろう。
  夏くらいには、ぼくもひさしぶりに一冊つくれそうなので
  自分も含めた
 「矢倉なんてホントは名前でしか分かんない将棋ファン」
  のために何かできたらいいなあ、と思っております。

4、さっき、庭でキュウリが採れました。
  夕飯に使ってもらおうと
  奥さんにもっていった。
  「けっこう立派だよ」

5、ウリ系の野菜だと、
  こゆとき、みょうに誇らしい気分になる。
  握るコブシにもチカラがこもる。
  なぜかしらん。

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6、なぜなのかしらん。

 

   
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2009年05月15日

●瀬川四段、昇級おめでとうございます!

サラリーマンから将棋のプロ棋士になった、あの瀬川晶司四段が
本日おこなわれた第81期棋聖戦第1次予選1回戦で
中座真七段に勝利し、
見事、フリークラス脱出、C級2組への昇級を決めました。
(関連記事→こちら
 産経ニュースより。笑顔の写真がかわいいっす)

おめでとうございます!

これまでの軌跡を
ものすごくカンタンに書くと、こうなります。

プロ棋士を養成する機関・奨励会で
26歳までに四段になるという年齢規定に破れ、退会
(注)通常ならば、もうプロにはなれなかった。
 ↓
ところが、
アマチュアとして、プロのA級棋士を公式戦で破るなどの大活躍
(注)将棋は、20代で全盛期を迎えるひとが多い。
   奨励会の年齢制限もそれを踏まえている面がある。
   でも瀬川さんは30代でさらに強くなったようなところがある。
 ↓
そこで
日本将棋連盟が異例ちゅうの異例といえる、プロ編入試験を実施
(注)どうして、こんなことが起こったのは、
   僭越ですが、拙著「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか」に
   書いてありますので、ご一読ください。
   ともかく、さまざまな要因、偶然が重なったのです。
 ↓
合格!
特例で四段(四段以上がプロ棋士)に編入。
(注)しかし、名人位へとつながる順位戦には参加できない”フリークラス”待遇。
   この立場でいられるのは10年間だけ。
 ↓
フリークラス脱出規定をクリア、順位戦C級2組に編入を決める
(注)今日のニュースは、これです!
   これで、来期からはすべての棋戦に参加できるようになりました。

26歳であきらめたはずの将棋の名人への道が
39歳のいま、開かれた、ともいえます。
これは、まさに奇跡的なことじゃないでしょうか。

じつは
瀬川さんとは単行本の取材と打ち上げ以来、
いちどもお会いしていません。

でも、いちどだけ伝言をもらいました。
たしか去年か今年の冒頭
「あと2勝で昇級か」というときの前後です。
知り合いの記者さん経由で
「昇級したら、お会いしましょう」
と瀬川さんが言っていた、と聞きました。
ブログで読む瀬川さん
いつもどおりのほわんとしたペースに見えたけど、
やはり内心、相当期するものがあるんじゃないかな
と、このとき、あらためて思いました。
てか、そうでなければ、ここまで来れるワケがない。

だから今日はソワソワしてしまって、
知り合いから「瀬川勝ち」のメールをもらっても
すぐには信用できず、
新聞社の速報記事を見てようやく安心したのです。
「やったー」と部屋でひとり、叫んでしまいました。

なにはともあれ、おめでとうございます!

「ここからが本番」という声もあるだろうけど、
その本番の舞台に立った、という事実が
ホントウにすごい。信じられないっ。

いつか
ご本人に直接
「おめでとうございます」
を伝えるチャンスがあるといいなあ。

(追記)
フリークラスからの昇級規定には
いくつかの条件があるんですが、
今回瀬川四段がクリアしたのは、
「直近30局以上の勝率が、6割5分以上」というモノ。
(本日の勝利で、35局で23勝12敗、勝率6割5分7厘になった)

勝率トップ10の棋士でも、通年では7割ほどしか勝てないのです。
昨年名人位を奪回した羽生善治名人でも
08年度は44勝21敗で勝率6割7分7厘でした。

対局する相手、日程、タイトルの内容などが違うから
カンタンに比較することはできませんが、
この数字からも
「すげえことをやったんだなあ」
とあらためて思いました。

 

 
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2009年05月08日

●名人戦第3局は全国で解説会&瀬川四段昇級なるか

1、本日は名人戦第3局二日目なのでした。
  指さない&強くない将棋ファンのぼくが楽しみにしている
  NHKの生中継は、残念ながら、国会中継で短めになりそう。
  でも、この対局は、
  全国数十ヶ所(なんと47都道府県すべてにプロ棋士が派遣されてる!)で、
  解説会がおこなわれるそうです。

2、会場・日程などは→こちら
  まさに、いまからの時間帯が大詰めになりそうなので
  興味とか時間的なアレのある方は、ぜひお近くの会場へどうぞ。
 (週末にやる会場もあるので注意。 無料のところも多いです)

3、あと、将棋といえば、
  瀬川晶司四段のC級2組昇級に、ついにリーチがかかりましたっ。
  新聞記事→こちら

4、前々回、前回は
  「あと2勝で昇級」というところで足踏みをした瀬川さんですが、
  今回はそのカベをついに突破!あと1勝ところまで来ています。
  前々回の「あと2勝」時の記事・瀬川四段の置かれている状況などは
  →こちらの過去記事を参照下さい。

5、フリークラス突破のかかる一番は
  5月15日におこなわれる対中座真七段戦(棋聖戦予選)。
  ぜひ、リーチ一発ツモ、で決めて欲しい。
  瀬川さんには関係ないけど、この日はぼくの誕生日だ。
  応援してます!

