2013年03月30日

●近ごろのわたくし


1、引き続きあれこれやって生きてます。横須賀の桜は先週末が満開で、今年こそはウワサの米軍基地桜を見てやろうじゃん。意気込んで奥さんと出かけたのですが、ゲート前というか、ゲートまでいつになったら着くのだろうか途方に暮れそうなほどのすげえ行列を見て、即断念。でも、とぼとぼ彷徨いた末に偶然見つけた小さな公園の桜がとても見事でした。これでいいじゃん。ぜんぜん十分じゃん。
 2013%E6%A1%9C.JPG

2、マガジン航さんに「トルタルのつくりかた」という記事を書かせていただきました。トルタルという活動の具体的な経緯と中身についてまとめたものです。もともとは4月14日におこなわれる文学フリマin大阪で頒布する予定の「紙のトルタル」用に書いた原稿なので、そっちでも読めます。でも、こっちでも読めます。内容はだいたい同じ。

 こちら→「トルタルのつくりかた」(マガジン航

3、↑この記事にも書いたように、トルタルはCROWDパブリッシングを自称してみてます。それを持続だったり、発展だったりさせたり、アレしたりするため、CROWDファンディングにも挑戦することにしました。同じCROWDだし。「トル友」という、月額525円のサポート・コミュニティです。読んでみたり、登録してくださったり、こっそり応援したり、何となく気にかけていただけたりしたら、嬉しいです。

 こちらです→「トル友 電子雑誌トルタルのサポートコミュニティ」(hopp内)

 

4、電書以外では、とある博物館さんのリーフレットをつくらせてもらったり、書籍の編集協力をしたりしてますが、クレジットされない仕事なので詳細は自粛。

5、そんな感じで相変わらずあれこれやってみている次第です。生きていく所存です。さあて、どうなるでしょね。

<電子雑誌トルタル最新号4号はこちら(無料)>
 torutaru4s.jpg
ダウンロードURL→トルタル4号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 10:48 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2013年02月28日

●電子雑誌トルタル4号できました!


カナカナ書房の電子雑誌「トルタル」4号リリースしました!
こちらから直接ダウンロードできます。無料。登録も必要なしです。

 →トルタル4号

iPhone/iPad/iPod touchの方はiBooks
AndroidスマホはHimawari Reader
Winパソコン・MacはReadium
をつかえば快適に読めると思います。
kobotouchでも動画以外はだいたい大丈夫です。

うまくダウンロードできないときは
Safari(サファリ)などのブラウザからダウンロードしてみてください。(コピペ用→  http://bit.ly/torutaru_4)
こちらの予備URL(トルタル4号(ブラウザ経由)) をクリックすると自動的にブラウザ経由でダウンロードすることができます。
「読めないぜ」「よく分からないのだぜ」という方はこちらのガイドをどうぞ。→「トルタルの読み方」

 torutaru4s.jpg


トルタル4号PV
映像:石川 亮介
曲:Frequency Modulation/佐々木 宏人

誰かに教えたい・送りたいというとき(ありがとうございます)は
http://bit.ly/torutaru_4
このダウンロードURLを気軽に配布してください。
もちろんURLをブログやSNSに貼っていただいても問題ありません。むしろ感謝です。

これまでのバックナンバーはこちら→ カナカナ書房電子書籍一覧
創刊からもうすぐ1年。
トルタルはまだしつこく続く予定です。今後とも宜しくお願い致します。




Posted by tekigi1969 at 12:00 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2013年02月17日

●電書だったり、違ったり

1、去年のクリスマス頃にkindlePWが届いてから、電車での移動読書はほぼこれだけになりました。文字メインの分厚い本をグイグイ読むにはとてもいい。実家の母親に見せたらけっこう興味を持っていた。つかえそうだったら、向田邦子さんとかどっさり詰め込んで贈ってもいいかもしれないなと思ってます。(でもまだ贈ってない)
 

2、ただiPadとかの感覚で触ると、動作やできることがもっさりしているのも確か。両方持ち歩くつもりはない。理想はスマホと液晶タブレットとこれが一台におさまること。7インチあたりで。それはまだまだ先なのかしらん。

3、あと電子化された本は定価販売でなくてもいいから、時々セールがあったりする。複数巻になっているコミックスとかは1巻だけすごく安いとか当たり前になりつつある感じ。セール終了後に気づくと妙に悔しいのでamazonさんのこれとかちょくちょくチェックするようになりました。でもこれヤバイ。買いまくりそうになる。

 割引ちゅうの電書を紹介する「Kindle本セール」ページ

 ポイント10%還元になる「Kindleセレクト25」ページ

4、てな感じで、読者としては「電書ハジマタ」という感じです。

5、その一方で、ライター仕事的にはまだほとんど変わらない。紙ベースで発行される仕事が大半で、関わった本がときどき電子化されたり、電書制作会社さんからリライトの依頼をもらったりする機会がじわじわ出てきた、というぐらい。

6、ちなみに去年から始めた電子雑誌トルタルは、電書だけじゃなくて紙の本をつくりたいなと検討してもらっているところ。kindle向けの電書も作りたい。でも、せっかくいろんなコンテンツの作り手が集まってるんから、アウトプットを本だけに限らなくっていいよねと思ったり、思わなかったりしているところです。

7、音楽、ライブ、映像作品、アプリ、イベントもできるはずだよなあ。

8、とかなんとか手と妄想を広げる前に、まずはトルタル4号を出しちゃいます。目標は今月末!

 トルタル4号表紙。ただいま絶賛制作ちゅう
 torutaru4s.jpg

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ(New!)→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 06:40 | Comments [8] | Trackbacks [0]

2013年02月13日

●スライドを公開しました

1、先日ご紹介した1月18日JEPA「第18回 EPUB 3制作の現場から II」で使用したスライドをwebに上げてみました。読めるかな。ご興味ありましたらご覧ください。(こういうの作ったのは初めてだったので、いろいろ稚拙です。ご容赦ください)

 
電子雑誌トルタルにおけるソーシャルメディアの活用事例 from Yasushi Furuta


2、やってみて気づいたのだけど、スライド資料って電書の一種と考えてもいいのではないかなあ。しかもwebですげえ扱いやすい。他にもいろいろ作ってみようかなと思ってます。

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ(New!)→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 09:18 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2013年02月02日

●CROWD、ベーグル、第4号

1、1月18日に開催されたJEPA「EPUB第18回セミナー」で、電子雑誌トルタルについてお話させていただきました。CROWDパブリッシングとか好き勝手に言っちゃいました。リンク先に映像がアップされております。ご興味ありましたらご覧ください。
 →「EPUB 第18回 EPUB 3制作の現場から II
( 3つめの「電子雑誌トルタル制作におけるソーシャルメディアの活用事例」がそれです)

 

2、日本でもkindle始まったのだからやってみたいぜ!というわけで、以前パブーさんで無料公開していた短編レシピ読み物「小麦粉発酵ベーグル指南書」をamazonさんで100円にて 販売し始めました。最初のデータはkindlePaperwhiteで読むと文字色がちょっと薄かったので、昨日、修正版をアップロードしたところです。今後購入される方は修正版になっているはず&すでにご購入済の方には更新通知が近々届くことと思います。よろしくして頂けましたら幸いです。
 

3、編集・発行人をやっております電子雑誌トルタル、2月には第4号が出る予定です。今回も無料なので、ぜひぜひ。
 表紙はこちら!
 torutaru4s.jpg

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ(New!)→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 10:22 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2012年11月17日

●明日18日(日)文学フリマに出店します!

明日11月18日(日)東京流通センターでおこなわれる「文学フリマ」に「電子雑誌トルタル」の名前で参加します!(写真は前回の様子)

457709_237610159674560_1489365576_o.jpg

ブースはエ-13&14。2階まんなか付近です。リアルで展開するトルタル、ぜひ、お越しください。お待ちしています。

「第十五回文学フリマ」(公式サイト
日時:11月18日(日)11:00~17:00(これまでより1時間長くなりました!)
場所:東京流通センター 第二展示場
ブース:「湘南電書鼎談」(エ-13、14)←会場2階ほぼ中央
最寄り駅:東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分

用意しているアイテムの一部をご紹介(すべてトルタル連載陣の制作です)
【FREEトルタル!タダで配ります!】

1、トルタル名刺カード(QRコード付き。1、2号、別冊もあり)
無料配布します。3号分は100枚用意しました。
3%E5%8F%B7%E5%90%8D%E5%88%BA%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89.JPG

2、ウワサの将棋フリーペーパー駒doc.
最新号50部を無料配布します。

【トルタル連載陣のオリジナルグッズ販売します!】

1、マジック折りミニブック(栞付きで100円)
1枚の紙を本のようにしてしまう「マジック折り」を使ったミニブックです。(協力・今井印刷)
裏面には古田靖のコラム「手酌の嗜み」を掲載。
 

2、マッチ箱カレンダー製作キット(200円)
完成すると、動画のように使えます。
image_1352647018327288.jpg
 完成すると、こうなります。
 
3、すだちん&かぼすぃ年賀状(官製年賀ハガキ。150円)
トルタル連載「すだち徳島かぼすは大分」より。
%E3%81%99%E3%81%A0%E3%81%A1%E3%82%93%E5%B9%B4%E8%B3%80.jpg

4、湘南電書鼎談(vol1は500円、vol2は300円)
印刷屋とライターが「電書」の過去・未来を語った鼎談を収録した冊子です。2011年におこなわれたものですが、電書の幕開け間近ないまこそ読んで欲しい内容だと思っています。

5、房総単機旅団(2号3号300円、4号200円)
古田アダム有さんと印刷屋さんの仲間たちがつくる同人冊子です。

【トルタルの中身、展示します!】

トルタル好評連載「万年筆で生活している」の川窪さんが手作りしたオリジナルペン各種を展示します。
ご本人はみちくさ市ブングテン参加のため来られませんが、ご希望あれば購入も可能です。
%E3%83%9A%E3%83%B3.JPG
 軸が天然素材で上からウェンジュ、煤竹、南天、エボナイト。インクに浸けて使用

その他書ききれないくらいのリアルアイテムを取り揃えてお待ちしておりますので、気軽に遊びに来てください。
よろしくお願いします。

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ(New!)→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 16:34 | Comments [171] | Trackbacks [0]

2012年11月15日

●CROWDパブリッシングとかいってみる


1、来年年明け、電書についてのセミナーで電子雑誌トルタルの制作について話すことになった。TEDの見過ぎかもしれないんだけど、こういう時はできるだけ内容をシンプルした方がよいと思う。せっかくの機会なので「こういうやり方です」といえる言葉を見つけたいなと思って考えてみた。ぼくらがやってるコレ、ってなんだろう。

2、トルタルは、離れたところで暮らすメンバーがほとんど顔を合わせずに作っているのがたぶん最大の特徴。そもそもFacebook投稿がきっかけで始まったから、みんなSNSをつかい慣れている。編集部はFacebookグループ。個人間の連絡や議論はTwitterやらFacebookメッセージ、ごくたまにメール。最終的にできあがったものをDropboxに放り込んで、でもこれだとURLが長い&DL数が管理できないので、bitlyで短縮して、TwitterとFacebookで配布するカタチにしている。

 20120115.JPG
 最初の投稿。このときの「いいね!」が編集部の母体。

3、こう考えると「ソーシャルパブリッシング」とかいえそうだけど、この言葉は色んな意味でつかわれているみたいで、ちょっと微妙。そもそも「ソーシャルうんぬん」って何だかイマサラな感じもする。

4、スケジュール管理・進行状況はGoogleドキュメントにEXELみたいな一覧表をつくって共有。文章もGoogleドキュメントに上げる。こうすると赤入れやら校閲作業がやりやすい。確定した素材はSkydriveに放り込んで、これも共有。データサイズを調整する人、加工ができる人が適宜取り出して、直して戻す。それらをHTMLにして、Github上でEPUB化。この辺はプログラムの分かる人がやって、ぼくは最後の校正、各端末を持っている人がチェックをする。この制作上のやりとりはサイボウズLIVEつかっている。

5、無料のデータ共有サービスをつかいまくっているから「CLOUDパブリッシング」とかもいえそう。てか、それならいっそ「CROWD」の方がいいな。群集。トルタルのコアメンバーは20数名くらいだけど、ちょっとずつ手伝ってくれている人、たまにふらっと登場して軌道修正してくれる人、今後に備えて素材を準備してくれている人などなどを加えるとたぶん60人くらいが関わっている。だから、CROWD。ついでにいうと、そういう人たちが散開戦術みたいに自在に動けたらいいなあ、とも思う。スピアウトとか別冊とかもそう。

6、というわけで、CROWDパブリッシング。四文字熟語だったら散開出版。いまの候補。とりあえず。「綴り、違ってるよ」といわれそうだけど、少し間が抜けてるくらいがちょうどいい気がする。

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧
NAVERまとめ(New!)→電子雑誌トルタルまとめ




Posted by tekigi1969 at 07:40 | Comments [51] | Trackbacks [0]

2012年11月04日

●Google先生とぼく


1、今年4月にトルタルを創刊したときGoogle先生はこの言葉をまだご存知なかったようだ。律儀な先生は、ぼくらが検索窓に入力するたび「もしかしてタルタルではありませんか?」と表示してくださったものだ。

2、先生はものすごく頭が良いと思ってた。でも、それは昔の話なのかもしれないな。だって数ヶ月経って検索結果がそれなりの数増えても「タルタルではありませんか?」と聞き返すのは変わらなかったから。ぼくらは呆れて、でも慣れっこになっちゃって、そのうち気にしなくなったのさ。

3、ところが、半年経ったある日のことだ。

 google1.JPG

4、「おいボブ見てみろよ」思わず叫んでしまったよ。先生はとっくに「タルタル」といわなくなっていたんだ。いつからだろう。気が付かなかった。ちゃんとトルタルを覚えてくださったんだ。アルゴリズムバンザイって思ったし、一瞬でも機転の利かない理想主義者野郎だなんて軽視しかけてごめんなさいとボブ(犬)と一緒に反省したのさ。

 google2.JPG

5、先生はもうひとつ贈り物をしてくれた。予測変換に「電子雑誌トルタル」を加えてくださったんだ。こんな検索語句を入力するヤツがそんなにたくさんいるとは思えないけど、でも気持ちは受け取っておくよ。ありがとう、先生。タルタルがまだ予測の2番めにいるのには目をつぶっておいてあげるよ。

<電子雑誌トルタル最新号、3号はこちら(無料)>
 torutaru3ss.jpg
ダウンロードURL→トルタル3号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」
トルタルバックナンバー→カナカナ書房の電書一覧




Posted by tekigi1969 at 14:02 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2012年10月28日

●電子雑誌トルタル3号でました!


カナカナ書房の電子雑誌「トルタル」3号リリースしました!
こちらから直接ダウンロードできます。無料。登録も必要なしです。

 →トルタル3号

iPhone/iPad/iPod touchの方はiBooks
AndroidスマホはHimawari Reader
Winパソコン・MacはReadium
をつかえば快適に読めると思います。
kobotouchでも、動画以外はだいたい大丈夫です。
よく分からないやという方はこちらのガイドを参照してください。→「トルタルの読み方」

torutaru3s.jpg

誰かに紹介したい・送りたいというときも
http://bit.ly/torutaru_3
このダウンロードURLを配布しちゃえば、ファイルを添付するより軽くて便利だと思いますよ。
もちろんURLをブログやSNSに貼っていただいてもOKです。

これまでのバックナンバーはこちら→カナカナ書房電子書籍一覧
トルタルはまだまだ(たぶん)続く予定です。今後とも宜しくお願い致します。

 トルタル3号予告PV(制作・石川亮介、音楽・佐々木宏人)
 




Posted by tekigi1969 at 12:00 | Comments [8] | Trackbacks [0]

●電子雑誌トルタル3号まもなく登場


ぼくが編集人をやっている電子雑誌トルタルの3号がまもなくリリースされます。
本日12時。表紙はこちら!(松野美穂さん制作)↓

 torutaru3m.jpg

目次はこんなふうです。
ドレミファソラムシ(fron)動画
左後方から駆け上がるヤツら(田中モトヒロ
トルタルタルト(黒猫文庫)回文
ひと匙の余韻(寺居和美)
わたしとわたしの母のこと(山本晴美
新米おごじょ日記(まつだきょうこ)
万年筆で生活している(川窪克実
すだち徳島かぼすは大分2(亀山鶴子)漫画
妖怪博士(川崎ゆきお)
切り撮った光景(田中モトヒロ
ARIARI(牧瀬洋)イラスト
theRoom1058(NORO)音楽・動画
セガール24時!!!(油井亮太郎)
101号(諏訪景子
僕たちが編もうとしているもの(今井孝治・梅本克・古田アダム有)特別寄稿鼎談
飯の種(小嶋智古田靖)インタビュー
本屋好き(wakkyhr)新連載
キャプテン☆俺(珠里友
フランスのパン(パン好き委員会巴里支部)
アホウドリの糞でできた島(古田靖

今号ももちろん無料。28日正午12時になったらダウンロードリンクを公開します。
お楽しみに。

 カナカナ書房公式サイト→http://kanakanabooks.com





Posted by tekigi1969 at 08:02 | Comments [31] | Trackbacks [0]

2012年10月14日

●トルタルのバックナンバー動画公開

電子雑誌トルタル1号2号に掲載したfronさんのドレミファソラムシ動画をyoutubeでも公開しました。
上手く動画見れなかった方。まだトルタル未体験の方、もしよかったら、こちらでもご覧下さい。

ドレミファソラムシ「ド」の回
 

ドレミファソラムシ「レ」の回
 

2号掲載のNOROさん「Dance Dance Skip ~ だんだんすき / 」PVも公開ちゅう。
 

トルタル本誌では動画にまつわるコラムの掲載ちゅう。
3号リリースももうすぐ。よろしくお願いします。

<電子雑誌トルタル2号はこちら(無料)>
 torutaru_2.jpg
ダウンロードURL→トルタル2号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」




Posted by tekigi1969 at 07:55 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2012年09月09日

●ダ・ヴィンチ電子ナビさんの片隅に


ダ・ヴィンチ電子ナビさん「本の未来を創り出せ!挑戦し続ける電子書籍クリエイター3人にインタビュー」に恥ずかしながら、登場させていただきました。
ありがとうございます。

「SNSを通じて様々な才能が結集する電子雑誌「トルタル」編集長 古田靖さんの本棚」
こちら→ http://ddnavi.com/serial/80665/

いまでも収入の大半は紙の媒体で得ているのだけど、電書はいろんなことが起こるなあというのが実感です。たぶん出版業界・読者の本棚のなかに「電子」というカテゴリーが増えるだけじゃなくて、きっとぜんぜん違う何かになっていくんでしょうね。
よかったら読んでみてくださいね。

ダ・ヴィンチ電子ナビにも取り上げられたトルタル2号はこちらです(無料)>
 torutaru_2.jpg
ダウンロードURL→トルタル2号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」




Posted by tekigi1969 at 11:34 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年08月20日

●トルタルをおもにSNSで配信しているワケ


1、トルタルには決まったダウンロードサイトがありません。ダウンロードURLの配布はTwitterとFacebookが中心。あとは執筆者や気にいって下さった方々のBLOG他に貼ってもらっています。「わかりづらい」「どこかの電書プラットフォームと契約して置いたほうがいい」「公式配布サイトをつくったら」とよくいわれるのですが、わりとガンコにSNSにこだわっています。(さいきんカナカナ書房の公式サイト内に電書一覧だけはつくっちゃいましたが。→ここ

2、これにはいちおうの理由があります。ここ数年、ぼくが新しい本やミュージシャンの存在を知るきっかけの8割はSNSでした。信用している誰かが「こんなおもしろいものがあるよ」と書いているから、それを読む。聴く。観る。ほとんどがこのケース。おもしろいニュースや記事がどこにあるのかもTwitterやFacebookで知ります。もちろん漏れている情報もあるんだろうけど、その辺はリアルの知人や雑誌があるから、ネットでの情報収集はSNS(とその連携アプリ)でほとんど足りちゃってるという実感がありました。SNSで流通できるデータはごく小さいんだけど、でもだからこそ、すごく軽快に流れていく。入ってくる。

3、これに対してBLOGやら公式サイトは、大きい分だけ動きが鈍い。記事を書いても、定期的に巡回してくれるひとは限られているし、おそらく数年前より激減している。RSSで熱心に更新情報を集めているひとも多くはなさそう。「ここにこんな記事があるよ」と知らせるツイートがなければ「無人島で開店しているお店」のような状態になっちゃう。

4、というわけで、もし仮にトルタルの公式ダウンロードサイトをつくったとしても「ここにダウンロードサイトがありますよ」と、URLとキャッチコピー的な紹介文を綴ったツイート投稿が欠かせません。これって読者にとっては「ツイートをみる」→「URLをクリックする」→「サイトが開く」→「URLをクリックする」という二度手間になりますよね。だったら、1回のクリックで直接ダウンロードできる方がいいじゃん、と思ったのです。

5、というわけでファイルをDropbox上にアップして、そのダウンロードリンクをbitlyで短縮したURLを配布するというトルタルのスタイルを思いつきました。現在のところ創刊号は3940回、2号は1380回ダウンロードされています。(この数字が多いのか少ないのかはまたの機会に書きたいなと思っております)

6、この配布方法には問題もあります。もっとも大きな問題は、SNSの投稿があっという間に流れてしまうところです。少しでも多くの方に知っていただくためには、何度も何度も投稿しなければいけません。これはすごくめんどくさい。じつは、ぼくが「電子書籍」ではなく「電子雑誌」をつくってみたかった理由のひとつが、このめんどくささの軽減にあります。

7、2010年末にぼくはiOSアプリ「電子書籍を出してみたよ」という電書を出したのですが、このときある方から「朝トイレでこの本を紹介したツイートを見かけて、Appstoreをクリックして購入して、通勤電車で読みました」という@をもらいました。「すげえ!」というか「読者にとっての電書って、こういうことなのかも!」と思ったのです。生活のなかにあるスマホ1台で、本にまつわるほぼすべてが完結する。ついでに著者にも感想がいえる。それでTwitter宣伝に力を入れようとしたのですが、1人では限界がありました。宣伝ツイートを繰り返していると、だんだんリツイートも反応も薄くなってしまう。紹介文を工夫しようにも限界がある。

8、でも複数のメンバーが関わる「雑誌」なら、この負担を分担することができます。著者・作者の人数も多いし、紹介するときの立場、考え方、フォロアーさんもマチマチだからバリエーションも豊富にできる。SNSを活用しやすくなるんじゃないか、と思ったのでした。それで編集部もFacebook内につくって、実際に会う打ち合わせも最小限にしました。(←これはあんまり関係なかったかも、と今ちょっと思ってます)

9、実際にやってみた結果は想像以上だったと思います。画像や写真、音楽、動画、ウェブ等の作り手が関わるとSNSの使い道は飛躍的に広がるんだなあ、と思い知りました。1冊の雑誌の存在を知らせるためのツイートが、何十種類もつくれるのです。きちんと統計やらレポートやらで効果を検証したわけじゃないけれど、1人でやるよりも「あの無人島にはどうやらお店があるらしいよ」と知ってもらう確率は高まったはずだと思っています。

10、とはいえ、このやり方が正しいか、今後もこれでいいのかはまだよく分かりません。「自分の関わっていることを宣伝するツイート」は発信する側にも、それなりにためらいがあるし、TLにこういうツイートが並ぶのを嫌う方もおられます。1号、2号、別冊と増えていけば「トルタルとかコトルタルとか、なんだか分からないツイートばかりでウゼエ」と思われてしまうケースもあるかもしれない。(もしそう思われている方いましたら、ごめんなさい)その辺は、これからあれこれ試してみながら考えてみようと思っています。

11、以上ざっと勢いで書いちゃいましたが、そんな感じでこういう配信方法を選んでいるわけです。圧倒的に人気のあるプラットフォームがたった1つだけある、という状況になれば話は違うのかもしれません。でも、そうなったとしても、やっぱり「膨大な本のなかから、こちらを見つけてもらう方法」は必要になるのかな、とも思っています。ともあれ、何かのご参考になれば幸いです。

<電子雑誌トルタル2号はこちら(無料)>
 torutaru_2.jpg
ダウンロードURL→トルタル2号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」




Posted by tekigi1969 at 16:39 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2012年08月19日

●トルタルが無料になっているワケ


1、今年4月に創刊した電子雑誌トルタル。無料で配布しているのには、いくつか理由があります。1つめのワケは、できるだけ多くのひとに届けたかったから。ほとんどのひとにとって電書(電子書籍)はまだ馴染みのないものだと思うので、手にとってもらうまでに障壁を最小限にしたかった。EPUB3というフォーマットにしたのも同じ理由です。これならiPhone、iPadユーザーだけでなくパソコン、Android端末他を持っているひとにも読んでもらえる。これがもっとも大きな理由。

2、2つめのワケは電書の配信方法です。有料の電子コンテンツを配信できるサイトはいくつかあるけれど、多くのひとにとって、どれもあまり馴染みのないモノばかりです。少なくとも、2012年8月現在はそうだと思う。ぼく個人の経験でいえば、これまでいろいろなサイトで電書を販売して来たなかで、そこそこ売り上げが出ているのはAppStoreだけです。書店アプリはイマイチで、単独のブックアプリにするとダウンロードがのびます。たぶん見つけやすくて、購入時の手間も少ないせいでしょう。でも、これだとiPhone、iPadユーザーしか読めない。それと、Apple的には「本はiBookStoreで売って欲しい」という意向があるらしく、昨年くらいから単体のブックアプリをAppstoreではほとんど受け付けてくれなくなりました。(それなのに、ああそれなのに、iBookStoreはまだ日本語に対応してないのです)無料にしてしまえば、こういう販売サイトのルールや意向から自由でいられます。
 ↑
<補足>ちょっと2に補足をすると、AppStore以外でももちろん電書販売はできます。でも何故か少ししか売れない。出版は楽でも、購入がめんどいからだと思います。生まれて初めて電書サイトを開いた方がクレジットカードとかpaypalの登録をするのは、「1冊の本のために個人情報を登録する」ということになっちゃいます。これは敬遠しちゃうでしょう。ぼくも買いません。ちなみに「楽天kobo」「Amazon Kindle」が期待されている理由のひとつが、これです。この2つのサイトはすごく多くのひとが登録済みで、ある程度信頼も得ているので、AppStoreと同等、もしくはそれ以上買ってもらえるんじゃないかと見られているわけです。

3、3つめのワケはEPUB3というフォーマットにあります。このデータ形式は全世界共通のオープンなものなので、今後、電子書籍のスタンダードになるだろうと考えられています。動画も入れられるし、javascriptも動く。ほとんどのデバイスにEPUB3を読める無料リーダがあるので、トルタルでもこの形式をつかうことにしました。でも、たぶんまだほとんどの方が「EPUBって何?自分のパソコンでも読めるの?難しくないの?」という感じだったろうと思います。ホントに読めるかどうか自信が持てない本にお金なんて払えないですよね。というわけで、無料にしました。「オレのパソコン・スマホはEPUBが読める」ということを確認してもらうことが先決だと判断したのです。

4、4つめのワケは3の裏返しです。ほとんどのデバイスで読めるということは、電書の製作者にとっては「1つのページがバラバラな大きさで表示される」ということでもあります。ページの大きさは、デバイスの種類の数だけ存在する。しかも、スマホとかだと、縦でも横でも読めたりするし、フォントの種類・大きさもリーダーやユーザーの設定次第。文字を囲んだきれいな枠線が、どこで切れるかを制作時にコントロールすることができない。(このへんのことを「リフロー型」といいます)こんな「本」は、まだぼくはつくったことがありませんでした。WEBデザインに近いんだけど、ページめくりをするところは本に似ている。だからWEBデザイナーにも分からないところがある。それなのにデバイスもリーダーも、続々と新しいものが出まくっていて、状況はさらに複雑になっていく。わお、どうしよう。でもやってみたい。いつか必要になる気もするし。というような状態だったので、EPUB3電書の作り方を構築する練習も兼ねてつくっちまおうと、無料にしました。

5、今年の1月にトルタルを無料にしよう考えたのは、だいたいこんな理由からです。何かの参考になるかなと思ってつらつら書いてみたんだけど、分かりづらかったらすみません。

6、その後だいぶん状況は変わりましたが、もうしばらくトルタル本誌は無料のままがいいかな、と思っています。無料のままでも関わった方々みんなが採算がとれるように工夫できたらいちばんいいのかもしれませんね。(ここ最近はその方法をアレコレ考えてます。ただ広告入れるってだけじゃつまんないもの)

<トルタル2号はこちらです(無料)>
 torutaru_2.jpg
ダウンロードURL→トルタル2号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」




Posted by tekigi1969 at 15:18 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2012年07月23日

●コトルタルとかコボルタルやら


1、電子雑誌トルタルに関連して「コトルタルA2」とか「コボルタルβ版」なんてものが出ているのに気づいている方はどのくらいいるんだろう。ちょっと分からないけど、じつはやってます。これらはトルタルから派生したスピンアウト企画の電書です。カンタンにいえば別冊ですね。現在、すでに3冊リリースされてます。

2、この別冊プロジェクト、言い出しっぺはトルタル執筆陣のひとり古田アダム有さんでした。彼がUSTREAM配信で「トルタル別冊あってもいいよね。コトルタルとか」と話したのがたぶん最初です。飲みながらの話でそのまま忘れていたのですが、その数日後にタイトルロゴができていました。