   
 ↑
 左の本で、瀬川四段誕生の経緯を書きました。
 右はぜんぜん将棋とは関係ないけど、ぼくの最新刊です。 
 どちらも宜しくお願いします。

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2009年04月08日

●明日から第67期名人戦七番勝負です

1、口内炎が痛いっす。
  野菜をたらふく食いたい。
  それはさておき。

2、明日から将棋の名人戦がはじまります。
  指さない(弱いといってもいい)将棋ファンとしての
  名人戦観戦の楽しみは、
  なんといっても、BS2で断続的に生中継があることじゃないでしょか。
  これはネット中継とか、
  ダイジェストでは見られない部分が楽しめるんです。それは間合い。

3、以前、将棋の本をつくっているときに
  お話を聞いた某プロ棋士は
  「対局をしているときは、
  相手との間合いがすごく重要」といっていた。
  相手の表情やしぐさで、様子を探る。次に指す手を決める。
  ほおっと息を抜いたときや、視線を動かすとき、
  どのタイミングで指すかでインパクトは違う。将棋は変わる。

4、平成3年に亡くなった
  カッコいい無頼派棋士・升田幸三実力制第4代名人は
  著書「王手」で、こんな風に書いている。
  ちょっと長いけど、どくとくな語り口と、
  兵隊時代の逸話も含めてすごくおもしろいので、
  以下、引用します。

5、「だいたい私は、銃剣術を昼やるのはいやでね。
  というのは、剣道とか、ああいう武道的なものは、
  弱いうちは剣先とか槍先ばかり見ていますが、
  上手になると、相手の目を見てやるものなんです。
  そして相手の目が動いたときに踏み込んで、一本とる。
  だから剣道の名人は、斬られても目を動かさんといわれておるくらいで、
  それほど目は大事なんです

6、(続き)
  ところが、こっちは弱いから、何とかしようと思うと、すぐ目が動く。
  昼間だと、面をつけておっても明るいから、
  それがすぐ相手に分かってしまうわけだ。
  しかし朝早くか夕方だと、面の中は暗いですから目の動きに気づかれることがない。
  こっちも見えんが、向こうも見えんわけで、
  早朝なんかだと霧が深かったりして、なお都合がいいわけです。
  それともう一つ、相手が息を吐きますね。
  すると、昼なら見えんが、肌寒くなった時分の早朝なら、吐く息の白いのが見える。

7、(続き)
  そこに私の工夫があったわけで、いろいろやってみると、
  相手が息を吸ったときはとても一本とるわけにはゆかんが、
  つぎに息を吐きますね。ハーァと白いものを出して。
  このときにさっと突きだすと、かならずきまるんです。
  これは人間の本能的な生理なんですね。
  息を吸うときいうのは、所作が早いんです。しかし吐くときは力が弱る。

8、(中略)
  兵隊から帰ってまもなく、木村(義雄14世名人)さんと指した
  五番将棋の三局目だったナ。
  いまはなくなりましたが、
  そのころ「新大阪」という横型の面白い新聞があって、そこの主催でね。
  あの将棋は、終盤ギリギリのところで、ぼくは一手えらいことをして、
  苦戦も苦戦、大汗をかいとったんだ。

9、(続き)
  それで木村さんは、優勢に立ったんですが、
  向こうも、もう持ち時間がないわけだ。心臓が早鐘を打ってます。
  それが、木村さんタバコすうとるから、吐く息、吸う息でよく分かる。
  こっちも必死ですからね、その呼吸の間をはかって、
  息を吐こうとした瞬間に、バシッと駒を打つ。
  すると木村さん、ハッとするわけだ。

10、(続き)
  人間、息を吸うときは、無意識のうちに全身を緊張させますが、
  吐くときは逆に弛緩する。
  その虚をつくと、動揺が大きいんです。
  それを繰り返したもんですから、しだいに木村さんも思考が乱れてきて、
  あわてて次の手を指す。そして、ついに、最後の土壇場というところで、
  こんどは木村さんに間違い手がでた。それで逆転したわけです。

11、(続き)
  これ、相手に時間の余裕があったらダメです。
  しばらく盤を眺めて、落ち着きをとりもどしますから。
  一秒二秒が貴重なときでしたから、それが木村さんにわざわいしたんでしょう。
  けれどもそんなところを狙われて、やられたとは思わないから、
  「きみの闘志にやられた」とか言ってましたが、
  まぁ闘志は闘志だけど、いろいろあるからねえ、闘志にも。」

12、引用終わり。将棋の動画中継は
  「動きが少ないからつまらない」と言われることもあるけど、
   この辺をイシキして見ると、
   ネット中継とはぜんぜん違う楽しみ方ができると思います。

13、毎週日曜にやってるNHKの早指し将棋でも
  「羽生名人は、呼吸の間合いをイシキしてるんじゃないか」と思える節があるし、
  考慮時間が長い名人戦でも、
  相手がどんな動きをしているときに指したか、とか
  席をはずすのはどんなタイミングなのか、とか
  1分将棋になったときの両者の呼吸なんかに注目すると
  「バガボンド」読んでるみたいな気分になれるのです。
  「カロリーメイトらしきモノを食べてたら、相手が投了した(負けを宣言すること)」
  なんてちょっとマヌケなシーンも、以前見たことあるんだけど、
  すごく印象に残ってます。これはやっぱり映像のチカラだと思う。

14、ちなみに
  引用した升田さんのお話は、ホントかどうかよく分かりません。
  デキスギのような気もするし、ここまで上手くいくモノかなあ
  なんて、ちょっと怪しい気もする。でも、こうであって欲しい気持ちもあるのでした。
  しかも、このあと
  夜這いの名人はこの辺の呼吸の間合いが上手いとか、
  すげえ方向に展開していくのですが、
  そのへんの続きもぜひ「王手」(中公文庫)で読んでくださいませ。

15、カンケーないけど、
  名人戦第1局の9日、10日はどっちも取材。
  だから、見られないのでした。くう。
  もしチャンスのある方は、ちょっとでも興味が向いたら
  一度ためしに見てみて下さい。

 

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2009年03月26日

●きょうは将棋を指してました

1、「遊びにいっていい?」
  ご近所小3Hくんより、朝、電話。
  平日なのにめずらしいなと思ったら、
  もう春休みなのでした。
  「将棋教えて」とのことで、
  ボール紙に線をひいた盤に、
  ずっとつかっている駒を用意して迎える。

2、ぼくもヘタクソなんだけど
  さすがにルール覚えたて小3には負けない。
  駒落ちでも上手くいかず、
  途中からは
  Hくんの「こう並べていい?」ルールで指しました。

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  ↑
 Hくんサイドのみ、王、金以外最初から成っている。

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  ↑
 飛車・角を落とすだけじゃなくて、
 彼に渡して、好きな場所に置いてもらってスタート。

3、やっぱり、
  こういうゲームはちょっとは勝ちの味を知らないと
  飽きちゃうような気がするので、
  オトナの気づかいもしながら、指しまくりました。
  最後は、
  彼が持ってきていた
  入門書(中原誠十六世名人著!)に載ってた詰め将棋を解かせて、おしまい。

4、けっきょく5時間以上やってたんじゃないかな。
  ぼくも全然あきなかった。
  「またやろうね。本もっと読んでくる」と帰っていったHくん。
  いま覚えておくと、
  きっと、ずっと遊べるだろうから、
  できるだけ、付き合おうと思います。

5、きょうはまだまだ最初だったけど、
  相手の根気と棋力を伸ばすような
  上手な負けかたってのも、あるんだろうなあ。
  でも、
  もし平手で負かされるくらいになってきたら、
  逃げよう。
  悔しいから。

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2009年01月19日

●瀬川晶司四段、フリークラス脱出なるか

1、BLOGのカテゴリー分類に
  「将棋」をくわえてみました。

2、だからというわけじゃないけど、
  瀬川晶司四段のことを書きます。
  C級2組昇級に、いよいよ近づいているのです。
 (30歳過ぎのサラリーマンだった瀬川さんが、
  どうして特例で、プロの瀬川四段になれたのかは、
  ↓こちらの拙著をご参照ください。ぜひぜひ。)

 

3、細かい条件はメンドウなので書きませんが、
  最短のばあい、 これからの3戦のうち2つ勝てば、
  C級2組へ昇級とのこと。(ネットで知りました)

4、状況が分かんないかもしれないので、以下補足。

5、瀬川四段はいま、フリークラスというところにいます。
  このクラスは順位戦(名人を目指すリーグ戦)が指せなくて、
  プロといえど、対局料がグッと少なくなるので、金銭的にちと苦しい。
  しかも、それだけじゃなく、ここにいられるのは10年まで。
  昇級しないと、そのまま引退しなくちゃいけない。

6、瀬川”さん”が、瀬川”四段”に変身したのは、05年11月。
  3年以上をかけて、ここまで来たということです。

7、もうひとつのポイントは、年齢。
  将棋のプロ棋士は、
  おおむね20代~30代前半に強さのピークをむかえ、
  40代になると急激に成績が落ちることが多いようです。
  もちろん例外はありますが、
  今年3月に39歳になる瀬川四段としては、
  できるだけ早くフリークラスを脱出するにこしたことはないはず。

8、というわけで、
  もしかしたら、棋士人生の大きな節目となる
  「昇級リーチ」がかかるかもしれない
  次局(23日対長岡裕也四段 竜王戦 6組2回戦)は
  要注目なのですよ。

9、じつは、「瀬川~」本の打ち上げ以来
  瀬川四段には、お会いしていません。
  どうせなら、次に会うときは、
  「おめでとうございます」と言いたいところ。
  期待してます!応援してます!

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2008年12月19日

●竜王戦は渡辺竜王5連覇でした

1、竜王戦おわりました。序盤3連敗した渡辺竜王の4連勝で、幕。
  最後の第7局二日目は、
  昼前からずっと終盤戦が続いているような熱い展開。
  猛烈に攻めあっているのに、どっちが優勢かはっきりしない。
  一瞬はっきりしても、あっという間にひっくり返る。それがまた逆転する。
  1分将棋になっても、どっちが勝つかわからない。最後の最後まで、興奮しました。
  将棋ってすげえ。
  両対局者も、スタッフもいいモノを見せてくれて、ホントありがとうございました。

2、渡辺さんが永世竜王の資格をゲットした18日、
  朝日杯では、30歳の佐藤和俊五段が
  羽生さんと同い年の
  森内九段(永世名人資格保持者)、丸山九段(元名人)を下したそうです。
  もしかしたら、ついに世代交代が始まったのかもしれない。
  でも、羽生世代最強時代はそうカンタンには終わらない気もする。
  てか、終わって欲しくはないのだ。おなじ40代目前世代としては。

3、気分的には、もうちょい書きたいんだけど、
  現地で第7局を観ていた記者さんと来週会えそうなので、
  続きは、それからにします。

4、あ、そうだ。
  第4局とはちがって、
  第7局はネット中継で、泣きませんでした。感動はしたけど。
  終局直後の竜王の表情が、
  テレビで、すこしそれっぽくみえたのは、どうなんだろう。
  もし泣いていたのなら、
  いつか「やりすぎでしょう」と言い返してみたい。

5、あ。やっぱ言えないや。
  アレだけの勝負をしたんだもの。当然だ。

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2008年12月16日

●わからない、について(竜王戦見物記2)

こないだの「竜王戦見物記」の続きです。

プロの将棋をみていると
「わからない」という言葉の多さにおどろく。

もちろん、定跡もあいまいなぼくに
彼らの将棋の真意がわかるわけはないんだけど、
現地にいって、気づいたのは、
どうやら、ぼくだけじゃないらしい、ということ。

例えば、竜王戦第5局がおこなわれたホテルの1階。
対局場の様子と、盤面を映し出したモニターがあって、
お客さんが椅子に座って、じっと画面を見つめていた。
たぶん、みんな将棋が好きなんだろうな、
ぼくなんか敵わないくらい強いんだろうな、と思ってみてた。

ところが、
1時間くらいジッと腕組みをしていたおじさんが、そっと隣のひとにいったのは
「どっちがいいの?」
という質問でした。

聞かれたひとの答えも
「先手が良さそうにみえるけど、解説を聞くとまだ分からんらしいんだなあ」
「ふううむ」

対局場と同じ階には、控え室がある。
ここには2つの将棋盤があって、
プロ棋士や関係者が集まって、”検討”をしている。

対局場では数十分に1手くらいしか進まないけど、
こっちの駒はどんどん動く。
「なぜ、こう指したのか(こう、指さなかったのか)」
「ここから、どう指すのか(どう指したらマズイのか)」
が考えられているのです。

プロ同士が将棋を指すと、
危険察知能力がどっちもハンパないから、
二人が何を考えているか知るには、
「指した手」よりも「指さなかった手」が重要になったりするらしい。

だから、ここにある2面の将棋盤には、
カメラには映らない
対局者の脳ミソのなかが、再現されている、ってことになる。

でも、ここで聞こえてくるのも、
「先手がよさそうけど、わからない」
「難しい」
なんて言葉ばかり。

名だたるプロ棋士が集まって、
「わからない」「難しい」を連発するのを聞いていて、
竜王、名人に対して、遠慮しているのかしらん、
なんて風にも思ったんだけど、どうやら違う。

実際、こんなやりとりもあったのです。
「△△先生、解説会場に来ていただけませんか」
「いまは■■先生がやっているでしょう」
「いや、■■先生がご自分の解説に自信がないとおっしゃってるんです」
「わかりました。
 ぼくも分からないけど、とりあえずいま検討したことを話します」

これは、なんだろう。
控え室の隅っこで、素人なりに想像しました。

危険察知能力がどっちもハンパない天才同士が、
それでも、相手を少しでも出し抜こうとして
たっぷり時間をつかってトコトン考える。
大のおとなが脳ミソを振り絞って、
集中力を高めるため、静かなホテルの最上階の部屋まで借りて、考える。
こんなシャレにならないほどの状況で指される将棋は、
ほとんど誰にも解析できないような
「わかんない」方法に進むしかないんじゃないだろか。