3、以下トルタル編集部(Facebookグループ)内でのやり取り要約。松野美穂「ロゴつくってみました」古田アダム有「いいだしっぺだしなんかやりたいな。ロゴつかっていいですか?」松野美穂「ぜひぜひ」NORO「小腹が空いた時用みたいな。笑」山本晴美「雑誌好きな人の「虫養い」にコトルタル!」古田アダム有「本誌とは別の方向で色々できるといいと思うのです。コトルタルA2(Adam AriでA2)という形でやろうかな。幾つもあっていいですよね」古田靖「いいですよ、じゃあお任せします」古田アダム有 「しまったw 踏み込みすぎたw」松野美穂 「やったもん勝ちの匂いがする」古田アダム有「準備始めました。20種類くらいできちゃう雨後の竹の子方式がいいと思うなぁ」松野美穂「ビジュアル班サイドとしてはZINE的ななにかになってもいいかもなあと思うわけです」古田靖「竹の子もzineもかんげいです!」古田アダム有「コトルタルはCo-Torutaruですよね。たくさん作ろう」というような流れでスタートしました。

3、こんな感じで5月にリリースされたのが「コトルタルA2」。最初はiPad限定(iBooksでのみ読める)でしたが、その後PDF版もでています。全編・古田アダム有さんの制作で、写真満載でzineっぽいつくり。

 A2.jpg
 コトルタルA2ダウンロードURL(無料です)
 iBooks Ver. (約12MB):https://bitly.com/CTTA2_1_iPad ←iPadのみ
 PDF HiFi Ver.(約170MB):http://bit.ly/CTTA2_1_HiFi
 PDF LoFi Ver.(約12MB):http://bit.ly/CTTA2_1_LoFi
 iPadZineからも落とせます:http://www.ipad-zine.com/b/1647

4、そしたら今度はトルタルのEPUB制作をしてくださっている小嶋智さんが、kobo touch日本発売に合わせて新たにスピンアウト。「コボルタル」という別冊をスタートさせました。16階調グレースケール(白黒)電子ペーパー、縦書き可、というkoboに最適化した電書をつくってみるプロジェクト。内容はトルタルからの転載やkobo対応したオリジナル、書き下ろしコラムなど。不具合を調整したり、いろいろチャレンジしたりしながら、随時アップデートしていく予定とのこと。詳しくはこちら→コボルタル β リリースしました!「買い物ログ」

 コボルタルPV(YouTube)
 

 コボルタルダウンロードURL(無料です)
 コボルタルβ版→ http://bit.ly/koborutaru_1 (kobo touchまたは縦書き対応EPUBリーダが必要です)

5、さらにさらに古田アダム有さんはトルタル2号発刊に合わせて「コトルタルA2ほぼフリーペーパー版 Vol.0.1」をリリース。内容はトルタル連載「赤ずきんちゃん気をつけて」をベースにした電書ですが、注目はそこではなく「100円なのに、タダで全編読むことも可能」という異次元の境地に挑戦しているところです。BLOGでも読めるし、パブーの試し読みでも全編閲覧可能。それなのに値段も付いている、というけっこう画期的な「有料フリーペーパー電書」。果たして誰か買うのか。お好きな方は、ぜひご注目を。詳しくはこちら→「コトルタルA2(シリーズ)」

  コトルタルA2 Vol.0.1(100円であり、無料でもあり)
  パブー内の商品紹介→ http://p.booklog.jp/book/53692(PDF、EPUBがあります)

6、ただいまぼくも「コトルタル400」というのを準備ちゅうだったりします。何が何だかわからないかもしれませんが、電書は本の作り方も変えていくんじゃないかなあと思っているので、しばらくアレコレ試してみます。トルタルともども、雨後のzineの子も宜しくお願いできれば幸いです。自分でつくってみるのもオススメですよ。

<本家、トルタル2号はこちらです(無料)>
 torutaru_2.jpg
ダウンロードURL→トルタル2号
EPUB3読み方ガイド→「トルタルの読み方」




Posted by tekigi1969 at 09:32 | Comments [29] | Trackbacks [0]

2012年07月15日

●電子雑誌「トルタル」2号でました!


カナカナ書房の電子雑誌「トルタル」2号リリースしました!
こちらから直接ダウンロードできます。無料です。登録も必要ありません。

 →トルタル2号

iPhone/iPad/iPod touchの方はiBooks
AndroidスマホはHimawari Reader
Winパソコン・MacはReadium
をつかえば快適に読めると思います。
よく分からないやという方はこちらのガイドを参照してください。→「トルタルの読み方」

torutaru2.jpg

「友だちに読ませたいな」というときは
このダウンロードURLをお気軽に配布しちゃってください。
http://bit.ly/Torutaru_2
添付するより軽くて便利だと思いますよ。
ブログやSNSに貼っていただいてもOKです。

ちなみに創刊号はこちら→トルタル創刊号 トルタルはこれからも(たぶん)続きます。
今後とも宜しくお願い致します。

 トルタル2号予告PV(制作・石川亮介、音楽・佐々木宏人)





Posted by tekigi1969 at 12:00 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2012年07月13日

●電子雑誌トルタル2号リリース間近


 4月1日に創刊した電子雑誌トルタルの2号がまもなくリリースされます。
 予告PVできました!(制作・石川亮介、音楽・佐々木宏人)


 2号の表紙はこちら!(松野美穂さん制作)↓

torutaru2.jpg

 ちょうボリュームアップしたトルタルですが、もちろん引き続き、無料、無登録で読めます。
 完成したら、このサイトでもダウンロードリンク告知しますね。

<電子雑誌トルタル創刊号>
 torutaru_1%28SS%29.jpg
 ダウンロードURL。無料。→トルタル創刊号
 読み方ガイド→「トルタルの読み方」
内容紹介PV(YouTube)→電子雑誌トルタル創刊します!



Posted by tekigi1969 at 08:30 | Comments [5] | Trackbacks [0]

2012年04月23日

●あれこれやります、やってます


1、去年から時々USTREAMをやっている「湘南電書」の次回配信が決まりました。4月24日(火)17時からでタイトルは「出版デジタル機構に来てみますた」。出版デジタル機構からは沢辺均さん、深沢英次さん、さらに偶然同時訪問なさる達人出版会の高橋征義さんにも参加して頂けるそうです。

2、出版デジタル機構(Pubridge)というのは「電子出版ビジネスの市場拡大をサポートするための公共的なインフラを整える」ための集まりで、300社以上の出版社が賛同して、4月2日に株式会社になりました。←イマココ。何をどうするかはこれから決まるそうだけど、電書インフラってAppStoreをはじめとする各社のストア、EPUBとかのオープンフォーマットがすでにあるし、これからはamazon、楽天さんのkoboも始まる。ぼくもまるっきりの個人だけど、けっこう出せている。それなりにやっている。そんな状況のなか、半官半民投資ファンドからすごいお金を投入して何をサポートするのか、どうしたいのか。ちょっとよく分からない。豪華ゲストの方々に、その辺教えて頂いたり、考えたりしてみようと思います。平日夕方ですが、ご興味ある方ソーシャルストリーミング等でぜひ助けて、じゃなくて、ご参加ください。

 
Streaming by Ustream
 ↑
 ここから見ることも出来ますよ。

3、5月6日(日)の第十四回文学フリマに参加します。先日創刊した電子雑誌トルタル関連の冊子・グッズが登場予定。”電子”じゃないトルタルをぜひ体験しに来て下さい。詳細→こちら

4、湘南電書、トルタルで一緒にあれこれやっている古田アダム有さんが中心になって「カフェ神保町電書」というのが始まりました。電子書籍/電子出版に関心のあるひとが、気軽にやりとりできる空間づくりをめざしたものだそうです。第一回は「まあ飲みながら話してみましょうか」という感じで、4月26日(木)19時からおこなわれるので、ぼくも行きます。公開イベントページ→こちら(Facebook内)聞いた話によると、毎回けっこうすごいメンバーが集まりそうです。とはいえ、電書は、たぶんこれまでの立場とか住み分けとかあんまり関係ない的なものになる(なって欲しい)と思っているので、ご興味ある方は気軽に来ちゃったらいいと思いますよー。

5、電子なアレが多いですが、紙のアレも絶賛つくっております。最近出た編集協力単行本はこんな感じ。何をやっているのか自分でもちょっとカオスな感じですが、宜しくお願いしていただけたらなあと願って止みません。

     

<電子雑誌「トルタル」もまだまだ創刊ちゅうです>
 torutaru_1%28SS%29.jpg
ダウンロードURL。無料です。→トルタル創刊号
読み方/対応ソフトが分からないという方の読み方ガイド→「トルタルの読み方」
内容紹介PV(YouTube)→電子雑誌トルタル創刊します!



Posted by tekigi1969 at 08:51 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年04月14日

●トルタルのこと、電子雑誌のこと


1、電子雑誌を創刊したいと思ったのは2010年で、iPhoneで読む電書をつくってみたのがきっかけでした。よくいわれることだけど液晶画面で長文を読むと目が疲れるし、上手く頭に入ってこない。つい「眺める」という感じになってしまう。(慣れの問題もあるかもしれない。ちなみにKindleとかの電子ペーパーだと最初からスイスイ読める)そこに対応した文章の作り方・段落の組み方を工夫したりするのは楽しいんだけど、短文だけで構成された電書があったらいいんじゃないかな、と思ったのが最初。

2、ついでにいうと、スマホで何かを読む時間は大抵の場合、連続していない。電車だったり、コーヒーブレイクだったり、ベッドだったり、トイレだったりで「ふと」「なんとなく」見るんだと思う。だから、その断続的な時間に合わせたヒマつぶし的なものがつくってみたかった。

 559560693.jpg

3、2010年から個人的に「カナカナ書房」だったり「湘南電書鼎談」でちょこちょこ電書とかブックアプリをつくってみて、ウェブのなかで「自分の判断で好きなように扱える素材」を持つということのおもしろさを感じるようになった。ぼくは文章書きだけど、99%はまず発注ありきで制作しているから、そうそう自分勝手には扱えない。「ネタバレにはなるけどツイートしたら宣伝効果のほうが大きいじゃん」と思うケースでも、版元さんや編集さんの意向もあるから、うかつに触ることはできない。いちいち調整するのもめんどうくさいから、つまんなくとも、無難なことしかできない。でも自分と仲間でつくったものなら、できる。それはウェブ、とくにソーシャルメディアでは武器になるだろな、と思った。融通が利くってステキなことよね。そしたら2011年末にこんな本が出た。

 

4、ぼくがライターになったのは雑誌が好きだったからで、これまでに20誌くらい(もっとかも)で原稿を書いてきた。いまは単行本メインだけど、やっぱり雑誌的なことには関わっていたい。というか、そういう「場」が欲しい。「やりてえ」と思って年を越した。

5、他人を巻き込むほどの気合も見通しもない。でも、もしかして同じようなことを考えている人も多いんじゃないか。1月15日Facebookに「電子雑誌をつくりたい」と投稿したら、絵・写真・動画・音楽・文・編集・デザイン・プログラムの人から「やりたいね」といわれて、2日後には「あれ、できるかも」と思っていた。ここいらへんで引っ込みがつかなくなった。

6、こういうときは「勢い」こそが最優先だと考えるタイプなので、とにかく融通を最大にしようと決めた。「EPUBで作成して無料で配布」としたのは、できるだけ多くの「まだ電書とか読んだことない」という人に届けたかったから&リフロー型の本づくりを経験するのは将来役立つと思ったから。「まだ原稿料も何もないので、メリットは各自自分で見つけてください」という無茶な条件でもやろうという人たちが集まって(といっても住んでいるところも思惑もバラバラなまま、散開戦術的に)スタートしたのでした。

7、たまたまその直後に「再起動(リブート)せよと雑誌はいう」の著者・仲俣暁生さんにお会いする機会があった。そのときに「セックスピストルズの初ライブは演奏ボロボロで客もごくわずかだった。でもそのときの観客はみな帰宅後バンドを組んだ」という話(伝説)が出て、密かにそれでいこうと決めた。「楽しそうじゃん、なるほどね。でも俺のほうがもっとうまくできる」と思われたらこの雑誌は勝ちだ!というのがぼくの編集方針になった。
(続けるかも。続けないかも。)

トルタル創刊号の案内はこちら→トルタル創刊しました!

創刊号はこちらから直接ダウンロードできます。無料です!

 →トルタル創刊号

読み方/対応ソフトが分からないという方はこちらにガイドがあります。

 →「トルタルを読むには」(4月11日改訂)



Posted by tekigi1969 at 09:09 | Comments [7] | Trackbacks [0]

2012年04月09日

●トルタル創刊1週間


電子雑誌トルタル創刊から1週間が経ちました。
おかげさまで日本、アメリカ、香港、台湾、フランス、オーストリア、スペイン、韓国、イタリア、ブラジル、インドなどから
創刊10分で100ダウンロード
16時間で1000ダウンロード
1週間弱で2000ダウンロードしていただきました。ありがとうございます。

%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E9%A2%A8%E6%99%AF19.jpg

でもやっぱり「EPUB3」という新しいフォーマットに戸惑われる方も多いようで「落とせない」「読めない」というケースも少なからず、あるようです。
こちらに、読み方/対応ソフトのガイド
 →「トルタルを読むには」
が用意してありますが、
これだけでは分かりづらいようなので、
もう少し詳細なガイドを作成しようと思います。
すみませんが、もうしばらくお待ちください。

 トルタル創刊号直接ダウンロードURL(無料)はここです。
 →トルタル創刊号

「何の本なの?」という質問もいただきました。たしかに、あんまり説明してなかったかもしれません。伝えたい気持ちはあるのですが、でもせっかくの「雑」誌なのだし、一口に説明できるようなモノにはまだしたくないっす。というわけでPVでご説明ということにさせてください。

 

というわけで、引き続きトルタルを宜しくお願い致します。

あ、そうそう。2号もやります。準備開始しますよー。



Posted by tekigi1969 at 08:56 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年04月01日

●電子雑誌トルタル創刊しました!


カナカナ書房の電子雑誌「トルタル」創刊しました!
創刊号はこちらから直接ダウンロードできます。無料です!

 →トルタル創刊号

読み方/対応ソフトが分からないという方はこちらにガイドがあります。

 →「トルタルを読むには」

 %E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%AB%E5%89%B5%E5%88%8A.jpg

たった1つのファイルですが、
スマホ、パソコン、タブレットで読めるはずです。

もし「友だちにもあげたいな」というときには
このダウンロードURL
http://bit.ly/torutaru_1
を直接伝えると軽くて便利だと思いますよ。ブログやSNSに貼っていただいてもOKです。

トルタルを宜しくお願い致します。



Posted by tekigi1969 at 12:19 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年03月25日

●トルタルを読むには

(↓以下、4月11日修正しました!)
トルタル創刊まで1週間を切りました。
ここでトルタルの読み方について、ちょっとだけ説明をさせてください。

電子雑誌トルタルはEPUB3という電子書籍フォーマットで作成されています。
オープンな国際規格なので有料・無料のリーダー(閲覧ソフト)がたくさん配布されています。
これさえあればトルタルを読むことができますが、
「自分のパソコン、スマホに入っているか分からない」という方もおられると思います。
またソフトによっては「読みづらい」「動画が観れない」といった切なく悲しい事態が起こる場合もあります。

そういうことのないよう、
ここでトルタル編集部が見つけたオススメの無料閲覧ソフトをご紹介します。
(2012年4月11日現在の情報です。適宜、修正します)

●iPhone/iPadでトルタルを読む方には、iBooksをオススメします。
iBooksをインストールしておいてください。

●Androidスマホで読む方には、Himawari Readerをオススメします。
Himawari Readerというアプリをインストール
トルタルのダウンロードリンク(創刊号はhttp://bit.ly/torutaru_1)をクリック
「HimawariReader(その他のリーダー)で開きますか?」とポップアップからHimawariReaderを選ぶ。
(注)4月11日現在、一部読めないコンテンツがありますが、次回アップデートで修正頂けるようです。

<Androidスマホ参考>Himawari Readerがインストールできない、ポップアップが出ないという方にはStarBooksMoon+Readerをひとまずオススメします。
(注)機種やOSのバージョンによってかなりバラツキがあるようです。詳細が分かり次第、ご報告します。

●Windowsパソコン・Macで読む方には、Readiumをオススメします
(Readiumの導入)
Google Chromeという無料ブラウザをインストール。
Google ChromeからReadiumのサイトを開く。
ADD TO CHROMEボタンをクリックで、導入完了。
(トルタルをReadiumに入れる)
Readiumを起動(Chromeの検索窓にreadiumと入力すると立ち上がります)
左上のファイル追加(+のボタン)を押す
URL記入欄に、トルタルDLリンクURL(創刊号は http://bit.ly/torutaru_1 )を入力。
(トルタルを読みやすく設定する)
・Readiumの設定ボタン(本棚表示画面左上にある歯車)を押し「Paginate all reflowable ePUB content」項目のチェックを外す。→動画再生可。
・上記のチェック項目がでないときはChrome設定(右上にあるレンチ)→ツール→拡張機能 から「拡張機能をいますぐ更新」を押す→Readiumが最新版に。
・ブラウザの大きさを調整→レイアウトの崩れが解消。
・リンクを開くときは右クリック(MacはControl)→新しいタブで開くをつかう。→イチイチ戻る必要がなくなる。

<Windowsパソコン・Mac参考>
EPUBReaderもつかえます。ただし動画はYoutubeでの閲覧になります。
(EPUBReaderの導入)
Firefoxという無料ブラウザをインストール。
FirefoxからEPUBReaderのサイトを開く。
add to Firefoxボタンをクリックで、完了。
(EPUBReaderにトルタルを入れる)
ダウンロードしたトルタルのファイル(創刊号はtorutaru_1)をドラッグして、Firefoxのアイコンの上にドロップする。

<Mac参考>
Macの方は、Murasakiでも読むことができます。
Murasakiのサイトからダウンロードできます。
(最新版は有料ですが、無料の旧バージョンでも大丈夫です)

上記以外のデバイスでの表示確認はできていません。
その他の端末で読まれた方は情報をお寄せいただけると幸いです。

以上、トルタルを読むためのEPUBリーダについての紹介でした。
使いかたはどれもシンプルなので、直感でいけちゃうと思いますよ。

トルタルをダウンロードする前にこれらのソフトをご準備いただければ、うれしいです。






Posted by tekigi1969 at 14:51 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年03月24日

●電子雑誌トルタルは4月1日正午に創刊します!


カナカナ書房の電子雑誌トルタル創刊が4月1日正午に決まりました。
この時間になるとトルタル公式Facebookページその他にダウンロードリンクが登場する予定です。
無料なのでダウンロードしてみてくださいね。

 ↓こちらがトルタル創刊号、公式PVです。



ただいま「春もトルタルももうすぐやってくるよ記念プレゼント」として、
iPad用オリジナル壁紙ダウンロードキャンペーンを実施ちゅうです。

トルタルのロゴ、創刊号表紙を描いてくださった
松野美穂さん作成の高解像度壁紙が無料で落とせちゃいます。
下のリンクからダウンロードしてください。
(なお再配布不可。個人使用に限るというアレでお願いします)

 壁紙1
 壁紙2

 %E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%ABiPad%E5%A3%81%E7%B4%99.jpg
 (左が壁紙1、右が壁紙2です)

なお、Facebookアカウントをお持ちの方は、
電子雑誌トルタル公式Facebookページの上の方にある「いいね!」を押していただけると、
更新情報が適宜ウォール上に流れてくるようになりますよ。



この「いいね!」を押していただいてもOKです。

というわけで、創刊まであと8日でっす!適宜、宜しくお願いします。



Posted by tekigi1969 at 15:59 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2012年02月05日

●「電子雑誌トルタル」創刊しようと思います


カナカナ書房から「電子雑誌」を出すことにしました。
雑誌名はトルタル。無料で配信します。創刊予定は4月1日です。
トルにタルとぼくらが思ったものを詰め合わせてお届けします。

こちらが予告PVです。



映像は福岡の映像クリエイターstoneriver71さん作成。
タイトルロゴは千葉のグラフィックデザイナー・イラストレーター松野美穂さん作成。


以前ある編集者さんに「雑誌を創刊するのは、何もない荒野に旗をたてるようなこと」といわれたことがあります。その土地にナニカを見出してくれるひとがいれば、家を建ててくれる。それが魅力的な町になれば、さらに人・物・お金といったものが集まって、育っていく。いまお見せできるのはまだ旗だけです。でも、編集部代わりのFacebookグループには、いろんな場所・ジャンルの魅力的な人たちがもう家を建てはじめてくれています。

もしかして大都市になっちゃうか。ふたたび荒野に戻ってしまうか。
どうなるか分かんないけど、作りながら考えてみます。

電子雑誌トルタル公式Facebookページは→こちらです。
創刊号が出るまで、連載予告とか、お見せできるコンテンツができたら、こちらで適宜流します。
もしよかったら「いいね!」を押して、チラチラ見守ってやってください。



これを押せば「いいね!」完了です。
Facebookアカウントのない方も記事は読めますので、ときどき巡回しにお越しください。

では4月1日をどうか楽しみにしていてください。
(遅れたらエイプリルフールのせいにするつもりだったりします。でも4月上旬にはきっと)

Posted by tekigi1969 at 07:36 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2011年10月16日

●湘南電書鼎談、第4回配信やります

1、10月17日(月)17時30分ごろから、第4回湘南電書鼎談をUSTREAM配信します。横浜の居酒屋個室に陣取って、wi-fiが届く限り、いま話題のEPUB3、iCloudのこと、ぼくらが手がける電書/冊子づくりの実態などなどを、グビグビ語る所存です。

2、この湘南電書鼎談というのは、印刷業界の面々とぼくが今年5月にはじめた集まりです。彼らもぼくも電書(電子書籍)の登場で、これまで住んできた世界が大きく変わる可能性がある。でも「変わるねえ」なんていつまでのぼんやり観察してるのはつまんない。そんなのウンコだ。むしろいい具合に「変える」ぐらいでいきたい。てなわけで定期的に集まって、USTREAM配信をしながら、業種関係なしにいろいろ話したり、実際に電書をつくったり、冊子にしたりと活動を始めた次第です。今回の配信は古田アダム有さん、アサガヤデンショ&電書部EPUB班の小嶋さん、ぼくの三人編成でおこなう予定です。

3、電波が届くのか、じつは現地に行ってみないと分からないのですが、問題なかったら実行します。ダメだったら横浜市内ウロチョロ歩き配信になるかも。もしよかったら、ソーシャルストリームで参加してやってくださいね。

 
 ↑
 ここから視聴できます。または→こちら

4、ちなみに第1回配信の内容は文字にまとめた「第1回湘南電書鼎談」として、EPUB、PDF、POD冊子、iOSアプリになってます。(→こんな感じ)印刷屋さん、プログラマ、デザイナー、イラストレーター、ライターがそろえばできちゃうみたいです。

5、なおiOSアプリ版は、14日から「iPhone4S発売記念!電書読もうよキャンペーン」として85円でDLできるようになってます。無料の試し読みもできるので、iPhone&iPadユーザーの方はこの機会にiOSアプリ「みんなの本屋さん」をインストールしてみてください。このセールは10月31日までです。ぜひ宜しくお願いします!
 minnanohonya.jpg
 ↑
 カナカナ書房の「タウンライツ」もここに並んでますよ。


Posted by tekigi1969 at 06:07 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2011年10月11日

●「タウンライツ」「第1回湘南電書鼎談」目次

先日のエントリーで紹介したカナカナ書房9月の新刊2冊の目次です。
記事中に書けばよかったんだけど、
うっかりしてたので、改めてご紹介。

 短編小説集「タウンライツ HIVを巡るぼくらのストーリー」目次

 ・地球を僕の手の上に
 ・トンネル
 ・百合のある部屋
 ・祝日
 ・REstory
 ・コンプライアンス/アドヒアランス
 ・公園
 ・仕事場
 ・ブランコをこいだ日
 ・桜の記憶
 ・病室
 ・Living Together
  あとがき
  参考にしたサイト・文献

 「第1回湘南電書鼎談」目次

 ・はじめに
 ・3月11日の震災と印刷
  津波と液状化、そして火災が印刷を襲った
  輪転機は急に止まれない、ホットメルトはメルトできない
  電子書籍のマネタイズ
  ウェブは無料の世界、電子書籍は?
  データにお金を払う文化
  バリアブル型の電子書籍
 ・出版の現状とこれまでの電子書籍・ガラケー
  紙にインキで印刷された本をめぐる出版の現状
  日本が”電子書籍先進国”だったころ
 ・印刷業者にとっての電子書籍
  これまでの組版を知る者が感じる「こりゃダメだ」感
  印刷業者と電子書籍
  POD(プリントオンデマンド)少部数印刷という潮流
 ・これまでのこと・これからのこと
  出版のリスクと電書のリスク
  ウェブをつかったマネタイズ
 「東京」という地方
  本の中身に関わる、ということ
 ・追記
 ・おまけコラム「印刷屋アメリカへ行く:IT業界訪問日記」

試し読み・ご購入は
無料のiPhone/iPadアプリ「みんなの本屋さん」からお願いします。
 minnanohonya.jpg


Posted by tekigi1969 at 09:04 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2011年10月08日

●「第1回湘南電書鼎談」出ました!

昨日に引き続きカナカナ書房9月の新刊のご紹介。

2冊目は「第1回湘南電書鼎談」です。

 sdensho.jpg

この本は電書(電子な書籍)について語り倒した今年5月の2時間に渡る会話記録+おまけコラムで構成されています。語っているのは今井孝治さん、勝田俊弘さん、古田アダム有さんとぼく。ぼく以外の3人はみな「印刷」の世界に関わっている方々です。

電書のメリットについて語るとき、よく印刷する必要がなく、倉庫もトラックでの物流もいらないからコストが小さくなるといわれます。ということは印刷に関わる彼らは電書の普及で仕事を減らす、ということになっちゃいます。
「いや違う」という意見もあります。
日本語の文章には、他の言語にはない複雑で面倒なルールがたくさんあります。ルビの付け方、文字間のバランス、どれも微妙な調整をしたうえで「読みやすい」ものに仕上げてきたのです。こういう工程を「組版」というのですが、彼らはこの分野を担ってきた歴史があるのです。日本語の電書を誰にとっても読みやすい「本」にするためには、このノウハウを見逃す手はありまえん。(ぼく個人としては、印刷業界が持つノウハウが電書に生かされることをきっかけにして、日本語のWEB全体の組版が向上したらいいなあ、と思っています。これは予想というより希望ですね。そうなって欲しい)
この本では、そんなぼくらが「電書」について語っています。

もうひとつ、この本にはテーマがあります。3月11日に起こった地震です。 じつはこの鼎談メンバーは11日の夜、都内に集まる予定でした。ところが、あの揺れと停電、交通機関の麻痺で中止になってしまいました。印刷という業種は、大規模な「工業」でもあります。この地震は彼らに、そしてフリーランスのライターであるぼくにも、それなりのダメージを与えました。そのことについても語っています。

いまでも不思議だなと思うのは、3月から4月にかけてぼくらをおおっていた「電書どころじゃないね」という気分が、どこかの段階で「いや、いまだからこそ話そう。やろう」という確信に変ったことです。あれはなんだったんだろう。
その変化は奇妙なくらい前向きで、力強いものでした。その結果、鼎談を毎回USTREAMで配信し、内容をぼくが文字おこし&構成して、手分けして電書・冊子化するという流れが生まれたのです。

あ、あと、おまけコラムについて。これは鼎談メンバーである古田アダム有さんが、アメリカのIT企業をまわった時のルポです。もともとは有さんのブログに掲載されたものですが、おもしろかったので、再録させていただきました。

もし「読んでみようかな」とご興味を持ってくださった方は、
iPhone/iPadの無料アプリ「みんなの本屋さん」から、購入できます。
 minnanohonya.jpg
要領は、昨日のエントリーでご紹介した「タウンライツ」と同じです。
アプリ(無料)をインストール後、
アプリ内のアドオンで無料で試し読み、気に入っていただけたら購入という感じです。

なお湘南電書鼎談では、活動を通じて生まれるコンテンツをいろんな形式の電書・冊子にしています。
こちら(湘南電書鼎談の刊行物)に書いてあるとおり、
この「第一回湘南電書鼎談」も1つのコンテンツが電書だけでもPDF、EPUB、アプリとあって、もちろんPOD(プリントオンデマンド)印刷の冊子にもなっています。
これからの本は、多彩な読み方がされていくのだと思います。ぼくらにどんなことができるのかまだ分からないけど、いまできることはアレコレ試してみようという、これもその一環です。

もしよろしかったら湘南電書鼎談の今後の活動にも注目してやってください。
あ、もちろん、アプリも冊子も買っていただけたらうれしいです。
(複数の形式で購入すれば、
 「読み味」を比較するなんていうマニアックなこともできちゃいますよ)

「第1回湘南電書鼎談」目次

 ・はじめに
 ・3月11日の震災と印刷
  津波と液状化、そして火災が印刷を襲った
  輪転機は急に止まれない、ホットメルトはメルトできない
  電子書籍のマネタイズ
  ウェブは無料の世界、電子書籍は?
  データにお金を払う文化
  バリアブル型の電子書籍
 ・出版の現状とこれまでの電子書籍・ガラケー
  紙にインキで印刷された本をめぐる出版の現状
  日本が”電子書籍先進国”だったころ
 ・印刷業者にとっての電子書籍
  これまでの組版を知る者が感じる「こりゃダメだ」感
  印刷業者と電子書籍
  POD(プリントオンデマンド)少部数印刷という潮流
 ・これまでのこと・これからのこと>
  出版のリスクと電書のリスク
  ウェブをつかったマネタイズ
 「東京」という地方
  本の中身に関わる、ということ
 ・追記
 ・おまけコラム「印刷屋アメリカへ行く:IT業界訪問日記」


Posted by tekigi1969 at 15:08 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2011年10月07日

●「タウンライツ」「第1回湘南電書鼎談」出ました!