だからこそ、ギリギリの攻防になった第4局が終わったあと、
渡辺竜王は
「なぜ自分が勝っているのかがわかりませんでした」とブログに書いて、
羽生名人は
「最後は何か手があったかもしれませんがわかりませんでした」と語り、
現地でこの将棋を検討していたプロ棋士が、
投了に「えっ」と驚いた。

それは、彼らの将棋が
「相手は気づいていないけど、自分だけが読みきっている一手」
というモノがほとんどありえなくなるまで
日々突き詰めておきながらも、
それでも、そのありえない一手をギリギリまで
求めるからこその「わからない」だと思う。
極端にいうと、対局者にもホントのところは、わかんないのだ。
(たぶん、だけど)

現地でみていた、第5局。
夕方になると、
プロの検討陣のなかで、
少しずつ「わからない」がほぐれてくる。
どちらが優勢かがみえてくる。

「これは新潟(第6局)ありそうですよ」
そんな検討の声に、
控え室にいる取材陣は、右往左往。
この日は、
羽生さんが勝てば永世七冠達成で
渡辺さんが勝てば第6局へと続くのだから、
取材のひとも対応におおわらわになっている。

でも、そこでまた「わからない」が登場する。

たっぷりあった考慮時間がなくなれば、
両者は1分以内に指す将棋へと突入する。

読んでいなかった手を相手が指す
秒読みに慌てて自分の読みが信じられなくなる
一瞬アタマが真っ白になってしまう

そんなことが起これば、
いくら勝勢でも、最後の最後で、間違えるかもしれないのだ。

だから、わかんないし、
むしろ、それがあたりまえだし、
みんなで「わかんない」「難しい」なんて腕組みしてるんだけど、
決着は不思議につく。
その、わかんなさが、また、おもしろいんです。

(たぶん、続きます。
 明日はいよいよ最終第7局です)

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2008年12月14日

●竜王戦見物記

1、将棋の竜王戦、えらいこっちゃになってきました。
  スタート直後は羽生名人の3連勝。
  しかも、渡辺竜王に何もさせないような勝ち方だったので
  「こりゃ、いっきに永世七冠誕生か」
  なんて声が聞こえていたんだけど、そこから、現竜王が怒涛の3連勝。
  これまた、第5局、第6局は羽生名人に何もさせない完勝ペースだったから、
  「ついに次代の棋界を背負う若手が目を覚ましたのか」
  と、盛り上がってきました。
  どっちが勝っても初代永世竜王誕生となる、
  最終第7局は、今週水・木と山形でおこなわれます。

2、そんなすんごいタイトルを、先日間近で見物してきました。
  和歌山・南紀白浜での第5局。
  将棋記者さん、担当者さんのご好意に甘えさせていただいたのです。
  ありがとうございました。

3、いやはや、すごかった。
  いちばん、すごいなと思ったのは、
  ホントに「将棋」をやっているのだという事実。
  あったりまえ、っちゃあ、そうなんだけど、

 s-180-8024_IMG.jpg
  こんなにきれいな海があって

 s-180-8025_IMG.jpg
  真っ白な砂浜がある。

4、その浜にたって振り返ると
  すげえ立派なホテルがあって、

 s-180-8021_IMG.jpg

  その地下や1階では、モニターを注視する地元のひとびとがいて、
  腕組みなんかをしている。

  最上階あたりには、ネクタイを締めたひとたちや
  カメラをかついたひとたちがいて、
  息を潜めて、やっぱりモニターを眺めている。

 s-180-8028_IMG.jpg

5、映し出されているのは、そこから少し離れた和室。
  みんなの視線の先には、和服の二人。
  24歳の渡辺竜王と38歳の羽生名人がやっているのは、将棋。
  誰でも知ってる、ゲーム。
  あの駒と盤さえあれば、どこでもできる将棋。
  ごくあたりまえのアレなのです。ただ、ちょうハイレベルだけど。

6、「大のおとなが、一生をかけて、やると、
   将棋もここまでになっちまうのか」と改めて思いました。
  ぼくも小学生で覚えた当初は夢中になったけど、
  クラスの友だちにも負けるような腕前だったから、
  とちゅうで飽きて、あきらめちゃった。
  でも、彼らはずっとあれから追求して、勝ち続けて、ここにいる。

7、へんな例えかもしれないけれど、
  かくれんぼのむちゃくちゃ上手い友だちがいて、
  社会人になって、偶然街で見かけたら、
  彼だけはまだ隠れ続けていた、そんな感じ。
  「ずっとやっていたら、こんな風になれたかもしれないんだ」
  と憧れながらも
  ちょっとした後悔が混じるようなそんな気分で
  ホテルを見上げたのでした。

8、でもそんなウソのような、でも実在する世界は
  やっぱり尋常なモノではない。いられるわけがない。
  現地で過ごした二日間は、
  シャレにならない空気をひしひしと感じる得がたい体験の連続だったのです。
 (たぶん、続きます)

   
 ↑
 ぼくがこれまでに書いた将棋関連の文章です。
 左が著書で、右は雑誌記事。(羽生さんと茂木健一郎さんの対談を構成)
 ご興味ありましたら、宜しくお願いします。

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2008年11月28日

●将棋で泣いちゃいました

1、昨日の竜王戦第4局は、ホントにすごかった。
  詳しいことはちっとも分かんないのに
  ネット中継と2ちゃんねるをリロードしまくって、
  最後、羽生さんが投了したとき、涙が出てしまった。
  将棋みてて泣いたなんてはじめてです。

2、”優勢”とみられていた羽生さんに”明確な勝ち”が見つからず
  (ホントはあったのかもしれないけど、少なくとも誰も発見できず)
  ”劣勢”とみられていた渡辺さんは、
  そのことに気づいていたのか、いなかったのか、ギリギリで残した。
  (何度も負けた、と思ったようです→渡辺竜王のBLOG
  こんな劇的な勝負が現実にあるんだ。そう思いました。

3、投了直後のことを
  勝った渡辺竜王は
  「なぜ自分が勝っているのかがわかりませんでした」と書いていて、
  羽生名人は
  「最後は何か手があったかもしれませんが分かりませんでした」と語ってる。
  ちなみに、現地でこの将棋を検討していたプロ棋士たちも、
  投了直後は、みんな「えっ」という感じだったらしく、
  なぜ羽生さんがここで投げたか分からない雰囲気だったそうです。
  (現地にいってた某さんに聞きました)

4、ものすごく将棋の強いひとが
  指してた当事者まで含め、
  寄ってたかって全員で
  「分からない」
  と口をそろえていっている。
  これは、ちょっと途方もないことですよ。

5、でも、そこまで追い込むからこその
  プロの将棋だし、感動なのかもしれないなあ、と思います。
  それと、
  分からないまま楽しんでてもいいんだ、とも思ったり。
  だって、みんなホントのところは、分からないんだもの。

6、なにはともあれ、すごい対局をありがとうございました。
  ぼくも少しはがんばらなくちゃ、と、
  きょうは〆切原稿を1本書き上げることができました。

7、てなわけで、   "永世七冠誕生"を
  楽しみにしていた方にとっては残念だったかもしれませんが、
  竜王戦は第5局もつづきます。
  次は、12月4日(木)、5日(金)。
  和歌山だそうです。行っちゃおうかな。でも新潟・山形もいいな。

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2008年11月27日

●竜王戦第4局二日目やってますよ

昨日一日目を終えた将棋の竜王戦第4局。
今朝9時から二日目がはじまっています。

ぼくみたいな
定跡をほとんど知らない
めったに将棋は指さない
指してもめっぽう弱い
なんてファンでも、プロの将棋はおもしろい。
とくに、今回の対局はものすごくおもしろい。
朝から興奮しながら、
ネット中継にかじりついてます。(→ここから観れます。無料です)

どこに注目してるのかを、以下箇条書き。
難しいこと分かんなくても、将棋みれるじゃん!
ってのが伝わればさいわいです。

1、「永世」をめぐる対局。

  今回の竜王戦は、勝った方が史上初の永世竜王になる。
  渡辺明竜王は連続5期防衛
  羽生善治名人は通算7期獲得だから。
  とくに羽生さんは、これを成し遂げると
  7大タイトルすべてに「永世」がつくことになる。

2、世代間の戦い。

  プロの将棋界ではだいたい10年おきくらいに「スター」が登場する。
  このスターは、おおむね早熟で、しかもプロはそれに気づくモノらしい。
  かつて圧倒的な強さを誇った中原永世名人を下したのは、
  中学生でプロになった谷川浩司九段。
  その谷川さんから天下を奪ったのは、同じく中学生でプロになった羽生さんでした。
  んで、谷川、羽生の次に、中学生プロ棋士になったのが、渡辺竜王なのです。
  1995年、彼が、10歳のとき、河口俊彦七段は、
  「歴史は誤らない。ちゃんと天才が現れたのである。
  渡邊明君といい、昨年奨励会に6級で入った」と書いている。
  これを文庫で読んでいたぼくは、彼が竜王になったとき「ホントだったんだ」と驚いたし、
  それを見抜いてしまう”プロ棋士”というひとの洞察にもびっくりしたのでした。

3、渡辺さんという棋士の”プロ意識”。

  現代的な将棋を指す、とか、堂々としている、といった評判よりも、
  ぼくは彼のBLOGがすごいと思う。
  負けた対局でも、どんなに悔しいときでも、後日しっかり解説するし、
  将棋連盟が大きな問題を抱えているときは、
  それについても、可能な限り、情報を出している。
  (名人戦の移籍騒動の時は、連盟公式サイトよりも、
   彼がケータイから更新したBLOGのほうが情報が早かった) 
  これは、例えば相撲界でいえば、
  現役の若手大関が、自身の取組の内容を詳しく説明したり、
  騒動について説明したりするようなもの。なかなかできることじゃない。
  でも、これを当然のようにおこなっているのは、彼のプロ意識の現われだと思う。

4、BLOGを通じて想像する渡辺さんの心境・生活がすごくいい。

  竜王戦は7局まであって、どちらかが4勝したら終わる。
  その状況で、羽生さんはここまで3連勝。
  渡辺さんは、3局目の夜、最終の新幹線で帰京したそうです。
  (BLOG記事→こちら。普通はもう一泊して、翌朝帰るようです)
  その翌朝の出来事を、渡辺竜王のおくさんがBLOGに書いている。
  (→こちら
  このやりとりが、ものすごく好き。いい雰囲気だなあ、二人とも。
  そしてカド番で迎えた第4局。
  これまでBLOGで竜王戦について触れていなかった奥さんが、
  熊本に向かう朝、こんな記事をアップなさっていました。
  これまた、すてきだ。(右上のイラストも)

えーと、他にも
羽生さんと渡辺さんの因縁とか
羽生さんの”強さ”がどこから来てるのか、とか、
いろいろ書きたいこと・注目できることはあるんだけど、
午後からいよいよ大詰めっぽいので、
ひとまず、このくらいにしておきます。

ちなみにいまは、
「悔いが残らないように精一杯やります」
と第3局終了後に書いた渡辺さんが、
銀も桂馬も全部飛び出して
攻め100%で突っ込みそうな状況。
(でも、突っ込みきれないで、守るべきか、迷っているようにも見える。
 素人考えなので、ズレてるかもしれないけど)

どんな結果になるのであれ
こんな対局をネットでリアルタイムで見られるのはすごくうれしい。
もし宜しければぜひぜひ生で体感してみてください。
(午後4時からはBS2での生中継もありますよ)
できれば、4局で終わらないで欲しいな。

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2008年07月25日

●将棋とロックとカーボンオフセットと轟音と

1、”モテない系”ケータイサイト「女子nicomi」に、将棋観戦記者後藤元気さんの記事、後編が出ております。タイトルは「nicomi倶楽部 第5回趣味の将棋、仕事の将棋 後編」。将棋の楽しみ方のひとつとして、特定のプロ棋士を追いかけてみよう!という趣旨で、 行方”中村一義原理主義者?”尚史(なめかたひさし)八段のことが紹介されています。ちょっとだけ引用させてもらうと「将棋とロックさえあればなにもいらないや」 「戦法ひとつで新しいTシャツを着るようなちっちゃな喜びが手に入れられるんだな」 といった、ステキ語録が満載なのであります。 こんな将棋記事を読みたかったぼくとしては、大満足。これがきっかけになって、ひとりでも「プロの将棋 」というものに興味をもってくれるひとができたら、すごいなあ。登録無料なので、ぜひ読んでみてくださいっ。ほかのコンテンツもおもろいですよ。

2、ぼくが第1、2章あたりの文章を担当した
  CO2排出権10㌔分付き単行本「カーボンオフセットライフ」。
  こないだ横須賀市内のショッピングモールに置いてあるのを見かけました。