ぼくがやってる電書のインディーレーベルカナカナ書房が、
新しい本を2冊出しました!

とりあえず1冊目を紹介します。
「タウンライツ HIVを巡るぼくらのストーリー」という短編小説集です。

 townlights.jpg

著者の藤丸心太さんはグルメ、まんが評論、ゲイ、HIVについて執筆するライターさん。
去年の文学フリマに彼が出品していた短編小説を読んだのがきっかけで、今回のアプリが誕生しました。じつはカナカナ書房を始めた時から「創作モノを出したい」「ぼくではない若い書き手さんの本もつくりたい」と考えていて、このHIVをテーマにした短編小説集を読んですぐに「これだ!」とtwitter経由でお願いしたのです。

この小説には、HIVウイルスを身近に感じながら生きていく生活が静かに丁寧に描かれています。おもな登場人物はいわゆるゲイと呼ばれるひとたちです。ぼくはこの作品を読んで、こうした感情と生活がごく近くにあるんだ、ということをすごくスムーズに地続きに感じることができました。
それはたぶん「小説」という形式だったからと、藤丸さんが「伝えたい」と真摯にテーマに向きあおうとしているからだと思っています。

表紙・イラスト・デザイン手がけてくださった藤本晃司さんは藤丸さんの知人のグラフィックデザイナー・イラストレーター。電書は初挑戦だったそうですが、すごく雰囲気のあるデザインに仕上げてくれました。いろんな絵柄が描ける方なので、他の絵でも登場してもらいたいなあと思っています。

ぼくは今回全体を管理する「編集」をしたのですが、「自分が本棚に並べたいと思うような本」が出せた、と自負しています。著者になるのとはまた違ったうれしさですね。

もし「読んでみようかな」とご興味を持ってくださった方は、
iPhone/iPadの無料アプリ「みんなの本屋さん」でご購入いただければうれしいです。
このアプリ(無料)をインストール後、アプリ内のアドオンで購入する仕組みです。
もちろん、その前に無料で試し読みもできますよ。

カナカナ書房のiPhone/iPad向けブックアプリは、今後しばらくはこのアプリ内で販売することになると思います。iPhone・iPadユーザーの方はぜひ、この機会にインストールしてみてください。

ちなみに「タウンライツ」に収録されている小説は新宿2丁目にあるコミュニティセンターaktaが発行するマンスリーペーパーに連載されているものがベースになっています。連載はいまも継続ちゅうなので、よろしかったらこちらもぜひ。続編の電書も出せたらいいなとも思っています。

ちょっと長くなっちゃったので、
もう一冊の新刊「第一回湘南電書鼎談」については、また改めてエントリーします。

適宜、宜しくお願い致します。



Posted by tekigi1969 at 17:00 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2011年01月17日

●カナカナ書房のサイト

カナカナ書房の公式サイトができました。

こちら→http://kanakanabooks.com/

デザイン/管理など、
GUCIO & CO.さんに協力してもらっております。

こちらも適宜、宜しくお願いしまっす。

今後ちょこちょこ直しつつ、
新しいコンテンツの紹介もして、充実させていくつもりです。

電子書籍以外のアイテムの紹介もできるようになるかも。
Posted by tekigi1969 at 17:51 | Comments [1] | Trackbacks [0]

2010年12月26日

●「電子書籍を出してみたよ」バージョンアップしました!

1、先日予告したとおり(だいぶ遅れちゃったけど)
  カナカナ書房のiPhone/iPadアプリ「電子書籍を出してみたよ」 (著者はぼく)が、
  ver2.0へとバージョンアップされました!

2、バージョンアップ告知PVは↓こちら。

 

 映像・立体型そらむしくん制作は→fronっち
 キャラクターデザインは→sunoちゃん
 音楽は→Hurt●Recordさんの作品を使用させていただきました。

3、バージョンアップの内容は、
  iPhoneアプリで表示したときに起こっていた不具合の修正
  1万字超の「あとがき2.0」加筆
  カナカナ書房のPVを文中に搭載
  となっております。
  つまり、文字数どんと30%増量!

4、以前購入された方は、アップデートをしていただくだけで
  無料ですぐお楽しみいただけます。
  「まだ買ってないぜ」という方も
  いまならまだキャンペーン価格の「115円」なので、
  もしiPhone、iPadなどお持ちでしたら、
  この機会に
  ぜひポチっと、DLのご検討をしてみてください。

Posted by tekigi1969 at 18:08 | Comments [5] | Trackbacks [0]

2010年12月09日

●「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ5

「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ4のつづき。

1、新橋のルノアールに着いたのは約束した時間の15分前。出直そうとしたときにすれ違った背の高いひとがコンテンツ会社のMさんでした。Mさんは、iPhone、iPadで読める電子書籍アプリをつかった事業の構想を話してくれました。

2、それはもちろん、ぼくもカナカナ書房でやりたかったことのひとつです。この2つのデバイスはスマートフォンとタブレット型パソコンであると同時に、いまの日本でもっとも普及している電子書籍端末でもありました。アップル社のiBooksサービスはまだ海外でしかスタートしていませんが、日本でもアプリというカタチですでにいくつもの電子書籍が並んでいたのです。これは、ぜひともやってみたい。

3、でも、やりたくても手が出せなかったのです。アプリ開発にはそれなりの知識が必要。まさかプログラマさんにタダでお願いするわけにもいきません。電子書籍アプリをカンタンに作成できるサービスもありましたが、それには初期投資が必要でした。それに、カナカナ書房を会社組織にしなくてはいけない可能性もありました。だから、ただ「いいなあ」と思っていただけだったのです。Mさんの話を聞いた感想は「うらやましいなあ」でした。

4、Mさんが知りたがっていたのは、「本のクオリティ」に関する部分のようでした。当時(というか、いまもかな)電子書籍をつかったいちばん現実的なビジネスは、いわゆる自費出版的なものです。本を出版したいというひとから原稿と制作費をもらって、体裁を整え、出版する。紙の本の世界でも賛否両論あるやり方だけど、昔からずっと一定の需要があるのは確かです。こうした形式から生まれた名著もたくさん存在します。その本が良いのか悪いのかを判断するのは、読者であるべきだとぼくは思っていますが、乞われるままに出していたら、やはりクオリティは維持しづらいでしょう。これまでさまざまなケータイコンテンツを手がけてこられたMさんは、このところをずいぶん気にしていました。

5、意見を求められていると思ったので、正直に、そういったやり方には可能性を感じないと話しました。ぼくたちがカナカナ書房としてキンドル本をつくったのは、ほとんど無料でPublishできる環境があったからです。アプリの世界でも激しい価格競争が起こることは予想できました。クオリティはもちろん、そういう意味でも難しいのではないか。そう言いました。個人的な意見とはいえ、電子書籍についてそういう考えがスラスラ出てくる自分にちょっとびっくりしたのはナイショです。

6、その上で、ぼくにできることを考えてみました。ライターですから原稿のリライトといった貢献ができるかもしれない。でも、それにはある程度の金額を支払ってもらわなくてはなりません。そうでなくてはぼくがご飯食べられなくなっちゃいます。さらにイラストや写真、編集者さんが介在すればコストはかなり膨らみます。これならクオリティは維持できそうですが、制作費を誰が負担するのか、という壁にぶちあたっちゃいます。電子書籍アプリの売れ行きは未知数なので、やっぱり著者さん以外は出したがらないでしょう。

7、会話の出口が見つからないので、アタマのなかで状況を整理しました。いま、目の前には、ウェブにコンテンツを配信する技術と意欲を持っている方がいる。おそらく、ぼくがもっとも困難だと思った「電子書籍への変換」のところはクリアできるのです。一方で、出版に関わるひとには、コンテンツをつくるノウハウがあります。彼らにはMさんが心配する「クオリティ」を上げることができます。だったら、残る問題は、このつなげ方だけです。そうか、と、ぼくの知人を紹介することにしました。とくに編集プロダクション・制作会社とのパイプができれば、何かが見つかりそうです。そう話し、Mさんとのやりとりが始まりました。その過程で、出版の世界を知る一助になればと電書フリマでつくった「キンドルで本、出してみたよ」のPDF版をお渡ししたのです。

8、Mさんから届いたのは、電書の感想メールではなく「これ、アプリにさせてもらえませんか」という申し出でした。会社初の電子書籍として、これを出す。自費出版でなく印税契約を交わしたい、というお話でした。びっくりしましたが、この本の権利者はほぼぼくひとりです。もちろん即決です。全面的に書き直した上でのアプリ化をその場で決めました。

9、こうしてPublishされたのが、アプリ「電子書籍を出してみたよ」です。アプリ化の作業、校正、表紙づくり、さらには契約の書式・条件まで、Mさんとぼく、カナカナ書房に協力してくれる知人とでイチからぜんぶ話し合いながら、つくっていきました。面倒だけど、前例がないということは、みんなが納得できれば、どんなやり方でもアリなのです。これはすごく心地のよい環境でした。

10、「電子書籍を出してみたよ」は、発売後1週間でランキング5位まで上昇しました。過渡期だからこそ起こったことだとは思いますが、すげえうれしかったです。ありがとうございます。ぼくや参加してくれた仲間が「これで食べていける」というレベルにはもちろんまだ達してはいませんが、それでも2000人もの方々がDLしてくださったのは大成功だと思います。だから、来年も続けます。カナカナ書房では、現在、ぼくではない他の著者さんの作品を準備しています。HIVについての小説集だったり、スティーブン・セガールについての熱すぎる愛をまとめたものだったり、ミュージシャンが主導する音付き電子絵本だったり、どれもぼくが読んでみたいと思った一冊です。そういう作品があってこそ「レーベル」になれるはず。クオリティはもちろん大切ですが、紙の書籍にはない、ある程度の緩さも出していけたらいいな、と考えています。もし宜しかったら、これからの活動にも期待してやってください。

<アプリ、アップデートのお知らせ!>
 近日中に、
 iPhone/iPadアプリ「電子書籍を出してみたよ」が
 アップデートされます。
 ver2.0では
 iPhoneで発生していた一部不具合を修正するだけじゃなく、
 このBLOG記事『「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ』を基にした
 1万字超の「あとがき2.0」が加筆される予定です。
 すでにデータは更新審査に入っておりますので、
 文章30%増量アップデートは、もうすぐのはず。お楽しみに!

Posted by tekigi1969 at 16:23 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年12月01日

●Ustreamに挑戦します

iPhone/iPadアプリ「電子書籍を出してみたよ」のPVができました!
作成はfronさん。

 

1、きょう12月1日(水)23時より、
  カナカナ書房で電子絵本作成をひそかにたくらんでいる
  音楽ユニットmusicaBUG
  Ustream番組「musicisgood」に出演します。
  音と詞はあるのですが、
  それに合う絵とストーリーを一緒につくれる方がいないかなと思っております。
  ライブもするらしいので、ご興味ある方、ぜひご覧ください。

2、そして、その放送後(たぶん24時ちょい前くらい)からは、
  同じUstreamチャンネルをお借りして、
  カナカナ書房の番外編を配信する予定。
  恥ずかしながら、ぼくも出ます。

3、どちらもチャンネルは→こちらです。
  平日深夜という時間帯ですが、適宜よろしくお願いします。

4、初めてのことなので、
  何をやるのか具体的なことはあまり考えていないのですが、
  「こんな連中がやっている」
  「こんな風につくっている」
  「こんなことをやろうとしている」
  という雰囲気が少しでも伝わればいいなと思っています。

5、どうなるんだろ。
  ちょっと不安だけど、楽しみでもあります。
  楽しかったら、またやると思います。

Posted by tekigi1969 at 14:33 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年11月26日

●「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ4

「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ3のつづき。

1、電書フリマの会場では、「ライターの古田靖」と名乗るよりも「カナカナ書房のなかのひと」「眼鏡のアイコンのtekigi」といった方が「ああ!」といってもらえるようでした。こっちでぼくを知ってくださった読者さんが、以前出した著作を買ってくださるということも増えてきた。キンドル本も電書も、作業量に見合う売り上げにはまだほど遠かったけれど、それがぼくという書き手の存在を知ってもらうきっかけになっているらしい。

2、だったら、日本語でもっと書こう。そう思っていたところにパブーというサービスがあることを知りました。ここならBLOGを更新する感覚で書けちゃうし、自動的にEPUBとPDFに変換することもできる。それで書いたのが「小麦粉発酵ベーグル指南書」という電子書籍です。最初は完成したら有料にするつもりでしたが、あれこれ考えてやめました。ちょっと前に流行った、フリーなんちゃら、ってヤツを試してみたかったのです。この本がきっかけでカナカナ書房とぼくのことに興味を持ってくれたら、それでOK。儲かったわっしょい、とする。いわば試供品です。ほとんどひとりで作った本だから、失敗したって、誰にも文句はいわれない。この辺を独断で決められるってのも、インディーレーベルのちょう身軽なところだな、と思いました。

 bagelmini.jpg
 ↑表紙は友だちのMさんが描いてくれました

3、ラインナップが増えてきたことで少しずつレーベルっぽさもでてきました。twitter経由で知り合った福岡の映像作家石川亮介さんがPVをつくってくださったのもこの頃です。

 

4、そんなことを続けていたある日、飲み会の席で一度お会いしたことのあるデザイナーOさんからメールが来ました。彼女がときどき仕事をしているwebコンテンツ会社さんが電子書籍の配信をはじめたがっているというのです。仕事になるかは分からないのだけど、紹介してもいいかとのことでした。ぼくに異存のあろうはずがありません。ともかく会いましょうと新橋のルノワールにいきました。

   
 ↑
 紙の本もつくっております。
 いまのところ、仕事としてはこっちが「本業」です。

Posted by tekigi1969 at 16:08 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年11月24日

●「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ3

「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ2のつづき。

1、茶亭・羽當で、iPhoneに表示させた「キンドルで本、出してみたよ」を読んでみました。解像度のせいか、高輝度LEDのおかげか、思ったよりもきれいです。すげえ見やすい。ケータイの液晶画面=目が疲れるという先入観はどうやら杞憂だったみたい。でも、読み進めてみるとやっぱりちょっと読みづらいところがある。とくに全体が文字だけで埋め尽くされているページがあると、「ウッ」と思います。