 080720_1507~01.jpg

3、この本は、
  二酸化炭素排出権付きってのも変わってるんだけど、
  流通も特殊で、いわゆる本屋さんには並ばないのでした。
  amazonにもないみたい。
  先週あたりから、
  ショップ99、西友、病院売店などに置かれていて、
  今週からは、
  順次コンビニ各店に並ぶようになるのだとか。
 (北海道セイコーマート、関東ファミマ・ローソン・デイリー、関西ファミマ)
  ぼくもまだよく分かっていないのですが、
  どこかで見かけましたら、どうぞ宜しくしてやってください。

4、関係ないけど、
  今夜はフジロックにMY BLOODY VALENTINEが出る日なのでした。
  パリでのライブでは、あまりの爆音にビビって音量を下げたスタッフにキレて
  演奏中に何度もギターのコード抜いたとか、どっかに書いてあったけど、
  それでも、なんでも、ともかくホントに来た。メデタイ。
  ぼくは行かないけど、現地のかた
  kevinにどうか宜しくお伝え下さい。どうせだったら、新アルバムもぜひ、と。

 
 (↑ kevinの新作はパティ・スミスとのコラボライブ音源。
  それにしてもリマスター版は延期に次ぐ延期で、
  いまどうなっているのかよく分かんないです。
  だいじょうぶなのかしらん)

Posted by tekigi1969 at 15:27 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2008年06月06日

●W氏はニョロリが苦手

1、本日の何の役に立つのか分からないメモ。

 渡辺明竜王
 ニョロリとしたH氏が苦手。
 (渡辺竜王の奥さんBLOGの記事より→こちら

 親近感がわくなあ。

2、本日は将棋名人戦第5局二日目。
  あと1勝で永世名人までこぎつけた羽生さんに注目が集まるけれど
  ここまで来ると、もうあと1,2局みたい気もするなあ。
  そろそろ夕食休憩も終わって、佳境に入っているはず。
  名人優勢とのことだったけど、逆転あるかしらん。どうかな。
 (関連リンク)
  http://www.meijinsen.jp/
  http://www.asahi.com/shougi/
  http://mainichi.jp/enta/shougi/

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2008年06月02日

●棋士の無防備さ

1、昨日の将棋・NHK杯には瀬川晶司四段が登場しました。予選を勝ち抜いての本選出場、おめでとうございます。対局は、瀬川四段がけっこう早めに一気に踏み込む展開。ど素人のぼくが見てても、ハラハラできるおもしろい将棋で、最後はきわどかったけど、残念ながら負けてしまいました。またぜひ来年、登場してくださいっ。

2、ちなみに、瀬川さんがどんな方かをご存じないひとは、 「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか」 という本あたりを読むといいかもしれないですよ。 はい、ぼくの本です。宣伝です。すみません。

 

3、プロの棋士どうしが死力を尽くして対局をする様子はなかなか感動的なモノだと思います。とくに終盤、ギリギリのところで攻防を続ける様子はもうホントにビリビリきますよ。将棋がそんなにわからなくても、この感じは伝わるんじゃないかなあ。ぼくはあの空気を「色っぽい」と感じるのだけど、先日お酒を飲んだ将棋ライターGさんは「対局中の棋士の無防備さ」という表現をしていました。なるほど。スポーツと違って動きがないぶん、集中しているところと無垢な部分がむきだしになるのかもしれない。もしご覧になったことがないひとは、ぜひ、どこかで観て下さい。いちばんのオススメは、毎年3月に生中継をしているA級順位戦最終局。とくに深夜に流れる、終局前後の様子はぜひ観て欲しいな、と思います。

4、そういえば、拙著「瀬川晶司はなぜ~」を、いま話題のハチワンダイバーの副読本をして紹介してくださっているBLOGがありました。(→こちら)そうか、そういう読み方もあるんですね。ご紹介、ありがとうございました。

Posted by tekigi1969 at 18:28 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2008年03月04日

●桃→汐留→ビール→A級→アシタバ

1、我が家の目の前にある、桃の木が
  だいぶん芽吹いてきました。
  これ、ホントにもうちょい、じゃないのかな。

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2、昨日は汐留で、13時~19時までみっちりインタビューでした。
  終わってから、海南鶏飯でタイガービール。
  シンガポール料理もうまし。
  新橋駅からあれこれ打ち合わせ電話をして、午後11時過ぎに帰宅。
  テレビをつけたら、将棋のA級順位戦最終局。まだ続いている。
  別名「将棋界のいちばん長い日」。
  出かける前にもチラッと見たんだけど、
  朝10時に始まった将棋が
  まだ全力で考え続けられていることに、改めて感動。

3、羽生二冠はすでに勝っていて、3年ぶりの名人挑戦決定。
  疲れきった顔ながら、インタビューに答えていました。
  久保八段-三浦八段戦は、 千日手で23時30分から指し直し。
  こういうときに、ちょっと休憩するだけで、イチからやり直すってのも、
  すさまじいことだと思います。
  ちなみに久保さんは降級がかかっていました。

4、もうひとり、降級の可能性があったのが、佐藤二冠。
  その佐藤二冠-木村八段戦は、ものすごい熱戦。
  優勢になってからも、しぶとく粘られ、
  苦しげな表情で深夜の1分将棋を指し続ける佐藤二冠に圧倒されました。

5、お金でいえば、
  A級からB級1組に落ちると、たしか月給3割減になる。
  もちろんそれよりも大きいのは、プライド。
  さらに、名人に挑戦できる権利を失うことになるんだから必死です。
  深夜1時半くらいに佐藤二冠の勝利が決まるまで、目が離せませんでした。
  すごくいいものをみたなあ。
  手の良し悪しが分からなくても、十分楽しめました。

6、ひさしぶりの夜更かしで、9時まで寝坊。
  お隣さんに
  摘んだばかりのアシタバを分けてもらいました。やった。

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2008年01月07日

●将棋”見物”記者・田辺忠幸さん死去

1、日本でたぶん唯一の「将棋”見物”記者」田辺忠幸さんが亡くなられたそうです。(ニュース記事→こちら)ぼくは2、3度お酒の席でご一緒しただけなのですが、いつもニコニコ、飄々としておられるとても魅力的なカッコいい方でした。

2、共同通信記者として、将棋、相撲、柔道などを担当し、将棋七大タイトルのひとつ「棋王戦」創設に尽力。2002年には、将棋界に貢献した人に与えられる大山康晴賞を受賞なさっています。晩年は、自分がするのは”観戦”ではなく、高見の”見物”だと自称しておられました。個人的には「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか」を褒めてくださったのが、とてもうれしい思い出です。本を作っているときにお聞きした、棋士の人物評もかなり参考になりました。あと、柔道をやっておられたころのお話もおもしろかったなあ。

3、あの伝説の空気投げ・三船久蔵さんに会った逸話なんて最高でした。お酒の席でのトークだったせいか、どこまでが本当か分かんないのも、また田辺さんの魅力だったんじゃないでしょうか。あんなふうにおいしそうにお酒を飲める大人になりたいな、と思ったのを覚えています。もっと話を聞きたかったけれど、こればっかりは仕方ない。享年76歳。ご冥福をお祈りします。ありがとうございました。

 

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2007年12月21日

●羽生二冠1000勝、『本の時間』バックナンバー

1、羽生善治二冠、1000勝達成。(詳細→こちら)昔は棋戦がすくなかったので、古い棋士とはちょっと比較しづらいのだけども、史上最年少、史上最短以上に、勝率1位ってのがやっぱりすごいと思います。1000勝棋士8人中、唯一の7割越え。将棋のプロ棋士は、一般的に若いころほど勝率が高くて、30代半ばくらいから徐々に下降していく感じがあります。でも、羽生さんはあんまり失速せずに、今季も勝率7割を維持してる。ただ、まあ、これも「棋戦が多くて若いうちに達成できたから、高いだけだ」といえなくもない。ちなみに、かつて圧倒的な強さを誇った大山康晴十五世名人の1000勝達成は、54歳1ヶ月のときなのに、勝率はなんと0.687!!この記録に迫る実績を残せるかどうかは微妙だけど、羽生さんの果てしない挑戦はまだ続くのだと思います。

2、一度だけ「論座」誌の対談司会で羽生さんとお話しする機会がありました。すごく色っぽい、雰囲気のある人だなあ、と思ったのを覚えています。こんなバクゼンとした言い方しかできないのは、ぼくは将棋が弱いから。棋士の本当に言いたいことは、たぶん棋譜のなかにある。ルールが分かる程度の棋力しかないぼくにとって、それは中国語で書かれた古文書みたいなものなのです。簡単な漢字だけ拾いつつ、「うーむ」とかうなってみせてるだけ。いつも、もったいないなあ、と思うので、もう少し将棋をしっかり勉強したい。せめて、強い人の解説がもう少し理解できるようになりたい。

3、そういや、このとき、羽生さんと対談相手の茂木健一郎さんに、自分の本「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか」をちゃっかり渡したのでした。取材後、別件のために控え室にいる羽生さんがこれをパラパラめくっているのが目に入って、すごくどきどきしました。楽しんでもらえたらのならいいんだけどな。

4、話は全然変わります。
  出版社・新聞社などが出しているPR誌(書店レジ横などで配っている冊子です)
  を収集している、ある方が
  毎日新聞社PR誌『本の時間』 2006年5月号、6月号
  を探しているそうです。

5、毎日新聞、図書館にもあたったけどなかったのだとか。
  以前、アスペクトのPR誌の創刊号を探しておられたときは
  ぼくが手元に残していた分をお分けしたのだけど、
  今回は1年以上かけても見つからない模様。

6、PR誌は、ほとんど注目されていないメディアなので、
  大きな図書館でも残していないことが多いようです。
  でも、だからこそ、収集・保存する価値は高いと思う。
  せっかくですしね。

7、てなわけで、ぼくも微力ながら探してみようと思っております。
  「持ってますよ」という方はもちろん、
  「ここならあるかも」というアイデア
  「そういえば」という情報だけでもかまいませんので、
  もし、手がかりなど、ありましたら、
  コメント欄、メールなどで、教えて頂けるとうれしいです。
  心当たりの方は、宜しくお願いしまーす。

Posted by tekigi1969 at 13:26 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2007年04月25日

●将棋関連、ひさびさに

1、先日チラッと書いたけど、
  来月1日発売の月刊「論座」(朝日新聞社)に、
  羽生善治さん×茂木健一郎さんの対談記事が出ます。
  光栄なことに
  ぼくが司会と構成を担当させていただきました。
  けっこう長めの大きな記事なので、
  ご興味のある方は、ぜひ読んでみて下さいね。

2、この対談のテーマは、コンピュータ将棋です。
  もちろん、渡辺明竜王VSボナンザ戦の話題も出てきますが、
  話はそこにとどまらず、すんごく広く、深く展開しました。
  えーと、詳しいことは来週書店でご確認ください。

3、ちなみに今日は将棋の名人戦第2局ですね。
  よく仕事をご一緒する70歳代の某編集者さんは、
  挑戦者の郷田真隆九段と親しいらしく、
  「郷ちゃんは、ほんとうにいい青年だ」
  と何度もいっていました。
  直接お会いしたことはないけれど、
  そんなわけで、なんとなーく、今期は郷田九段を応援しています。

4、さっき毎日新聞の名人戦速報記事をみたら、
 「森内はひげそりに失敗したのか、
  少し血がにじんだ鼻の下をティッシュで押さえた。」
  と書いてあって、そんなこと書かれちゃうのかと、びっくりしました。
  (参考→こちら

5、ひさしぶりに将棋の話題を書いたので、もうひとつ。
  「勝手に将棋トピックス」という人気サイトの、
  昨今の将棋界の動きを考える記事のなかで
  拙著「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか」に出てくる
  いくつかのエピソードが紹介されていました。(→こちら
  自分が関わった本が、こんな風に
  読んだ方々の考えをまとめる役に立つのって、とてもうれしいです。
  ありがとうございました。

 

Posted by tekigi1969 at 18:41 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2007年01月23日

●竜王就位式行ってきました

1、将棋の「竜王就位式」に行ってきました。
  パレスホテル二階にあがると、
  雑誌やテレビでみたことのあるプロ棋士だらけ。
  ひとりで出かけたので
  最初は、黙々と水割りを飲んでいました。

2、コートを預けようとクロークに並ぶと
  後ろにいたのが、二上達也前会長。
  ちょっとぶつかりそうになったひとに頭を下げたら、丸山忠久九段。
  どんぶり抱えて豪快にごはんを食べているひとがいるなあ
  と思ったら、屋敷伸之九段。
  あわわわ。緊張します。

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 (デジカメをクロークに預けちゃったので、ケータイ写真)

3、拙著「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
  のレビューを書いてくださった
  麻雀・教育ライターの福地誠さんがおられたので、ご挨拶。
  麻雀の戦術のこと、ライター業のことなど、いろいろお聞きしました。

4、そのまま、二次会にも潜入。
  最上階のレストランに行くと、連盟理事がずらり。
  おわあ。
  でも、将棋誌の記者さん、編集長さん、観戦記者さんもおられたので、
  名刺交換をさせてもらってそちらでワイン。すごく楽しかったです。