2、ぼくは「一気にスイスイ読めちゃう文章」に個人的にこだわりがあります。目標は日本語最速の文章書き。そこで、iPhone画面1ページに表示できる最大文字数を数え、本文ちゅうの全ブロックが必ずその文字数以下になるよう書き直すことに決めました。そうすれば、ウッとなるページは消滅します。また、漢字とひらがなのバランスも工夫することにしました。電書フリマに来るようなひとはwebでの文章を読み慣れているひとだろうから、ひらがなにすることの多い雑誌やムック特有の文章はむしろ読みにくいかなと思ったのです。その他にも、いくつかアイデアを思いついたんだけど、今後の武器になるかもしれないので、これ以上は企業秘密。表紙はYくんが手作りしてくれました。

  kindlede.jpg
 ↑
 加工したぼくの写真を表示させたキンドルと
 紙に手書きしたタイトルをデジカメで撮影した表紙

3、7月17日、渋谷のコラボカフェでおこなわれた電書フリマは大盛況でした。参加作品は64で、総売上数5206冊!それほど広くないスペースでこれだけの作品数、売上になったのは「電書」ならではだと思います。おそらくそれだけの書籍はこの場に置くことすらできなかったんじゃないでしょうか。「電書」という単語が飛び交うなかにいると、世間でいろいろ議論されている「電子書籍」とやらが、遠い世界のどうでもいいことのような気がしてきました。なにやらクラブとかライブハウスみたいな雰囲気だなあ、と思ったのも印象に残っています。「カッコいい若者が集まる場所はカッコいい」とぼくは勝手に信じているので、これはきっとカッコいいことになるぞと思ったのでした。

4、あまりの混雑にコラボカフェを退散。フリマで知り合ったひと、twitterを見て遊びに来てくれたひとたちとスタバとか青山のAtoZカフェとかで話をして過ごしました。この日の電書フリマがなんだったのか。上手い表現が見つからないんだけど、とにかく「祭」の一種だったと思います。その場にいても、近所をウロウロしていても、ぼくは一日中なんだか浮き足立ったような気分を感じていました。この熱気は、集まった方々の「電子書籍には何かあるぞ」という潜在的な思いから発していたものだったのかもしれません。

5、この日『キンドルで本、出してみたよ』は135冊売れました。びっくりです。なんだ、電子書籍ぜんぜん売れるじゃん。あ、電書だけど。もちろん、この場所は特殊な空間です。でも、売れた。すごくおもしろい作品、ひとたちにも出会えた。この体験はすごく大きな励みになりました。

(続きます)

 denshisyosekiwo.jpg
 iPhone/iPadアプリ「電子書籍を出してみたよ」
 AppStore商品リンク→こちら

 

Posted by tekigi1969 at 16:04 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2010年11月22日

●「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ2

「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ1のつづき。

1、電書フリマ用の原稿は1週間ほどで完成しました。書きあがったモノをベースに、取り扱い説明書などの文章校正の仕事をしている電書部Tさん、YくんとSKYPEでやり取りをしながら、細部を詰めていきます。Tさんは、ぼくの書く文章に登場する数字が半角、全角交じりになっていることを不思議がっていました。それは、電書「キンドルで本、出してみたよ」が日本語だけど、横組みだったからです。横組みというのは、英語のように文字が横に並ぶ組版のこと。この場合、数字や英語は基本的にすべて半角にすればいい。ところが、ぼくがライターの仕事で日常的に書いている文章はほとんどが縦組みです。この場合、2桁のアラビア数字だけが半角で、あとは全角にすることが多いのですよ。考えてみると、取り扱い説明書やwebの文章はほとんど横組みだから、たぶん、あんまり知られていないんですね。これは意外な発見でした。

2、電書部には技術班という方たちがいて、変換はそこでやっていただける仕組みになっています。ぼくはテキストと画像データだけ渡せばいい。すると担当の方がタグを貼り、技術班がPDFとEPUBに変換してくれるのです。この二つの形式さえあれば、とりあえずパソコン、iPhone、iPad、kindleで読むことができる。この辺を任せちゃえるってのは、ちょうラクチンです。もちろんさまざまな形式の本をがんがん変換していくシステムだから、レイアウト上の制約はありました。でも、ぼくはもともと雑誌でも「デザイン先割り」(写真の位置や大きさ、文章の配置、キャプションの位置などがすべて先に決まっていて、あとで文字をぴったり当てはめるやり方)の仕事が得意なので、とくに気になりませんでした。それより気になったのは、液晶画面のことです。

3、電書フリマに来られるお客さんの多くは、たぶんこの電書をiPhoneで読むだろうと思いました。次にパソコン、iPad。キンドルはまだまだ少数派。iPhoneはすごく高性能で素晴らしいデバイスだとは聞いていましたが、あれは電子ペーパーではなく、目に光が直接あたる液晶画面です。ぼくはパソコンでさえ、長い文章を読んでいると目が疲れたり、頭に入ってこなくなることがあります。あの大きさ、液晶画面で、約3万字(改行や空白は含まないので、新書一冊の半分強くらいかな)の本を本当に読み通せるんだろうか。auユーザーのぼくには、それが分からない。正直いって、自信がない。

4、Tさん、Yくんは「ぜんぜん読めますよ」といってくれたんだけど、彼らは20代のケータイ世代。しかもいち早くスマートフォンを手にするくらいITにも適応しているとんがった若者なのです。それが一般的な感覚なのか、イマイチ信用できません。というわけで、41歳のおっさんなりに納得するため、渋谷の茶亭・羽當にiPhoneを持ってきてもらって、打ち合わせをしました。

(続きます)

(告知) この後日談をベースにした
「あとがき2.0」的なアレを
アプリ「電子書籍を出してみたよ」アップデート時に追加することにしました。
お楽しみに!

 denshisyosekiwo.jpg
 iPhone/iPadアプリ「電子書籍を出してみたよ」
 AppStore商品リンク→こちら

 

Posted by tekigi1969 at 14:38 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年11月21日

●「電子書籍を出してみたよ」はこうやって出したよ1

1、13日に発売したカナカナ書房初のiPhone/iPadアプリ
 「電子書籍を出してみたよ」ですが、
  現在なんとAppStoreブックカテゴリ5位になってます。
  びっくりです。ありがとうございます。
  せっかくのチャンスなので、もっと上を目指したいところです。

 denshisyosekiwo.jpg

2、このアプリでは
  “kanji crossing”を出した経緯について書いています。
  その後、なにをしていたのか。どうしてiPhoneアプリが出たのか。
  そういえばまとめていなかったので、書いてみます。
  後日談、というかけっこう現在進行形の話です。

3、“kanji crossing”を出したのは今年の5月。「電子書籍を出してみたよ」を読んだ方は実数をご存知でしょうが、あれはちょっとずつしか売れていません。ほんのちょっとです。それでも在庫を抱える倉庫があるわけじゃないので維持費はいりません。制作費もちょっぴりなので、紙の本よりも、どっしり構えることが可能です。もしかしたら、amazon.comで買い物ができる世界100カ国のどこかにこの本がブレイクする安住の地があるかもしれない。それで、ちまちまとtwitterで英語でつぶやいてみたり、少しでも売れるように、facebook(海外で人気のあるSNS)にファンページをつくったり、1日500円ずつweb広告を出してみたり、ということをやっていました。

4、「電書フリマ」について聞いたのは、そんなころでした。ゲームクリエーターの米光一成さんがやっておられる電書部(電子書籍部)が主体となり、電子書籍をあえて対面販売しちゃおうというイベントです。電書とカジュアルに呼ぶのもミソで、7月に予定されていました。“kanji crossing”のとき、唯一キンドル端末を持っていたYくんが彼らと交流があり、「出しましょうよ」と誘ってくれて、電書部メーリングリストに参加。オンラインで買うことが当たり前のように論じられている電子書籍を、あえてわざわざ出かけていって売る・買う。このみょうな取り組みがどういうことになるのか、ちょっとおもしろそうだぞと思ったのです。

5、参加してから、気づきました。フリマに出せるコンテンツがない。“kanji crossing”は海外向けの内容だから、日本人が読んでもちっともおもしろくないでしょう。ぼくがいままでに出した紙の著書を持ってくる手もあるけれど、まだどれも絶版ではないから、出版社さんとの交渉・契約が必要になる。一日限りのフリマのためにそこまでするのは、ちょっと面倒です。

6、じゃあ書いちゃえ。このBLOGの記事を基に「キンドルで本、出してみたよ」を1週間ほどでまとめることにしました。最初は技術的なことにもきっちり触れて、実用的につかえるようにしようかと思っていたんです。でも、やめました。そういう入門書っぽいつくりは、ぼくがこれまで仕事でつくってきた紙の本と同じになっちゃうからです。せっかく好きなようにやれる機会なんだから、「本ってこういう風だ」という感覚をあえて排除して、さらっと楽しんで読めるような本にしようと決めました。その代わり、徹底的にスピーディに読めるようにする。この一点にこだわることにしました。それなりの文章量を液晶画面でストレスなく読み通せるようにする。自分なりに文体や構成を工夫し、脚色のない青春小説のようなドキュメントのような何だかよく分からないモノを目指してみました。自分のことだから、取材はいりません。

(たぶん続きます)



Posted by tekigi1969 at 07:58 | Comments [7] | Trackbacks [0]

2010年11月15日

●iPhone/iPadアプリ出しました

1、iPhone/iPadアプリ
 「電子書籍を出してみたよ」を発売しました。
  いまなら発売記念キャンペーンで半額の115円です。
  iPhone、iPadユーザーの方、よろしくお願いします。→こちら

2、このBLOGに書いた電子書籍関連記事をまとめて
  電書フリマで限定販売した「キンドルで本、出してみたよ」を改訂・改題したものです。
    表紙はこんな風↓です。
  ともだちのfronさんが描いてくれました。
  制作・発売元は株式会社ラクティブさん。
 denshisyosekiwo.jpg

3、もし気に入っていただけたら
  レビュー・評価なんかもしていただければ幸いです。

4、Phone、iPad、どっちも持っていないぼくは
  じつはこれをまだ買えない・読めないのは、ナイショです。

Posted by tekigi1969 at 18:12 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2010年07月24日

●カナカナ書房の動画

ぼくがひとり勝手にいっている
”電子書籍のインディーレーベル”カナカナ書房ですが、
デザイナー藤本珠乃さんがつくってくれた
レーベルのキャラクター”そらむしくん”がなんと動くようになりました。

最初にまず動かしてくれたのはカメラマンFさん。
↓こちら
 

これを見た
福岡の映像作家・石川亮介さんが、PVをつくってくれました。
↓こちら
 

ありがとうございます。
ポイントは触覚と足の動きにあるみたい。

こういうモノがあると、
ただ自称してるだけだったレーベルが
けっこう立派に実在しているような気がするから不思議不思議。
いや、看板だけにならないよう、本も出しますけどね。

Posted by tekigi1969 at 06:24 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年07月16日

●「電書フリマ」に参加します+追記

1、明日7月17日(土)、渋谷・吉祥寺・京都でおこなわれる「電書フリマ」というイベントに「キンドルで、本出してみたよ」(古田靖著)という電子書籍を出品します。
 主催する電子書籍部さんの公式サイト→こちら

  kindlede.jpg
 ↑
 これが表紙。手作り感が売りです。


2、内容は、このBLOGで書いている「キンドルで本出してみようと思います」を加筆したものです。文字総量は3万字ほど。改行・画像含めて原稿用紙に換算すればきっと100枚近くになるけど、一気読みできるように書いたつもりです。内容紹介用のサンプル版を、パブーで無料公開しています。
 こんな本なのですよ→「キンドルで本、出してみたよ(無料サンプルバージョン)

3、明日販売する本編の価格は200円。でも10冊以上まとめ買いすると、すべて1冊100円になるらしいので、ご興味ある方は、ぜひお越しください。 ↑の公式サイト左上の「刊行予定作品」をクリックすると、すごいラインナップが揃っているのですぜ。

4、ぼくも当日昼間は渋谷にいる予定です。その以降も周辺でビール飲んだりしているような予感がするので、 遊びに来てくださいね。

5、それにしても対面で電子書籍を売る現場ってどんなふうになるのだろう。楽しみです。

6、カメラマンFさんが、カナカナ書房の動画をつくってくれました。
  ロゴのキャラクター「そらむしくん」が動いてます。すげえ。感謝。
  なんか、いい使い道はないかしらん。

 

Posted by tekigi1969 at 14:03 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年07月04日

●こんなことしてますよ

更新が滞ってしまいましたが、
カナカナ書房やぼくは、ちょこまか動きまわっております。
最新情報を書いておきます。

1、7月17日に渋谷・京都でおこなわれる
  「電書フリマ」というイベントに新しい電子書籍
  「キンドルで、本出してみたよ」(古田靖著)を出します。
  イベントの詳細はこっち→電書部

  このBLOGで少しずつ書いている
  「キンドルで本出してみようと思います」を大幅に加筆・修正し、3万字ほどにしたものです。
  当日の販売にはぼくは関わらないと思いますが、
  渋谷近辺に一日じゅういるつもりなので、ご興味ある方は遊びにきてください。
  ついでに買っちゃってくださったら、ものすごくうれしいです。
 kindlede.jpg
 ↑表紙です。

2、電子書籍の作成・販売プラットフォーム”パブー”さんで、
  「小麦粉発酵ベーグル指南書」
  という本を書き始めました。 こちら→「小麦粉発酵ベーグル指南書

  じつはこの本、7月4日現在、まだ書きかけです。終わってない。その代わり無料。
  文章を書いたり・修正したりする過程を公開しながら
  進めていったらライブみたいでおもしろいかなぁ、という単なる思いつきです。

  読んでくれたひとから文字の間違いを指摘されたり、
  友だちが見かねて表紙をつくってくれたりしながら、少しずつ進めております。
  最後まで書き上げたら、少しのあいだ無料公開してから、値段を決めるつもり。
  もしよろしかったら、ときどき、のぞいてみてください。
 bagelmini.jpg
 ↑こちらが表紙。

3、わたくし古田靖の著書「アホウドリの糞でできた国 ナウル共和国物語」の
  続編になる(かもしれない)企画ができました。
  いま、単行本を出版するために動き始めたところです。こちらは紙の本。

  まだどうなるか分かりませんが、
  必ず実現しようと思っておりますので、楽しみにしていただければ幸いです。
  (ちなみに企画は2つあります)

4、5月に出したキンドル本”Kanji Crossin”を海外に向けて宣伝するため、
  世界でいちばん多くのひとがつかっているというSNS”Facebook”に
  カナカナ書房のファンページをつくってみました。 → こちら
  (Facebbokに登録していなくても閲覧できます!)

 kanjicrossing.jpg
 Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)

  このSNSはシステム自体がけっこう外国人なので使いづらいかもしれませんが、
  英語・日本語交えながら
  おっかなびっくり、最新情報を更新しておりますので、適宜、よろしくおねがいします。