5、そのうちだんだん酔ってきて、
 「将棋倶楽部24のレーティングをそのまま段位にすればいいじゃん」とか
 「観戦記者の権利をヤフオクに出したら、いくらで売れるか」
  なんて、好き勝手なことをえらそうに話しちゃいました。恥ずかしい。

6、しかも、よく考えると、僕の斜め前方の席は米長邦雄会長で、
  その向こうには西村理事、田中理事らもいたのでした。
  聞こえてはいなかったと思うけど、お酒っておそろしいなあ。

7、そんなこんなでいろんな方を見れて、話せて、楽しい夜でした。
  ものすごくゼイタクな時間だったと思います。

8、んなことはともかく、
  渡辺竜王、おめでとうございました。4連覇も期待してます。

瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
古田 靖著
河出書房新社 (2006.3)
通常2-3日以内に発送します。

(↑僕が書いた本です。1年越しの重版目指してまだまだがんばってます。
  宜しくお願いします)

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2006年08月03日

●うれしい書評と名人戦

1、7月23日の「しんぶん赤旗」日曜版に
  拙著「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
  の書評が掲載されました。
  たいへん褒めてくださっていて、
  少し恥ずかしくもありましたが、やっぱりうれしかったです。

2、この書評を書いてくださったのは
  河口俊彦七段。
  僕が将棋に興味をもったのは、
  この河口さんのエッセイがきっかけでした。

3、たぶん
  最初に読んだのは「一局の将棋 一回の人生」。
  戦術的なことなんてわからなくても、
  プロ将棋はわくわくできて、おもしろい世界なのだ
  ということを知りました。
  以来、文庫ででているものは 片っ端から読んでいます。

4、そんな僕のことを
  ある将棋好きの編集さんが覚えていてくれて、
  今回の本を書くことになったわけです。
  だから、この書評は本当にうれしかったのです。
  ありがとうございました。

5、河口さんの「人生の棋譜この一局」という本には、
  91年に起こった名人戦移管騒動についての記述があります。

6、ここには
  「こういう問題が起ると、最大の影響力を持つのは時の名人。
   と共に強い者、上位の者の発言力が強い。」
  とあります。

7、今回の名人戦の主催移管の問題でも、
  投票直前になって、
  タイトルホルダーの何人かが意見を表明しました。
  ところが、結果は彼らの意見とは逆になった。
  ちょっとびっくりしました。

8、「強い者の意見が通る」というのも一長一短だけど
  賛否がほぼ半々に分かれるような決断のときは
  こういうやり方をする団体があってもいいと、
  僕は思っちゃうのです。棋士の集まりなのだし。
  だから、この結果は、正しいのかもしれないけど、
  ちょっと寂しい気もしました。

9、どうせだったら、
  「毎日派」「朝日派」「共催派」で
  それぞれ代表を出して、
  将棋で決めちゃえばよかったような気がします。
  合理的ではないかもしれないけど、
  盛り上がったと思うな。

10、ところで「共催派」は今回どっちに入れたんだろう。
  ううむ。
  色々分からないことだらけなので、
  チャンスがあれば、きちんと取材してみたいです。

大山康晴の晩節
河口 俊彦著
新潮社 (2006.4)
通常2-3日以内に発送します。


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2006年04月16日

●名人戦

1、将棋の名人戦主催を巡るあれこれが
  話題になっているようです。
  「名人戦』争奪 半世紀の因縁 “盤外戦”を読む
  (東京新聞の記事)

2、「契約金の高いスポンサーに主催してほしい」と
  考えるのは別に悪いことじゃないと僕は思います。
  ただ、今回はこういう「原則論」で
  押し通していいのか、という違和感も根強いようです。

3、記事などで論じられているのは、
  ●今回の移籍決定の手順
  ●これまでの名人戦主催を巡る経緯
  ●将棋連盟の経営状態の問題
  あたりのようです。
  簡単にいうと
 「お金」と「筋の通し方」が問題になっているみたい。
  なんか、永遠のテーマっぽいですね、この両立は。

4、どんな展開、結末が待っているのかは
  分かりませんが、結構ガチンコな印象。
  機会があれば、
  色んな立場の人の話を聞いてみたいなぁ
  と思っています。

5、ただ、僕は正直、ちょっとびっくりしています。

6、「瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
  を書いているとき、
  棋戦の契約金についてもあれこれ話を聞きました。
  そこで聞かれたのは
  だいたい「これ以上上げるのは難しいだろう」という声。
  でも、今回の騒動では、3億、5億なんて
  金額が普通に取り沙汰されている。

7、もし他のタイトルだったら、
  こんな話にはならなかったんじゃないだろうか。
  「移籍しますよ」「どうぞどうぞ」
  なんてこともありえそう。
  これも「名人」ブランドゆえなのかもしれません。

8、「名人」の重さと
  その価値をはかることの難しさを
  改めて感じています。

9、何はともあれ
  第64期名人戦七番勝負はいま、おこなわれている真っ最中。
  森内名人に挑戦するのは谷川浩司九段。
  1戦目は森内先勝。
  2戦目は25、26日に新潟県長岡市でおこなわれます。
  「5億でも安い!」
  なんて思えるような
  熱戦になることを期待しています。

瀬川晶司はなぜプロ棋士になれたのか
古田 靖著
河出書房新社 (2006.3)
通常24時間以内に発送します。


Posted by tekigi1969 at 16:51 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2006年02月27日

●瀬川晶司はなぜプロになれたのか

宣伝ですよ、すいません。

僕の新しい単行本
瀬川晶司はなぜプロになれたのか
のネット書店での予約が始まったみたいです。
予定価格1,470円(本体1,400円) ISBN 4-309-26889-7

河出書房新社さんサイトの紹介ページ→こちら

61年ぶりに実施された編入試験を突破して
昨年、みごとプロ棋士になった瀬川晶司さん。
35歳のアマがプロになるのは、
将棋界では、ホントにありえないことでした。

これが実現したのは、
数多くの方々の知られざる奮闘の結果です。
あの時何が起こったのか。
そんなことを紹介した、ドキュメントです。
瀬川さん自身も知らないような秘話が満載、のはず。

将棋に興味のある人はもちろん
これまで全然知らなかったという人でも
楽しめるように書いたつもりです。

なお、発売日は
3月28日になっていますが、
たぶん、もう少し早く出る予定。

どうか宜しくお願いします。

Posted by tekigi1969 at 11:40 | Comments [0] | Trackbacks [1]