5、がんばりまーす。

 
Posted by tekigi1969 at 16:20 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年05月27日

●キンドルで本を出してみようと思います8

(「キンドルで本を出してみようと思います7」の続き)

1、表紙撮影用のTシャツにつかう漢字は「煌」にしました。遠くからみると1字だけど、よくみると本文中に登場する小さな漢字が並んでいるというデザインはSちゃんのアイデアです。渋谷駅近くのカフェで打ち合わせしたときには、もうすでにイメージがアタマのなかにあったらしい。海外の読者さんも見たことがありそうなハッピーな漢字もあれば、あまり紹介されない(と思われる)悪い意味の漢字も全部出てくる。そういうモノぜんぶをひっくるめて「きらめく=煌めく」なのじゃ!という解釈は、ぼくの後付け。でも、気に入っています。

2、晴れた日曜日に、公園で撮影決行。モデルになってもらった女の子のご両親、兄弟勢揃いで、念のために持っていったレジャーシート、うちの奥さんに焼いてもらったケーキが役に立ちました。ぼくらはおもに子守りをしてるばっかりで、肝心の部分はここまで「出番ないねえ」と言っていたカメラマンFさんにお任せって感じ。Tシャツは気に入ってもらえたみたいなので、そのままプレゼントしました。

 kanjicrossing.jpg
 Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)
 ↑
 そうやって撮った表紙がコレです。
 表紙のデザインは、デザイナーのMさん。
 今日発売されたiPadでも買える&読めるはずですよ。

3、カナカナ書房のロゴ(これです→紹介記事)もできたので、twitterのアカウント(@kanakanabooks)をつくってみようと思いつきました。そのプロフィールを書くときに、どうしようかとちょっと迷ったのです。出版社という体裁をもっているわけじゃないし、プロジェクトという言葉も字面がちょっとゴツイのでなんかイヤ。それで、ふっと思いついたのが「インディーレーベル」という表現でした。

4、この計画をはじめたころ、ネットの音楽誌で「ケイイチ鼎談」なる記事を読んだんです。鈴木慶一 さん、渋谷慶一郎さん、曽我部恵一さんの3ケイイチが昨今の音楽業界を語っていました。いろいろな問題や思いがそこにはあるんだろうけど、鈴木慶一さんの「ゼロ年代は幸せだったよ。」という発言に、ぼくはすごく意表を突かれたんですよ。詳しくは記事を読んでもらえば分かると思いますが、大筋としては、CDがかつてほど売れなくなったいま、全体として動くお金は小さくなったけれど、その代わりに個人オフィスで身軽に音楽に集中できる環境になった、というようなことがだいたい語られています。もちろん、このお三方は知名度もあるし、才能もあるからやれるのかもしれないけれど、ぼくは「音楽業界は厳しくなっている」という一面的な知識しかなかったから、このイメージはすごく新鮮でした。

5、このことがなんとなくアタマに残っていたところに、twitterで知人のミュージシャンnoroっちが、誰かのこんな発言をRT(retweet)しているのを見かけました。「1人、1レーベル」。おおおーっ!とぼくのなかのナニカがつながった気がして、カナカナ書房を「電子書籍とかをつくるインディーレーベル」と自称しようと即座に決めちゃいました。まだ、ひとりよがりのぼやーっとイメージに過ぎませんが、これからコンテンツをつくっていくことで、それが具体的で説得力のある実体になっていったらいいな、と思っています。

6、関係ないけど「ひとりよがり」って、よく考えるとちょっとエロイ言葉っすね。

(まだ続くと思います)

   
 ↑今年に入ってからぼくが編集協力した本です。
  どっちもおもしろいですよ。

Posted by tekigi1969 at 18:52 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2010年05月24日

●キンドルで本を出してみようと思います7

(「キンドルで本を出してみようと思います6」の続き)

0、ボヤボヤ経緯を書いているうちにモノが出ちゃいましたが、まだ続けますよ。

 kanjicrossing.jpg
 Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)
 ↑
 これを出すまでの話です。

1、バタバタしながらも、4月のはじめには、本の全体像ができました。ふと気づいたのは「そういえば出版元の名前がないじゃん」ということ。それまではみんな何となく「キンドル計画」とか「漢字本計画」なんて呼んでいたのです。そこで、ぼくが思いつきの名称案をメーリングリストに送ったんだけど、これはまったく不評。次にTさんが外国人にも受けそうなカッコいいのを考えてくれました。みんなにもすごく好評。でも、これは「カッコよすぎて口に出していうのが恥ずかしい」というぼくのワガママで保留にさせてもらいました。

2、ワガママをいったのは「せっかくだから今後もつかえる名称にしたい」という気持ちがあったからです。やってみて分かったことなのですが、じつは、みんな電子書籍にはすごく興味を持っていたみたい。立場や知識によって、いろんな考え方や期待・不安はあるんだろうけど、「おもしろそう」「何かやれそうだ」という気分は共通している。だから「キンドル本をつくってるよ」と話すようになって、いろんなひとから「こういうことってできないのかな」と言われる機会が多くなっていました。音楽をつくっている知人(キンドルにはmp3を再生する機能がある)から相談があったり、ゲームをつくっているひとが興味を持ってくれたり、将棋の高段者の方が「海外向けに本つくりたい」と言ってくれたり、などなど。

3、だから「一冊キリじゃもったいないな」なんて気分になっていたのです。他にもできることがあるかもしれないし、大したことができなくっても「キンドル本出すのってカンタンそうじゃん」と、いろんなひとが「出版」と「自分」を地続きに感じてくれたら、それだけでも楽しくなりそう。(実際、たぶん多くのひとがすぐにできちゃうと思いますよ)それで、今後ためにも覚えやすい・言いやすい名前にしようと、「カナカナ書房」と決めました。

4、表紙の構想は最初の打ち合わせで決まっていました。本に登場する漢字をつかったTシャツをつくって、それを着ている様子をカメラマンFさんに撮影してもらう、という寸法です。ぼくが以前やっていたクラブイベントでDJをしてもらっていた、グラフィックデザイナーのSちゃんがTシャツデザインを引き受けてくれました。オリジナルTシャツってのは、デザインさえつくってしまえば、1枚単位からネット経由で注文できる&2週間くらいで届くんですね。念のために2枚つくりましたが、数千円しかかりませんでした。ちなみに、このお金が、交通費・飲食代以外では"Kanji Crossing"製作につかった唯一の出費になりました。

(まだ続きますよ)

Posted by tekigi1969 at 17:51 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年05月22日

●キンドル本のサンプルを読むには・買うには

前回のエントリーで書きましたが、
amazon.comのkindleストアより、
Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)
という本を出してみました。

いちおうこれは全世界で買えるはずで、
キンドルの専用端末がなくても、PC、mac、iPhone、iPad等で読めるのですが、
日本ではまだちょっと敷居が高そうな感じです。
とくに、ぼくのように英語に苦手意識があると、ちと及び腰になってしまう。
というわけで、ここでカンタンに無料サンプルの落し方と本の買い方の概略を書いておきます。
(もっと詳しく知りたい方は、検索すればいろいろ出てくると思います)

1、まずamazon.comにいって、興味のあるキンドル本を探す。
  もし差し支えなければ、せっかくなので
  ぼくらのつくった”Kanji Crossing”を開いてください。

2、パソコンからアクセスすると、
  右のほうに「Try it free Sample the beginning of this book for free」
  という項目が出ているはずです。これが無料サンプルへのリンクです。
  ここにある「send sample now」ボタンを押すと、
  アカウント入力を求められます

3、アメリカのamazon.comと、
  日本のamazonでは、それぞれ個別に登録しなくてはいけないようです。
  初めてアメリカのamazon.comを使う方は、
  あらためて、登録して、サインインしてください。
  (日本のamazonと同じアカウントにしても問題ないようです)

4、キンドル本を読むために必要なソフトを落とすように求められると思います。
  windowのパソコンだったら Kindle for PC
  appleのパソコンだったらKindle for PC
  iPhone、iPod Touch、iPadからのアクセスの場合も
  それぞれに適応したソフトを選んでインストールしちゃってください。
  無料です。

5、「please choose the device to receive your purchase」てなメッセージで
  さっき入れたソフトを選択して、continueボタンを押せば落ちてきます。
  落としたソフトを開けば、サンプルが読めるようになっています。
  ここまではすべて無料です。

6、「よっしゃ、これ買ってやろうじゃねえか」と思った場合は、
  buy nowボタンを押しちゃってください。
  アカウント画面になるので、さっき入力した情報をいれます。

7、すると今度は住所とかの入力画面が出てきます。
  電子書籍はデータを配信するだけなのですが、
  これもどうやら入力しなければいけないようです。
  住所(address)の1行目(line1)は、丁目・番地が先。
  住所(address)の2行目(line2)に、アパート・マンション名などが来るそうです。
  Cityには市、Stateに都道府県を入れます。
  電話番号は、011-81-(または+81-)を最初に付けて、市外局番の先頭の0をとる。

8、配送先(といってもモノは移動しません)が、
  クレジットカードの請求書が来る住所と同じかどうか聞かれます。
  適宜ご判断してください。ぼくはyesにしました。

9、「Continue」をクリックすると、クレジットカードの入力画面です。
  この辺は日本のネットショッピングと同じです。
  必要事項を入力して、料金の請求先の住所を選んで、
  注文内容を確認、確定すれば、購入完了です。
  ほんの一瞬で本の内容がすべて落ちてきます。

以上、ざっくりとですが、こんな風にすれば読めます。買えます。
日本のamazonで買い物をしたことのあるひとなら、
けっこう直感でイケちゃうのではないでしょうか。

最初はちょっと登録が面倒ですが、
実際に買ってみると、あまりのあっけなさにびっくりしますよ。

ご興味ありましたら
ぜひ一度お試し下さい。

 kanjicrossing.jpg
 Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)
 ↑
 できれば、これで。

Posted by tekigi1969 at 18:38 | Comments [190] | Trackbacks [0]

2010年05月21日

●カナカナ書房のキンドル本、出ました

キンドルで本を出してみようと思います」というタイトルで
このBLOGにちょこまか書いている
カナカナ書房第一弾キンドル本が出ました。
てか、ホントに出せちゃいました。

 kanjicrossing.jpg
 Kanji Crossing :wearing kanji style in your life (Kindle Edition)
 ↑
 これです。

商品紹介ページの右側に
「send sample now」というボタンがあります。
これを押すと、無料サンプル(全体の約10%ほど)が読めます。
キンドル本はkindle専用端末がないダメと思っている方が意外に多いみたいですが、
PC、mac、iPhone、iPadでも読めますよ。

内容は、アメリカの読者さん向けにつくった
漢字のルックスを楽しむためのスタイルブックのようなものです。
教科書的な本ではあまり紹介されないような悪い意味の漢字や
外国の方でも発音しやすく、名前につかえる漢字なども紹介してみました。
付録では、全米50州の漢字表記表なども付けています。

日本人からみると、見慣れた漢字の本でしかないのと
こちらからアクセスするとkindle本は2ドル加算されてしまうので、
(アメリカでの定価は4・99ドルです。
 日本からアクセスすると自動的に通信費?が加算されて6・99ドルと表示される)
ちょっとオススメしづらいのですが、日本からもちゃんと買えます。

「せっかくだから買ってもいいよ」
なんていう方がもしおられましたら、わっしょい!もちろん大歓迎です。
この機会にぜひ電子書籍を試してみてください。

念のため、
買い方などについてものちほど改めて書きますね。

この本をつくった経緯・顛末についても
引き続き
「キンドルで本を出してみようと思います」7以降で書いていくつもりです。
適宜、宜しくお願いいたします。

   
 ↑今年に入ってからぼくが編集協力した本です。
  こちらは日本のamazonさんから、紙の本で届きます。

Posted by tekigi1969 at 06:12 | Comments [4] | Trackbacks [0]

2010年05月13日

●キンドルで本を出してみようと思います6

(「キンドルで本を出してみようと思います5」の続き)

1、本の中身をつくるのと併行して、デザイナーのMさんは電子書籍用のデータをつくる準備をはじめてくれました。電子書籍用のデータというのはepubという形式にするのが一般的だそうです。だけど、amazonのキンドルはちょっと違う。html、mobi、doc、txt、pdfに対応していると書いてあるんだけど、実際には、amazonのなかにある、キンドル出版用のサイト「Digital Text Platform」にデータをアップロードすると、なんか謎の独自形式に変換されちゃうようなのです。ぼくはこの辺ぜんぜん分からんちんだったので、「勝手に変換してくれるなら任せちゃえばいいじゃん。楽じゃん。ほっほー」と思っていたんだけど、これがけっこう曲者でした。

2、キンドルのDigital Text Platformにはプレビュー機能が用意されています。アップロードしたデータがちゃんと表示されているかは、これで確認できるという寸法。でも、表示がおかしなことになったとき、どうしてそうなったのかがイマイチよく分からないことがあるのです。しかも変換の過程が不明なので、直接は直せない。アップしては「この辺がわかってもらえてないのか」と想像して、修正して、プレビューして、また直す。という地味な作業を繰り返すことになります。こんなのは、日本語→英語→スワヒリ語を通訳を何人も介して会話するみたいなもので、すごく疲れそう。結局、ネットで実体験された方の記事をあれこれ読んでみて、どうやらhtmlでつくるのがいちばん「変換されてもヘンテコリンなことになりにくそう」ということが分かりました

3、もうひとつ困ったのは、表示の確認です。本の場合「実際に印刷されたあと、狙ったとおりの色や雰囲気になっているか」を確認するために最後に「色校」などの校正作業をやります。ぼくはぜんぜん知りませんでしたが、webデザインの世界でも、これは同じだそうです。「実際に使われる可能性のあるあらゆる端末に実際に表示させてみる」という確認作業をおこなうんです、とあとでtwitterで教えていただきました。(すごく大変らしい)キンドル本はいまのところ白黒ですが、それでも解像度やら階調(まっ黒からまっ白になるまで何段階表現できるか)といったモノがあります。だから、これをやりたい。あらゆるパソコンをチェックすることはできませんが、せめてアメリカで普及しているキンドル専用のあの白い端末での表示は確認しておきたい。ところが、Digital Text Platformのプレビュー機能はweb上でしか動作しません。HTMLやPDFのデータを直接専用端末に読み込まる手もありますが、実際に販売されるときに読者の方がつかうことになる形式ではないのでちょっと不安です。

4、これについても、twitterで、Mobipocket Creatorというソフトをつかったらいい、という提案をいただきました。これはPDFなどの文書ファイルをケータイで読めるように変換するフリーソフトなのですが、どうもこのソフトのファイル形式(mobi)がキンドルの謎の独自形式にすごく近そうだ、というのです。詳しいことは分かりませんが、ともかくそういうことみたい。それで、このソフトをつかって、表示確認をすることにしました。ぼくは使い方がイマイチ分かんなかったので、Tさんに変換をお願いし、白いキンドル専用端末を持っている某出版社のYくん(彼ともtwitterで知り合いました)に送信。実際にデータを読み込んでもらい、その結果を逐次報告してもらいました。

5、このあたりは興味のあるひとが多そうなテーマかもしれません。ただ今回はMさんに任せきりにしちゃっていたので、じつをいうとぼくはまだあんまり分かっていません。できれば後日、詳しくきいて、ちゃんと理解したうえで、あらためて報告したいと思っています。

(もうちょっと続きます)

 kanakana2%EF%BC%88%E5%B0%8F%EF%BC%89.jpg
 ↑
 カナカナ書房ロゴの別バージョンです。

Posted by tekigi1969 at 15:36 | Comments [6] | Trackbacks [0]

2010年05月11日

●キンドルで本を出してみようと思います5

0、まずお知らせ。おもに電子書籍的なアレとかコレをつくってみたりする、本のインディーレーベル的なソレを目指すカナカナ書房(kanakana books)のtwitterアカウントができました。
  こちらです→@kanakanabooks
まあ、つぶやいているのは、ぼく(@tekigi)なのですが、もしご興味あればフォローしたり、しなかったりしていただければ幸いです。キンドル本も近日中にご披露できると思います。

 kanakana.jpg

(「キンドルで本を出してみようと思います4」の続き)

1、2月末に打ち合わせをして、本の企画内容を決定。まずコンテンツを4名(ライター、編集者、出版社営業)で分担して、日本語で書くことにしました。それをとりまとめて、英語の堪能な編集者Aさんに送る。Aさんの奥さんはアメリカ出身なので、ご夫婦で翻訳&表現チェックをしてもらおう、という流れです。

2、このキンドル計画のいちばん大きな目的は「電子書籍づくりを、実際にやってみると何が起こるのか」を知ること。そのへんのアレコレが共有しやすいように、メーリングリストもつくりました。原稿はわりにスムーズにそろって、すぐに翻訳に移行。そのあいだに手が空いているひとたちでタイトルを決めちゃおうと思ったんだけど、これがちっともアイデアが出ません。

3、理由は英語のボキャブラリーがぜんぜんないから。内容から連想できる単語さえ4つ、5つくらいしか出てきません。できるのは、それの前後を入れ替えることくらい。とくにぼくは英語が苦手で、辞書片手になんとか読むくらいしかできないのです。そのことをうっかり忘れて、アメリカの読者をターゲットにした本をつくろうと企んでしまったのでした。Aさん夫妻には本文の翻訳作業をお願いしていたし、しかも売り上げ未定&もしかしたらかなりの確率でタダ働きという状態なので、できるだけ負担をかけたくない。そのときに、ふとtwitterで昨年暮れからよく会話もするようになっていたTさんを思い出しました。この方は英語でもつぶやいているし、文章も上手い。何のお仕事をなさっているのかすら知りませんでしたが、思い切って協力をお願いすることにしました。そしたらなんと快諾!しかも翻訳やwebにもけっこう詳しいという圧倒的僥倖!

4、Tさんに概略を説明し、メーリングリストに招待したところ、すぐに詳しい解説付きで複数のタイトル案を出してくれました。どうやらあちらの本では、短くシンプルなタイトルに、長めのサブタイトルをつけるのが一般的とのこと。そのスタイルに沿った、とある案がみんな気に入りました。Aさん夫妻も「いいですね」と納得。というわけで、タイトルが決まりました。導入部の文章もぼくが日本語で書き、Tさんに仮翻訳をしてもらい、Aさん夫妻が修正するというカタチで進められたのです。

(たぶん続きます)

   
 ↑今年に入ってからぼくが編集協力した本です。
  どっちもおもしろいですよ。

Posted by tekigi1969 at 17:22 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年04月16日

●キンドルで本を出してみようと思います4

(「キンドルで本を出してみようと思います3」の続き)

1、なかなか更新ができないので、現時点でのキンドル本進行状況を書いておきます。

2、3月末のpublishを目指していましたが、結局間に合わず。(このあたりのことは、またあらためて書きます)その後、コンテンツはほぼそろい、翻訳作業も完了。あとは表紙をつくって、レイアウトの調整・確認などが終わればいよいよ完成という段階です。4月中にでるかな、どうかな、というところ。

3、出版元の屋号は、「カナカナ書房」(英語表記 kanakana books)。グラフィックデザイナーの藤本珠乃さんにロゴもつくってもらいました。こちらです。
 ↓
 kanakana.jpg

4、これからどうやっていくかはぜんぜん未定だけど、この名前でもあれこれおもしろいことができたらいいなあ、と思っています。まずは一冊出さなくちゃですね。やってみますよー

(たぶん続きます)

   
 ↑昨年出したぼくの本です。

Posted by tekigi1969 at 07:05 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年03月20日

●キンドルで本を出してみようと思います3

(「キンドルで本を出してみようと思います2」の続き)

1、「キンドルで本を出してみよう」。決めたはいいけど、中身がないまま一ヶ月。

2、いちばん早いのは、すでにできあがっているコンテンツを、そのまま翻訳して、キンドルに移植すること。それで、アメリカにアピールすることでメリットが得られるコンテンツってなんだろう、と考えて、そういう可能性のある知り合いに打診してみました。例えばイラスト、カタログ、パンフといったもの。でも「どのくらいメリットがあるか」が分からないので、積極的に、誰かを巻き込もうという気概がわかない。てか、自分のとれる責任の範囲がみえない状態で、安易にひとが手がけたコンテンツを扱うことに抵抗がある。

3、ある企画を思いついたのは、2月になったころでした。大したアイデアじゃないし、売れるかどうかは分かんないけど、最初に設定した制約・条件はクリアできそう。なにより「オレらだけで作れそう」な企画です。こういうとき、ぼくが頼りにするのは仕事をしたことのある編集者さん。まずAさんに話してみたら「あ、いけますね」。以前クラブイベントを一緒にやってた友だち編集者Yくんも「いいっすね!やりましょう」、ぼくの本を何冊か担当してくれている編集者Tさんにも好評で、具体的なアイデアももらいました。


4、思いついちゃったんだし、やっちゃおう。いよいよその気になって、手伝ってもらいたいひとに声をかけました。「ギャラは売れ行き次第(タダ働きの可能性を含む)」というポンコツ企画にもかかわらず、意外なくらい「いいね」とみんなに快諾してもらえました。2月の末に打ち合わせをすることになり、某編集プロダクションの一室に集合。

5、当初のメンバーは編集者数名、デザイナー、ライター、カメラマン、出版社営業さんといった顔ぶれでした。その後、最終的な英語の確認をアメリカ人の方にやってもらうことになり、さらに翻訳担当、グラフィックデザイナーさんなどが加わっています。会社もジャンルもぜんぜん違う方々なので、ほとんどが初対面同士。

6、この打ち合わせはぼくにとっては不思議な感じのする時間でした。なんだろう、この妙な感じは、と思って、ふっと気づいた。ライターであるぼくが、編集さんやらデザイナーさんを集めて本をつくる、というのはたぶん初めてだったからなのです。とはいえ、ここまでやってしまって、逃げるわけにはいかない。てか、もったいない。

7、あとははしりながら考えればいいや、と開き直ることにしました。意見を出しあって、全体像をその場で決定。作業分担と大まかなスケジュールを決め、出版目標を3月末にしました。印刷会社さんのスケジュールを押さえる必要がないので、〆切はなくっても構わないのです。でも「決めないとズルズルいくよ」と編集者さんたちは口をそろえる。そういうものなのね。 最初の日本語コンテンツは4人で分担してつくる。それを突き合わせて、決定したものを、翻訳にまわすという手順にも、それぞれ〆切を設定することにしました。

8、こうしてスタート。最初に困っちゃったのは、意外にも、タイトルでした。

(たぶん続きます)

   
 ↑昨年出したぼくの本です。

Posted by tekigi1969 at 18:05 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年02月27日

●キンドルで本を出してみようと思います2

(「キンドルで本を出してみようと思います」の続き)

1、「写真集的なのはキツそうだった」と前回書いたんだけど、出しちゃう手もじつはありました。キンドルは、キンドル専用端末以外に、パソコンのディスプレイで読むこともできるし、iPhoneで読むためのアプリも無料で用意されている。だから、フルカラー・高解像度の電子本をつくっても、そっちでならきれいに表示されるのです。それで、ちょっと迷いました。

(参考)ちなみに、アメリカのamazon.comでアカウント(メアド・パスワードのみでOK)をつくって、kindle for PCをDL&インストールすれば、専用端末がなくても、パソコンからキンドルの感覚を体験することができます。キンドル本にはたいがい無料のsample(数ページ程度)が用意されているので、それをドカドカ落として自分のweb本棚に並べて、立ち読みすることもできます。ここまでなら無料です。iPhoneでも可能。この「本棚をつくる」感覚が、自分でも意外なほど新鮮でした。

 日本語を画像として取り込んでいるコンテンツもすでにあります。
 AOZORA Finder Rock →こちら
 Peach Boy MOMO & MIKAN version vol.1 →こちら
 Ten Nights' Dreams by Natsume, Souseki →こちら
 上の二つは漫画作品で、いちばん下は夏目漱石「夢十夜」。

2、でも「専用端末できれいに表示できないアイテム」は、最初から読者を狭めてしまうことになるかもしれない。『トイレではゼッタイ読めない本』をつくるようなものというか、そういう潔くないアレを感じたので、今回は止めることにしました。やはり専用端末でしっかり読めることを前提にしたい。

3、これにはもうひとつ理由があって、あの白黒の専用端末に興味があったんです。あれには電子ペーパー(Eink)という技術がつかわれているそうで、これは自分では発光しない表示形式。光を直接目で見ることになる液晶画面とはまるで「読み味」が違うのでした。これまで「パソコン画面は長い文章が読みにくい」と感じていたので、この方式に興味があったのです。

4、てなわけで、白黒・低解像度と決めました。決めたはいいけどまだ中身がない。それで英語の堪能な編集者Aさんに相談しました。彼はアメリカで好まれそうなコンテンツのアイデアを出してくれて、それを自分で翻訳してもいいと言ってくれました。でも、ぼくはあんまり乗り気になれなかった。自分ができることがなさそうだから。「おもしろいですね。協力できることがあれば言って下さい」と答えることしかできない。

5、併行して、デザイナーのMさんにも相談。彼女は出版関係のひとではないのだけれど、データ的なあれこれが分かる。実際にキンドル本を出している漫画家さんのサイトなどを見て「これならできそう」と快諾をもらいました。興味ももってくれて、デザインもやってみたいとのこと。もちろんギャラは売り上げ次第でいいと言ってくれた。

6、でもまだ中身がない。「あ!」と思いついては、ひとに話して「うーん、でもさ」と言われる感じで一ヶ月うだうだ。なにしろ売上がまったく見えない状態でのチャレンジなので、迷惑をかけるひとは極力減らしたい。ああ、自分で絵がかけたらなあ、英語で文章が作れたらなあ、と生まれて初めて思いました。

(たぶん続きます)

   
 ↑
 こんな本もつくっております。
 紙、といえば、左の表紙カバーは馬糞紙だったりします。
 「糞」つながりというのもあるけど、手触りがおもしろいんですよ。

Posted by tekigi1969 at 18:34 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2010年02月25日

●キンドルで本を出してみようと思います

1、久しぶりの更新です。

2、いきなりなのですが、キンドル本をつくってみることにしました。友だち数名と一緒に3月末発売に向けて、動きはじめたところです。英語で書くとkindleで、アメリカのamazonがやっている電子本とか電子書籍とかいわれているアレです。

3、文章を書いてごはんを食べている身としては、この辺のアレはけっこう気になるところです。それでtwitterやらでいろんなひとの発言・ニュースをみていたのですが、そのうち「一度やってみないと分かんないな、こりゃ」という気分になっちゃいました。期待する面も不安になる部分も、「やっぱり紙の本と書店が好きだ」という気持ちもあるんだけど、予測と希望ばっかりためこんでもドコにもいけない。いずれどこかの依頼で関わることになるにしても、その前に感覚を知っておくのはきっと損にはならないはず。てか、おもしろそうってのがいちばんおおきい。

4、キンドルがおもしろいのは、アメリカのamazon.comサイトにあるDTP(Digital Text Platform)というサイトに登録すれば、誰でも出版ができちゃうところ。必要事項を書き込んで、データをアップロードして、「publish」ボタンを押すのみ。審査を経て、OKならば、そのまま売れるらしい。こういう感覚で本を出版するというのはどういうものなんだろう。

5、ただし相手はアメリカ人で、しかも新しいサービスだから、いろいろハードルがある。「日本語フォントがつかえない」「画像として日本語も表示できるけど、画面の解像度がイマイチらしい」「専用端末が白黒表示」「手続きのあれこれが英語」「おもな読者はアメリカ人になりそう」というあたり。だから、コンテンツがまるごと画像として取り込めるマンガを出版するなら速攻でできそう。実際に同人誌作家の方々の作品が、すでにいくつか並んでいる。

6、でもぼくは絵が描けないし、英語もほとんどできない。だから、誰かの協力がいる。

7、そう考えて、もうひとつ大きなハードルがあることに気づきました。キンドルで商品を売ると、売上の35%(小切手)がもらえるらしいんだけど、それがどのくらいの金額になるのか事前にまったく判断がつかない。これまでは出版社さんだったり取次さんのような存在が「将来の利益」を見込んで事前にお金を負担してくださっていたんだけど、ここには、そういうものがない。

8、というわけで、最初のキンドル本をつくるにあたっての方針と目的が自然にできました。方針は「できるだけ少人数で、コストをかけずに、とにかく一冊作ってみる」ということ。目的は「とにかく一冊つくってみて、その作業手順・売れ方(売れなさも含む)・売上金額を今後の判断基準にしよう」ってな具合です。これなら、ほら、大失敗したって「そういう経験ができた」といえるし、イザとなったら「オレにいわせりゃ、ありゃダメだね」とかいおうと思えばいえちゃうし。

9、最初に話したのはカメラマンFさん。英語ダメ&絵ヘタクソな自分がやるには、画像コンテンツをつくる能力のあるひとの協力が必要だと思ったからです。これに短い文章をつけるくらいなら、きっと自分にもやれる。パソコンをつかった画像加工にも詳しいFさんは「儲けはないかも」という話にも「おもしろそうだからいいじゃん」と乗り気でした。でもキンドルの専用端末はモノクロ。解像度の面も弱く、検討の結果、写真オンリー本はまだキツそうだった。

(たぶん続きます)
   
 ↑昨年出したぼくの本です。紙の本もいいですよね。
   宜しくお願いします。

Posted by tekigi1969 at 18:44 | Comments [0] | Trackbacks [0]